ミドリ色の屋根は永遠に~René Simardに首ったけ~

ルネ・ファンのルネ・ファンによるルネ・ファンのためのルネ・ブログ シマ姉のルネ・データ・バンク

スーパーアイドル ルネ・シマール物語

2014年12月14日 | ルネ・シマール物語
 今回紹介いたしますのは、少女漫画雑誌「プリンセス」1975年2月号(新春特大号)に掲載された「アイドルスターシリーズ第1弾」「スーパーアイドル ルネ・シマール物語」です。

 この頃、芸能雑誌や少女漫画雑誌に、人気のあるスターの経歴が漫画化され、定期的に掲載されていました。描いている作家の絵柄や実力、知名度も様々でした。

 ルネについては、ルネとアグネス・チャンが表紙を飾った芸能誌『月刊明星』1974年10月号に掲載された、水野英子先生の『ルネまんが履歴書がよく知られていると思います。ルネを初めとする実在の人物たちの特徴や、仏系カナダであるケベックの雰囲気がよく捉えられていました。
 この掲載号は、編集者が直接カナダまで取材に行ったグラビア記事や大型ポスター、ルネがカラーページで紹介された歌本も付いて、ルネ・ファンにとってのお宝満載号でした。現在でもインターネット・オークションで定期的に出品されています。「ルネまんが履歴書」は過去ログで紹介していますので、そちらでご覧ください。
※過去ログ「ルネまんが履歴書」参照
http://green.ap.teacup.com/rene_simard/167.html

 前置きが長くなりました。

 「スーパーアイドル ルネ・シマール物語」が掲載された少女漫画雑誌『月刊プリンセス』は、秋田書店から1974年12月に創刊されたばかりでした。そのため、発刊当時、私はこの雑誌のことも、「スーパーアイドル ルネ・シマール物語」のことも知りませんでした。インターネットを始めてからヤフオクでその存在を知ったのですが、少女漫画雑誌のためか、発行部数が少なかったためか、今まで4度程しか出品されていません。
 創刊当時、秋田書店は、他の出版社に対抗する少女漫画雑誌を作ろうと力を入れていたのでしょう。著名な漫画家や実力のある新人を起用していました。「アイドルスターシリーズ」も戦略の1つで、スターの知名度を利用して売り上げを伸ばすための一大企画だったのだと思います。ルネを第1弾として企画したのも、ルネが第3回東京音楽祭世界大会でグランプリとフランク・シナトラ賞を受賞し、ルネ・ブームの真っ直中だったから。表紙と1ページ目がカラー、表紙を含めて29ページというのは、少女漫画雑誌としては、かなりの期待を込めてのことです。また、ルネのセミ・ドキュメンタリー映画「Un Enfant Comme Les Autres-普通の子供-」が「ルネ・オン・メロディ」として公開されることも視野に入れていたのでしょう。

 「スーパーアイドル ルネ・シマール物語」は、やましたかずみ原作、森村あすか先生による漫画です。前出の水野英子先生版と比べると、金髪碧眼にあこがれていた当時の日本の少女たちが好んで読んだ、外国を舞台にした「少女漫画」そのものです。カラー・ページのルネが金髪に描かれていたりします。さらに、登場人物やルネの家、生活の様子も、かなり少女漫画風にアレンジされています。29ページもあるため、縮小版にしてあります。読みにくいと思いますが、画像をクリックしてご覧ください。

※wikipedia「月刊プリンセス」参照
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%88%E5%88%8A%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%BB%E3%82%B9 

アイドルスター・シリーズ第1弾
symbol1世界中に幸福をおくる!!
         天使の歌声をもつルネの物語

 スーパーアイドル
     ルネ・シマール物語









 少女漫画風のルネはいかがでしたか?

 Amazon.co.とiPotでルネの全曲集GOLDEN☆BEST limitedルネ・シマールが1曲でも購入できるようになりましたので、ルネの曲を楽しみながらご覧いただけたら幸いです。
コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« TV番組"Qui êtes-vous?" | トップ | シングル「愛の翼をひろげて... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (年友)
2014-12-16 15:54:17
シマ姉さま

今年もあと半月ですね。
『月刊プリンセス』ありがとうございます。
これは、初めて見ます。
今更ながら、ルネ人気はすごかったのです。

ルネのファミリーヒストリーは興味深く
読みました。
日本ではかなり遡れますが、ルネの出自も
素晴らしいものです。
フランスの内陸からケベックに来て
水先案内人になったりしているのですから・・・

『白き処女地』探してみようかしら。

ルネのCDダウンロードは、RIKOさんをシェアさせていただきました。なんだかうれしくて。みんなが聞いてくれますように~

ナルの『朝までナタリー』はさびの部分が
歌えるので、当時聞いていたのかな~

今年もありがとうのお礼を言わせてください。
あと何回かアップされるでしょう!
ほんとに、重箱の隅?楽しく見てます。
ありがとうございます!

返信する
Unknown (shimazaki_rune)
2014-12-17 17:50:54
年友様

今年もルネのカナダでの活動から目が離せない
1年でしたね!
来年はデビュー45周年を迎え、新しいアルバムも
発売になるし、当ブログもついに開設10周年目を
迎えるし、まだまだ頑張らないとね!!
重箱の隅記事で突っ走りますよ~っ!(爆★)
見放さずにおつきあいくださいね!!
返信する

コメントを投稿

ルネ・シマール物語」カテゴリの最新記事