ミドリ色の屋根は永遠に~René Simardに首ったけ~

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ルネと「時代」と「コース」

2011年03月12日 | ルネと中一時代
 東北地方太平洋沖地震の余震がまだ続いておりますが、ルネ友のみなさまはいかがお過ごしでしょうか?

 昨夜は地震による停電で真っ暗な中、ラジオの地震速報を聴きながら、延々と続く余震に不安な一夜を過ごしました。辛うじて家具は倒れなかったものの、棚の上のもの等が落ちて散乱した部屋を片付け、布団が敷ける状態にし、取りあえず布団にくるまって過ごした眠れぬ長い夜。ラジオからは次々と入ってくる地震の被害状況。実家や知人と連絡を取りたくとも電話は通じず、朝が来るのがこんなに待ち遠しかったことはありません。
 私の車は、職場の瓦屋根の建物の前に止めていたため、瓦が落下してフロントガラスと右のドア・ミラーが大破。ボンネットは無事だったので車は動くのですが、割れたガラスが危険だからと、上司の指示で、昨日は、近くに住んでいる同僚に送られて帰宅しました。義父の車を借りて息子を迎えに行くと、学童にはおらず、上履きのまま上着を着る暇もなく避難し、他の子どもたちと一緒に校庭で家族の迎え待っていました。職場の上司が一足早く帰してくれなかったら、息子は日が暮れて冷えてきた校庭で、延々と迎えを待っていたことでしょう。今日は職場の片付けは免除していただき、家の片付けや買い出しで過ごしました。夕方になって電気が復旧したので助かりましたが、昨日送ってくれた同僚の家は新築のオール電化だったため、昨夜は車のエンジンをかけ、車の中で過ごしたそうです。
 電気が復旧しても、実家や上司とは連絡が取れず、地震で倒れていたパソコンとメールを確認すると、カナダのジゼルさんから日本のメンバーを心配するメッセージが入っていました。また、今回の記事は事前に期日指定投稿に設定していたためにアップされていました。この文章は、電気が復旧してから追記しています。けして日本の現在の状況も考えずにアップしていた訳ではありません。

 東北地方太平洋沖地震で亡くなられた方々のご冥福と被災者の救出、被災地の一刻も早い復興をお祈り申し上げます。


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 昭和50年度の「中一時代」の年間購読予約でもれなくもらえるプレゼントは「中一手帳★タレント名鑑つき★」と銀色の万年筆に「Reneルネ」の文字の入った「ルネ・シルバー」でした。
 旺文社の学習雑誌「時代」シリーズはイメージ・キャラクターがカナダのスーパー・アイドルルネ・シマール山口百恵で、それに対抗する学習研究社の「中一コース」はアグネス・チャン。購読予約特典は 同様に「アイドル百科」と白色でプラスチック製の万年筆でした。


 学習研究社は実験道具等の付録が魅力の「科学」と「学習」という雑誌を小学生から学校を通して販売していましたので、続けて「コース」を購読するように宣伝していました。中学生の雑誌から始まる旺文社の「時代」シリーズの方は、それに対抗して、新たな読者を取り込むための色々な企画を立てていたようです。内容については、インターネット上で私が読んだ記事を見る限りでは、「コース」の方がおもしろいという意見の方が多いように思いますが、私は「時代」を定期購読していましたし、ルネ・シマールを知ったのも「時代」でしたので、私は生粋の(?)『時代派』でした。

 しかし、旺文社の『中一時代』から『高二時代』は1991年に廃刊。現在、月刊誌は『螢雪時代』のみ出版。学習研究社の『中学コース』は 1999年に廃刊。『科学』と『学習』も、『小学5年生』と『小学6年生』も昨年廃刊。絵本に興味が出てきた頃から学習雑誌に親しんできた私は、とても寂しく感じるとともに、子どもたちの興味関心の移り変わりに不安さえ覚えます。

 現在、「表現の自由」の名の下に様々な雑誌や小説、映画やTV番組が氾濫し、選択は個人に任された状態です。昨年6月に東京都が提出した東京都青少年健全育成条例改正案に対し、日本ペンクラブ、日本シナリオ作家協会、日弁連、東京弁護士会、社団法人自由人権協会などが続々と反対声明を表明して話題となりました。私は「表現の自由」も大切だと思う反面、不健全図書や、子どもが見る時間帯に放送する番組の内容をもっと規制するべきだと常々思っていましたので、東京都の改正案は極端な条例かも知れませんが、諸手を挙げて賛同はできぬものの、全く反対とも言い切れません。私が子どもの頃、ルネも出演したザ・ドリフターズの『8時だョ!全員集合』は子どもたちの教育上よろしくない番組の筆頭でしたし、少女漫画にもタブーがありました。私はアニメ・漫画世代で今でも好きです。しかし、親としては子どもの読書離れや次々に進化するゲームやバーチャル・リアリティーの世界にどう対応していって良いものか、戸惑ってしまいます。…少々堅い話になってしまいました。


 『ルネ手帳』、中一手帳のタレント名鑑は、中学生には馴染みのない往年の大スターが入っているけれど、外国人スターはカナダのルネ・シマールのみ。「中一コース」の方はブルース・リーやピーター・フォークといった外国人スターが載っています。ルネ・シルバーはTeikin(帝国金ペンKK 現在は帝金株式会社)製で、「コース」の方はパイロット製です。ちなみに現在の帝金は、万年筆とは全く関係のない車止めを製造、施工する会社になっています。さすがに対抗するライバル社のインクは使えませんよね。カートリッジインクはセーラー使用でした。


▲旺文社「中一時代」の『ルネ手帳』と『ルネ・シルバー(万年筆)』


▲学研の「中一コース」の「定期購読特典」アグネスの「人気スター名簿つき手帳と豪華万年筆」


▲こちらは1976年の「中一時代」の年間購読特典 イメージ・キャラは山口百恵 対する「コース」は桜田淳子


 読者獲得を懸けて二社が作り上げた年間購読特典、あなたならどちらを選びますか?



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 第2回オフ会「Rene Simard au Japonとシャトー・シマールを楽しむ会」の開催日(ゴールデンウイーク中)と場所が決定いたしました。mixiのコミュニティー「ミドリ色の屋根のルネ・シマール」で参加者を募集しいています。今回も那須でお泊まりですが、宿泊場所は前回と違います。「詳しい内容を知りたい」、また、「参加希望」の場合は、掲示板「ルネ・シマール日記」の「シマ姉BOX」にメッセージを入れてください。参加申し込み締め切りは3月20日(日)です。


 今現在、東北地方太平洋沖地震の被災地への個人での物資支援は受け付けられていません。救援物資を募っている団体を見つけましたので、記載しておきます。募金の他に、下記の品物があったら送ってください。

<その1>
アジア太平洋子供救済センター この指とまれ

〒501-6273
岐阜県羽島市小熊町2の365

・受付期間:3月18日必着
・受付援助物資(全て新品でお願いします)
 ・大きめのタオル
 ・紙おむつ
 ・生理用品
 ・ウエットティッシュ
 ・せっけん
 ※ 仕分けの手間を省くために、1品目を1箱に入れ、
  何が入っているか明記して送って欲しいそうです。
  送り主も書いてください。

<その2>
東北地方太平洋沖地震に伴う災害援助物資提供のお願い

http://www.snowpeak.co.jp/info/2011shien.html

〒955-8616
新潟県三条市三貫地958
株式会社スノーピーク 災害援助物資受付係
 ℡0256-38-1110

・受付期間:2011年3月14日~3月31日
・受付援助物資として必要なもの
  ・テント
  ・シュラフ(寝袋)
  ・インナーマット、銀マット
  ※ 援助物資送付シートがございますので上のアドレスに
   アクセスしてプリントアウトしてください。

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