The Last ward from Southen Cross to my future

目の前にある林檎は本当に林檎なんだろうか。その林檎は腐っているから林檎だって気づかないだけかもしれない。

ハワイはいいとこ、すっと死ぬまで住みたい場所。

2008-11-08 01:06:20 | Weblog
オバマ大統領(ほぼ確実だから)はハワイ出身だそうだ。
さて、貿易については、日本企業は大半が先の貿易騒動で米国内に工場を作りそれで雇用確保もしているから、バッシングはあまり影響はないと思う。
日本との関係もまんざら悪くないとも思うんだが、民主党だからなぁ、という点だけだ。まあ、これだけ国民から支持されればあのヒラリーだって大騒ぎはできないだろうしね。

さて、ハワイには多くの日本人移民が入植して開発したという実績がある。なにせ、産業なんてのは軍の基地か観光しかなかった土地に一応パイナップル、サトウキビだったかは大半がこの日系人が開発した。
ところで現地で生活すると二世部隊の方が米国に貢献したので有名だと思う。
それが日本人は忠誠な民族という神話も作った。自分が世話になっていた日系一世の家では、三世はあまり日本語がわからないから、いつもおばあさんの相手をしてこの二世部隊の耳タコ状態で聞かされていた。真珠湾攻撃の被害としては、自分も受けたしなぁ。たぶん、今更日本への恨みってのはないと思うよ。むしろ、昔の日本人はまじめで勤勉、国家に忠誠心を持つ民族と言われていたから、現代日本の人とのギャップは相当のもんだと思う。

いや、そういえば来月は12月だなぁ。寒いと行きたいとは思っても冬のハワイだけは嫌だ。さすがに今では真珠湾攻撃の日だからっていじめられることはないと思うんだけど、日本人だと恐怖はある。つまり日本が攻撃したおかげで日系の二世部隊と言われた人たちがまさに日本の神風じゃないがほぼ全滅して戦況を優位にしたって点なんだよ。一世はまだ日本人だし、当時は天皇様に朝挨拶するような明治生まれの人ばかりだけど、二世はハザマ。通称Bananaといわれたそうだ。外は黄色だけど中身は白い。つまり米国人ってことだ。それもこの二世部隊のおかげでの評価だ。戦争は、当事国だけじゃなくて、そこにいる元自国の民までも巻き込むんだ。
日系米国人に日本人はいじめられる日ってのが自分の感想だった。
そしてはじめて戦争を身近に感じた日でもある。

スミソニア博物館でゼロ戦を見たときの感想で感謝の言葉を書き、原爆の展示ではF-word連発で感想を書いた。それでもまだ戦争は遠かったのになぁ。
まあ、3世あたりの同世代になると「今更戦争なんかなぁ。」という感じもあるんだが、それでも共に鬱になる日だ、とじっと家で飲んでいるしかない。
また、最近は回帰したようで、この日はすごいらいしい。

不思議なのはそれでも日本人は観光に行く。それも新婚旅行でだ。いや、歴史ぐらい知っていかないと、とつくづく学ばせてくれた。確かにその後はいく場所の歴史とか事前に調べるようになったしな、まあ、他人のふりみて我が振り直せってヤツ。

老後は住みたい場所でもある。ただし、火山もあるし、大津波がきても逃げる高台もあまりないから、津波嫌いの自分にはそれだけが問題だなぁ。あ、金もあるなぁ。
コメント
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