柴田典子の終活ブログ「エンディングノート知恵袋」

エンディングデザインコンサルタント柴田典子のブログ。
葬儀に関わらず「賢い老い支度」として終活全般のお話もしています。

葬儀費用は高い?でも体験すると妥当と感じる!

2013年11月14日 | 世の中
葬儀費用はいつでも高い、不明瞭、と言われています。

「自分の葬儀に望むことは?」と聞けば
いつもトップは
「葬儀費用はかけなくていい」で
次が
「家族だけで送って欲しい」です

それを反映しているように
葬儀への不安を聞くと
「葬儀費用」が一番で
「準備しておくことは?」
「葬儀の手順は?」
などがいつも上位に並びます

今の葬儀費用平均は
葬儀代金、布施、香典返しなど全部含めて
約190万円くらいだと思います
香典を収入と考えると
遺族負担はたぶん130万円くらいでしょうか・・・

ところがもう少し詳しく見てみると
葬儀を体験しなかった人たちは
葬儀費用は高いし不明瞭と思っていますが
葬儀を実際に喪主や遺族として体験した人達は
「妥当」
「このくらいはかかる」
と、納得している人が大半です

短時間の間に準備に取り組む葬儀社の社員
何度も打合せに足を運び
思いもかけない事態が起きても即座に対応し
多くの人達に気配りをする

料理もそれなりの品揃えがあり
返礼品も見栄えが良くなった
霊柩車もハイヤーもマイクロバスの人も親切

全てにサービス体制は他の業種より高度になりつつあります


という情況を確認できると
「イヤー、大変な仕事だ」と納得して頂けるのだと思います
葬儀の料金が全部葬儀社分ではないこともわかります


ところが未体験者にはそこは解り辛いところです


もし、体験者でも「高過ぎる」と感じた人は
葬儀社が納得して頂ける仕事をしていなかった
と、言うことに通じるかもしれませんね