ミドリ色の屋根は永遠に~René Simardに首ったけ~

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カナダ大使館蔵「小さな大使」

2006年06月26日 | ルネ・シマール
 ルネの日本での活動を記録したドキュメンタリー映画が、東京のカナダ大使館に所蔵されています。


小さな大使」(”Le Petit Ambassadeur”)
        (”The Littiest Ambassador”)
 16ミリフィルム
 26分47秒1975年度作品

 カナダ大使館フィルム・ライブラリー蔵
             
 フレンチ・カナディアンの少年、ルネ・シマールが歌う(「FILM CANADA カナダ映画カタログ1977」37頁より)

<解説>
 Reneの日本での活躍を綴るドキュメンタリー・フィルム。
 東京音楽祭世界大会においてグランプリ及びフランク・シナトラ賞を受賞し、一気にアイドル・スターとして日本でブームを巻き起こしたRene Simardの天使の歌声と共に彼の活躍と、日本の建築物の美、伝統芸能を見る。


 ルネの来日がなくなり、日本のファン・クラブ「メープル・メイツ」が閉鎖。カナダの「ファン・クラブ・ルネ・シマール」も活動休止になった1979年。ルネの情報を求めて行ったカナダ大使館で偶然見つけたものです。
 カナダは多民族国家。イギリス系が大半を占め、次にケベック州を拠点とするフランス系が多い。だから仏系カナダ人のルネはどちらかと言えばケベック州のアイドル。カナダ大使館に行っても、英語圏の情報が主流で、ルネの情報は映画のこと以外全く得られなかったのでした。

 それでもルネの映画を見つけたのは大収穫!16ミリ・フィルムの免許を持っていないと借りられないのに、当時学生だった私は諦めきれず、先生を頼りに大胆にもフィルムを借りてしまいました。貸出期間は1週間。当時フランス語を教わっていた先生のカナダの神父仲間がルネのいとこと知っていた私は、見せてくれそうな先生に、

「○○先生の知り合いのいとこが出てるんです!!」

と言って頼み込んで見せてもらいました(笑)。
 当時はまだ8ミリ・フィルムが主流の頃、私はせめて音だけでも残したくてカセットで録音しました。もちろんそれは今でも私のコレクションの1つです。それよりも、私は1回しか見ていないのに、先生方ときたら、その後何回かそのフィルムを上映して楽しんでいたらしい・・・・(泣)。

 私は、もう一度カナダ大使館に借りに行き、今度は自分の手で上映したくて、就職してから何年か後、念願の16ミリ・フィルム映写機の免許を取得したのでした。それはまだ実現していませんが、16ミリ・フィルム映写機って今でもあるのでしょうか?!長年の夢実現のためには、それが一番の難関です。それよりも、カナダ大使館は火災にあって移転したのですが、このフィルム、まだあるんでしょうね。・・・・不安!
 
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