ミドリ色の屋根は永遠に~René Simardに首ったけ~

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完全スケジュール同行記③

2006年12月16日 | ルネの活動記録
 1974年第3回東京音楽祭世界大会のために来日したルネ完全スケジュールが、ケイブンシャのニュー・ソング・ブック臨時増刊号「スーパーアイドル ルネ」に掲載されました。ルネがグランプリを受賞し、一夜にして日本のアイドルになった19日間の来日スケジュールと、通訳として同行した道上雄峯氏の同行記を紹介いたします。

 前回は、第3回東京音楽祭世界大会当日と、グランプリ受賞により一夜にして日本のアイドルとなったルネの、その後の3日間の活動の様子を紹介しました。今回からは、殺到する取材やTV出演を快く受けて活動するルネの様子がお分かりいただけます。懐かしいTV番組や雑誌もたくさん出てきて、当時の様子がうかがえます。


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◆7月4日(木)
  
 9:00
 ホテル出発。

 9:30
 NHKTV入り。102スタジオにてリハーサル。

12:15
 NHKTV”お昼のプレゼント”に出演。

13:00
 原宿ティファニーにて昼食。

14:00
 中一、二時代誌取材

16:00
 後楽園遊園地にて女性自身誌取材

17:45
 少女フレンド誌取材

 ルネグランプリ受賞以来、取材の申込みが殺到!スケジュールを調整してみても、どうしても、一日に幾つもの取材に応じなければなりません。それにしても、ルネは、大したもので、そんな仕事すべてに喜んで応じます。この日、私は通訳として初めてテレビに出たのですが、その前に、ルネの方から「大丈夫だから、心配しないでね」と言われる始末。

◆7月5日(金)
  
11:15
 報知新聞取材

13:00
 ホテル隣の増上寺にて女性セブン誌取材

14:00
 カナダ国営テレビ会社、インター・ヴィデオによる撮影。ホテルから音羽の椿山荘へ。

 インター・ヴィデオは、カナダで一番大きなテレビ会社の一つです。ルネ・シマールが日本に行くということは、すでに、すべてのカナダの新聞雑誌に報じられたことで、インター・ヴィデオ社も、ルネ一行と同じ飛行機に乗り込んでやって来ました。日本のルネという特別なフィルムを制作するためです。一行5人。インター・ヴィデオのお声がかりでTBS映画社から、日本人技術者が付けられました。今さらながら、ルネ・シマールが、カナダでは、いかに大スターであるかがわかります

◆7月6日(土)
  
 8:45
 ホテル出発。

 9:00
 東京12チャンネル”ザ・ロンゲスト・ショー”リハーサルのため、スタジオ入り。

10:15
 週刊明星誌取材

11:00
 週刊平凡誌取材

14:00
 セブンティーン誌取材

15:30
 12チャンネル、”ザ・ロンゲスト・ショー”に出演

18:00
 12チャンネル、”ガッツ・ヤング”ビデオ取り。

 ルネは、まめに衣装を変えます。この日のように、一日に何度かテレビ出演する時、撮影のある時には、必ず二、三着の衣装を持って出ます。ジーンズの上下や、自慢の白い皮の上下、そんな衣装ですが、来日の時に、20着の衣装を持って来たという位です。

◆7月7日(日)
  
10:30
 東京プリンスホテル出発。
 豊島園へ。ケイブンシャと、インター・ヴィデオの取材のため。

12:30
 豊島園にて取材
 第三京浜を通って横浜へ。

17:30
 ドリーム・ランド着。

18:00
 エンパイヤ・ホテル着。

 この日は日曜日。本来ならば、ルネの休日というはずでした。と言うのも、カナダでは、13才の子供に、休日なしに一週間働かせるということは許されていないからです。たとえ本人が承知でも。
 そこで、この日は、遊びを兼ねて取材。と云っても、ごく内輪の人たち、インター・ヴィデオと、アルファ・ミュージック関係の人だけでした。
 東京プリンスホテルから豊島園まではマイクロ・バス。ルネは、大勢の友だちの中で、大はしゃぎ!ふざけてレスリングをしたり、歌ったり。マイクロ・バスの中で「アリュエット」と言うフランスの古い民謡を全員で歌いました。
 ドリーム・ランドに着いたのは、もう暗くなった頃。閉門まで30分しかありません。それでも、ルネは、すぐに遊園地の中に飛んで行きました。豊島園はもちろんのこと、ここにも、ルネのファンが居て、サインを求めたり、握手をしたり・・・

※ インター・ヴィデオが撮影していたフィルムは
 ”RENE SIMARD AU JAPON”。
※ ルネ一行が歌った「アリュエット」はルネが
 「スター家族対抗歌合戦」に出演した時も歌いました。
 日本では『八百屋のお店に並んだ品物見てごらん 
 よく見てごらん 考えてごらん♪』という歌詞で
 歌われています。
コメント (1)
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