The Last ward from Southen Cross to my future

目の前にある林檎は本当に林檎なんだろうか。その林檎は腐っているから林檎だって気づかないだけかもしれない。

内閣改造ね。最後の最期まできっちり仕事するんだよね。

2008-07-31 23:07:17 | Weblog
内閣改造の発表があったようだ。最期まできっちり仕事してくれれば文句はない。
そもそも選挙だけの政策やパフォーマンスなんか現実の世界では不要だ。やるべきことをやっていただければ自分はそれでいい。結果がどうかは、仕事が終わるまでは批判なんかできないからだ。弱肉強食は地球上の生物にとっては真理だからだ。
生き残るかどうかは、自分たちで努力するしかない、というのは筋だし、それを批判していつまでも国家から金をしゃぶるという国民ばかりなら日本に未来はない。

なんせ手をつないで運動会でゴールする、なんて共産主義でも社会主義でもおめにかかれない理屈を正当化する国民だ。都合の悪いことはなんでも文句をいい、政治や誰かのせいにする。その姿勢や態度がこのような現状を産んでいることすら気づかない。

いっそ選挙権も年齢比例でポイント制とかにしたらいいと思う。人口比がどうしても年寄りに傾くということは、未来なんかどうでもいい人たちの意見が優勢ってことにも成り得る。国民に主権というが、そんな人たちの意見ばかり通るようなら、自分はやはり日本という国に魅力を感じることはできない。決してゆとり教育もいいとは思わない。少なくても世界で通用する力とはたかが英語ができて、有名大学を卒業するだけではないってことだ。

勿論、大工、畳屋、車の修理工場、バイク屋、町工場には、60歳過ぎても現役のスーパーじい様たちがたくさんいる。何がすごいかといえば、職人という言葉が相応しい仕事をする人たちだ。旋盤ひとつでもコンピュータ制御もかなわないぐらいに精密に使いこなすような人たちだよ。こういった素晴らしい人材は何故か金持ちにならない。でも、いい仕事をするから不景気でも仕事は耐えないはずだった。
何故、仕事が続けられないのか? ひとつは客が価値を理解できない。ふたつめは金の投資がない。文化の保護といいながらこういった人たちの技術を保護しない。
近代化して、道具も豊富になりある程度は誰でもそれなりの仕事ができるようになった。しかし、それでも職人の技術が必要な場面はたくさんある。飛行機や車の整備だってじい様たちの仕事はまさに完璧だったんだよ。ブラックボックスが増えてきてもそれでもどこが悪いのか不思議なくらいに見極める。そんな姿を子供時代から見てきた自分からすれば、今はなんといいかげんかと思うときが多々ある。勿論、自分もだ。

このじい様たちから学んだことはなによりも「最後の最期まで手を抜くな。」ということだ。コンピュータや事務なんて失敗したところで誰かの命を直接奪うこともない。しかし、飛行機や車の整備は螺子のゆるみひとつで多くの人命が失われるということだ。飛行機事故が発生したときのじい様はそれこそ、すごい顔してテレビを見てた。「なんでもかんでもマニュアルばかりで、自分がどれだけ責任のある仕事をしているかわかってない。」と怒ってたこともある。人間だからミスもする、なんてことは許されない仕事もある。医者も同じだ。職人はプロを越えていると自分は思っている。プロは金相当の仕事をすればいいだけだが、職人は金、つまり報酬を越える。

政治に職人を求めない。しかし、プロとして報酬相当の成果だけはあげるように仕事をして欲しいもんだ。それは決して現国民のみの利益ではなく、国家の利益を優先してという意味だ。外野が何を言おうが、結果は10年、30年後に出る。

最後の最期まで手を緩めないでがんばりぬいて遣り通して欲しい。
改革、革命なんて派手はことではないだろうが、確実に時代の流れで変わっていかなければ生き残れない。だかこそ、今、ここで変わっていく決心をしたのであれば、後はないのだから、最期まで志を忘れることなるがんばれ!

野党も同じだ。選挙のための政策ではなく、本当に日本の未来のために与党と戦いどちらの路線に未来の方向が決まるか、しっかり戦ってくれ。
自分たちのようなまだ30年、50年以上も未来がある世代は、この戦いをしっかり見て自分はどちらの方向を望むのか考える必要もある。同情や感情ではなく、冷静にしっかり考えてだ。弱者救済が可能なのは余力があるときのこと。石油という資源が枯渇した今、どこの国も余力はない。新しいエネルギを開発したもの勝ちともいえる。
だからこそ、開発をやめることはできない。同じように防衛も絵の餅の平和を信じるエセ宗教であってはならない。現実に即した防衛を元に議論を進めるべきだ。

さて、自分たちは外国人到来による職を失わないために自己啓発して、スキルをつけよう。通信教育でも夜学でも勉強はできる。毎日の努力をしないよりはした方がいい。継続は力だ。あきらめたものは負けるしかないが、最期まで努力すれば何らかの価値を自らの手で絶対に勝ち取れる。じい様やひいじい様の時代にできたことが、自分たちだってできないなんてことはない。



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貧乏と贅沢の違いって何?

2008-07-30 20:40:20 | Weblog
何よりも1日5万円という部屋代のホテルに泊まれるってのは、すごい!
出張でいってもそんな高いホテルに泊めてなんかもらえないってのに、官僚ってすごい。いや、やっぱ雇用差別撤廃して、一般的な常識を持った労働者を官僚にする必要があるんじゃないだろうか? それこそ、高齢者の元会社役員とか、社長の方がいいかもしれない。何故ならばこんな高い経費と成果のバランスを考えるといかに非常識かわかるからだ。それがわからない会社役員や経営者なら、その会社は倒産していると思う。

WTOで惨敗というが、自分はそう思わない。そもそも国民が輸入品や輸入されたサービスを欲しているんだから、仕方ないだろう? 農業生産物も国産がいいというなら、それこそ「国産農業を守るために、国産の野菜や米を買いましょう。」キャンペーンすればいいだけだ。それでも国民が安い輸入品を欲するなら、それはいくら国が将来の食料自給率を守るためといっても、止めようがない。つまるところ、いかに国民に食料の自給率が重要かをアピールできるかにかかっている。
海産物も同じだ。水産庁の誤算で、いまや日本の漁業は危機状態だと思う。
決して、燃料代だけの問題じゃない。輸入される海産物の価格や量を調整を間違えているから漁業の人たちの収入は高くならないんじゃないのか?

よく会社勤務の労働代と農業や漁業の収入を比較する記事があるが、これも正しい比較にはならない。何故なら、会社勤務の労働は休暇や労働時間など労働法で守られているが、農業や漁業は残業や休暇なんての守られない。正に成果主義なんだよ。
同じように個人商店もだ。最低賃金の底上げをしたって、彼らのような仕事には反映しにくい。だから税上の優遇でもない限りは誰も農業や漁業、個人商店を生業にしようなんて考える訳がないじゃないか?
組合って何のためにあるんだろうか? たんに文句いうだけのためじゃないだろう?
休業補償はどうなっているんだろうか? 官僚なんて生産高の管理すらできないのだから、国任せの農業や漁業なんてそれこそ将来の食料自給率をカバーするだめなんてのはどうも怪しい。米余りになると減反政策かぁ。それこそ、米はメタボ対策に最適とか、そういったキャンペーンをして、国民に食べてもらうことと、何よりも中間コストを削除して、生産者への収入を上げて、消費者への安いコストへの供給などの努力をしてるとも思えない。ここらあたりを考えていかないと生産高があがっても余るだけだよ。

自分は秋刀魚の甘露煮缶詰が大好きなんだ。海外旅行に行くときは持参もする。栄養もあるし、酒のつまみにも最高だから。海外では鯖のトマト煮とか水煮とかの缶詰もあるんだが、ホテルで醤油と砂糖、みりんを買って料理するわけもいかない。
官僚なんか海外出張しても豪華な食事ばかりでこんな缶詰のありがたさも知らないだろうから、たかが鯖缶、秋刀魚缶の需要なんか守ろうなんて思わないだろうなぁ。
この鯖缶の大半は外国製で日本製品は見たことがない。
鯵のたたき、鰯の刺身なんか日本でないと口にできない最高の魚料理なんだが、今やそういった青い魚は庶民の味ではなく高級料理になっている。イカそうめんもだ。
自分の祖父母の時代には、秋刀魚も鰯も毎日食べられるぐらい庶民の栄養源だったそうだ。コストだけじゃなくて、もしかしたら本当に時代と共にこれらの魚が取れなくなったんじゃないか、と思う。魚を食べない米国ですら脳にいいDHAは魚から取るってことで鮭やマグロがブームだし、サーディン(鰯)も週一回は食べようなんて広告があるぐらいだ。スペイン料理に鯖は欠かせないし、なにせうなぎの稚魚を油で揚げる(正確にはフライじゃないんだが)なんて料理もあった。韓国だって刺身みたいな料理があったと記憶している。だから、日本だけの問題じゃないと思う。

燃料代高騰は、日本よりも東南アジアで漁業をしている人には大打撃だと思う。
彼らには人力で船を動かすって力もあるとはいっても、日本人が好む魚を取れるのかはわからない。それこそ、日本も昔のように人力で船を動かし、魚を取るって時代になったのかもしれない。同じように農業も石油を使わない人や馬、牛に頼る時代になるかもしれない。誰だかがいってたように、農業か漁業作業を国民は義務として何年か労働する、といった法律が施行される可能性もまんざらSFともいえないなぁ。
将来のために虫と何とか仲良くなれるよう今から努力しておこう(苦笑。

公務員法をさっさと変えて、首にもできるし、雇用差別撤廃することで、無駄な官僚や無駄な処理プロセスをなくしてみてはどうだろうか? 専門職である警察や自衛隊などは別にして事務方は一度は農業、漁業に従事するなど公務員法に加えるのはいいんじゃないだろうか? マジに公務員が手本を示せば、民間企業もそれなりに雇用差別撤廃や農業、漁業従事のボランティアという国や国民のためになることも受け入れざる得ないんじゃないか? ここでのこういったボランティアに従事した人にはチケット制で安い価格で米、野菜、魚が購入できる、という特典をつければ国産食料のあまりも防げるだろうし、どうですか?

外国人の農業、漁業従事者だって給与は安いとしても食料が確実ならこれからの時代働く動機になる可能性もある。組み立てや工場業務ぐらいの労働で外国人雇用するのは反対だ。それこそ、高度技術があるか、高等教育を受け、研究開発に3年以上従事した経験があるなど、具体的に資格を示さないと本当に役に立たない外国人があふれることになる。たんにロボット的な労働のために外国人を招聘することには大反対だ。つまり収入が安いということは彼らは後に日本から自国への帰るための費用ですら貯めることができないからだ。そうなればずっと日本で生活するしかなくなるんじゃないのか? 実はこの逆が海外の日本人では起こっている。帰りたくても金がないから帰れないかぁ。誰だって追い詰められたら、それこそ犯罪は悪いなんてことは頭から消えるんじゃないの? こういった連鎖反応を防ぐのが国家の治安だろ。

外務省の官僚なんて外国でも贅沢三昧だし、海外での日本人にとってほとんど役に立たないと言われるのは、まさに今回のホテル代一日5万円という感覚だよ。
留学生が犯罪にあって領事館に相談いってもまともに聞いてくれないとか、海外で労働している日本人が病に倒れて金がないからと相談にいっても聞いてくれないそうだ。まあ、頼る方もどうか、と思うんだけど、それぐらい庶民には大使館や領事館の価値ってわかってない。同じように彼ら官僚も庶民の暮らしがわかってない。
捕鯨問題だって「日本文化のために」というが、日本文化を継承するために火事の火消しは消防署を使わないで昔の方法で対応するんだろうか? 
まさか、今問題になっている石油危機を予測して、古来からの漁法を維持している、なんて言うんじゃないだろうな?

本当に今の日本を象徴しているよなぁ。

魚も自分で釣りして干しておくか、甘露煮して冷凍するとか、野菜もレンタルの畑で作るとか、マジに考える時代だ。米だけは作れないから、どうするか?


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大企業での65歳以上の雇用や日雇い禁止だけでは不十分

2008-07-29 18:58:57 | Weblog
ワーキングプアは決して大企業で働く国民に起きているのではない。
派遣労働に対してはどうするんだろうか? 

さて、成果主義の否定が流行しているが、これは先にもいったように無駄な残業を容認する温床になる。決められた目標を決められた時間で達成できない者と達成した者が同じ評価というのが問題になる点を誰も指摘しない。みんなで手をつないでゴール、というとんでもない行動が通用するほどビジネスは甘くない。競争主義を取り入れない限りは、誰も一生懸命なんて仕事をする訳がないじゃないか。。。

成果主義で給与が安いと不満を言うならさっさと会社を転職すればいい。
もしかしたら、自分は自分で思うよりも成果が上がってないってのは真実だってことは本当にないんだろうか? アンケートだけじゃ判断できない。何故ならば、成果主義をどう思うかという質問でしかなければ、本当の成果と給与、成績の比較については誰もそれこそ評価できないことになる。

日雇い労働を禁止すると同時に派遣社員も厳しい規定で定収入確保させないとワーキングプアはなくならない。特に40歳、50歳の派遣社員はスキルアップのための教育も国レベルで実施しない限りは外国からの技術者導入と同時に彼らは首になる。
それぐらいにスキル差がある。外国はほとんどが成果主義だ。日本がもし成果主義でなくなるなら、本当にスキルのある外国人はこなくなる。屑ばかりのスキルなしを集めてどうするんだ? これは政界だけじゃなくて産業界にとっても重大な問題だろう? ワーキングプア対策とは、単に賃金の底上げだけじゃなくて、グローバル化に対抗できるだけのスキルを中高年につけさせることも必須だと言いたい。
これについてこれない中高年は残念ながらホームレスなりの覚悟をしてもらうしかない。今までのやり方では絶対に外国人の技術者には勝てないからだ。
しかし、この外国人技術者って、個人にその資格がなくても企業が認めて入国管理法の範囲、というとんでもない部分があった。え?じゃ、使えない技術者であっても企業が保証すればそれだけでビザを出すってことか?そりゃ駄目だってばぁ。まさに屑ばかりになる。即戦力にならない人材にビザを出すってことは本来の外国人労働者の招聘とはかけ離れたことにならないか?
インド人だからみんな技術者ってことはない。そもそも大学卒業証明書だって偽者がまかり通るため、先ずは面接でより具体的な質問をして、嘘がどうかを見極めるって常識になっている。あ、インド人だけじゃなくて、外国人だけじゃなくても。。
しかし、日本はいったいどうなんてるんだが。。。これじゃアジアからたくさんの人があふれるようにやってくるだろう。いや、言語習慣の違いだけじゃなくて宗教もあるんだが、さて、日本でたかが企業が彼らをちゃんと管理できるんだろうか?

はじめの一歩という意味であれば、よくやったと言いたいんだが、まだ実際に実施されてみないとわからない。理由は雇用差別にしても未だに残っているからだ。
いっそ、公務員の雇用差別撤廃ってのは、どうしてどこの政党も考えないんだろうか?公務員法を変えるだけの手間を面倒だというのか? 使えない公務員をそのまま雇用するよりはずっといいかもしれない。公務員を首にできない、これが大きな間違いであるってこと気がつかないなら、やはり日本の官僚は屑ばかりということになる。業務態度や成績によっては民間企業並みに首にすることで悪い体質は改善されると考えるんだがなぁ。どうして、これも政治家は提案しないんだろうか?
ちなみに公務員だってすべて同じとは言わない。しかし、公務という仕事を成果で評価できないなら、業務プロセスの問題だから、そこからみなおすだけで経費は削減できる。別に紙や電気を使わないだけが経費削減ではない。

今、どうしても変えなくてはいけないのは、○○だから変えられないではなく、○○だからどう変化すればいいのか、というポジティブな発想だ。それを前提で議論すれば、いいだけなのに、誰もが変えたくない、変わりたくない、と動かない。
日本が生き残れるかの瀬戸際に何を贅沢言っているんだがわからない。だから政治家は金持ちだとか、国民の生活がわかってないと言われるんだよ。
漁船に補填するのもいいが、なら魚の価格を上げればいいだけだ。冷たいようだが、魚だけなくてロジステックもメインはトラックだ。この燃料には補填しないのか?
流通の価格が上がれば、すべてのモノがあがる。これも鉄道との連携など検討することで価格を下げるなどの方法もある。しかし、魚については何故、補填に1000億円も出さないといけないのか? それほど日本人は魚を食べているのか? 米を食べないのにか? マグロなど猫餌になっているじゃないか。漁業についてもきちんと水産庁なりが見直しして、コスト対魚高量で検討した上で補填額を決めるべきだ。単純に選挙のためにこんな馬鹿な政策はやめて欲しい。魚だって輸入に頼ることはできるんだから、最悪はそれを利用すればいい。別にマグロを食べなくても人間生きていける。
カニや海老もだ。ばら撒き政策は辞めて欲しい。水産庁がきちんと管理していないおかげだからなぁ。そもそも捕鯨で無駄な金使ったんだから、まあ、我慢して魚はあきらめるしかない。

先ずは日本に居住している人口の何割が労働できるんだろうか? 次に労働できない国民の人口はどれだけいるのか。ここから最低食料が必要な人口数が出せる。
次に外国人の数。つまり日本国籍のない人。彼らが日本の経済に貢献しないならさっさと追い出すしかない。永住権にしても更新時期によっては更新しない、など政策が必要だ。別な言い方をすれば、国の益にならない高齢者などには国籍取得も制限するべきだ。これ以上老人を増やし、それを支える世代への負担を減らすべきだろう?
子供や労働できる年齢なら立派に日本の経済活動に利益をもたらすが、高齢者で労働できない場合は3億円以上資産を持っているなどでない限りは制限するべきだ。それだけのお金がかかるのだから、それを日本国家の公庫から負担するようになるなら認めるべきではない。外国人で日本人と結婚をしてDV被害に会い、生活保護を受けているなんて情報がインターネットで流れていた。もし、それが事実であれば、さっさと日本語と労働するためのスキルを教育して働いてもらうか、時限付の生活保護給付という制度を設定するなどしないと、働かない。まあ、国益である子供がいてその保護者というのならばそれは認めるしかないだろう。

ここまで義務を果たした国民が権利としての保護もまともに受けられないなら、これはさっさと日本という国を捨てるしかない。論理の筋も通らない国に未来はない。
差別のような待遇や本来のセーフネットを必要とする人に対応できない政策を推進する政治が通るなら、未来の日本は名前だけで国としての文化としての価値はなくなる。水と安全が無料といわれた日本は、決して悪い意味ではない。どこの国も実現できなかったことを戦後の日本は手にしたんだ。勿論、公害やら災害やらいろいろとあってもそれでも「水と安全はタダ」というのは変わらなかった。そして、何よりも年寄りが安心して暮らせる国だったはず。自分が子供の頃ですら「老人が増えて、年金はもらえない。もらえてもそれで生活はできない。」と大人に言われた。それはわすか数十年前だ。その間何もしなかったんだ。そのツケが今やってきただけだ。
だから、さっさとツケを払って、借金チャラにして欲しい。だから、無駄な金をばら撒くな!!!!


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自由を守るための規制、管理される政治による自由

2008-07-28 18:54:43 | Weblog
ネットカフェが規制されるようだ。携帯電話が普及しても、やっぱこの規制ってのはどうなんだろうか? いっそ、クレジットカードで使えるKIOSKインターネットなんてのを普及させたらいいんじゃないか? 
どうしてかというと、外で仕事をしているとモバイルで作業ということもあるが、一般人に取っては、モバイルキット持ってまでは出かけない。この規制は、もしかしたら携帯電話または端末を使うように仕向けるためか、と思ってしまう(苦笑)。

テロ対策や違法コピーうんぬんというが、そんなもんはカフェを禁止したってなくならない。犯罪の温床というが、日本でそんなテロとか犯罪の温床になるようなことがインターネットカフェで起きていたのだろうか? 出会い系ネットにしても、常識ある人なら閲覧しても自分が利用することはない。何故ならばこれはインターネットに限ったことではなく、電話やらいろんな方法があるからだ。

カフェが唯一の逃げ場だった人にとっては、悲劇かもしれないなぁ。
いまや自宅にすら自分の居場所がない。だから、マンガ喫茶やインターネットカフェが人気になるんだがなぁ。それをなくしたら、ホームレスなんてどうなるんだろうか?
ここまで規制するならいっそ政府が管理するインターネットカフェを作ればいい。
そもそも深夜を禁止というが、深夜労働している人に取っては、コンビニかカフェぐらいしか憩いの場はないんだよね。深夜労働をなくせ、深夜勤務代出せというのは優しいが、現実はサービス深夜勤務みたいに働く人々がいるのを知っているんだろうか?

規制する前に先ずはさっさと最適賃金の底上げなどの労働条件を生活保護費なみにしてからやって欲しいもんだ。これじゃますます自殺者が増えると自分は心配になる。
犯罪の温床なんて、どこでもあるのにここまで規制する政治家ってのは、やっぱ弱者をさっさと社会から排除するためとしか思えない。

自由を守るための規制は歓迎するが、管理される政治による自由は欲しくない。
規制した政治家たちの名前はしっかり記憶しておく。そして、絶対に自分はそういう力で国民を押さえつける政治家は支持しない。
青少年法もそうだが、あふれる情報の中からどの情報が必要かの選別も能力である。その能力がないから日本は情報戦に負けているんじゃないのか?
同じようにたかが匿名性のカフェによるメールや書き込みをトラッキングできないITレベルの低さを考えると、日本のITレベルは最低だといわざる得ない。
ハッカーの数や質が少ないのは、こういった管理された情報社会で育つからであり、別な面からすれば既存の情報システムから脱皮できない「よい子」しか生まれないからだ。プログラマにしても、他国よりずっとレベルが低い。管理や規制は新しい発明や文化を生むことを阻む可能性もあることを知らない。ここが米国やEUとの大きな違いで、単に表面だけ真似て得意になっている。忘れてはいけないのがゆとり教育の影響だ。それを同じことを規制により子供たちに影響を与えるってことだ。温室育ちの子供たちは荒野での生き残りでは生きてはいけないだろう。しかし、管理する側からすれば楽だから、というなら、そういった自分たちのおろかさを国民に押し付ける政治なんかまっぴら御免だ。

まあ、いつぞやも年金システムを簡単に作れるだろうといった馬鹿政治家もいた。
そもそもプログラムなんて最初の設計さえしっかりしているならば簡単なんだが、今の国会を見てもわかるように日々コロコロ意見も方向も変わる中で、誰がプログラムなんか作れるもんだろうか? それにアナログ式の人間が入力する処理ですら、データ入力値が正しいかも確認しないぐらいなので、そりゃまともなものなんか作れない。

韓国との関係だって、なんでまたここで揉めるようなことを推進するのか?
声を出せといっても、TPOがある。別に子供を洗脳しないくてもいいだろうに、馬鹿を越えて戦争を起こしたいために国民感情を政治家までが扇動したいのだろうか。
あの中国ですらガス田開発において、韓国分は残そう、と判断したんじゃないのか? まあ、日本の外交って本当に子供そのものだ。優先順位を考えての行動ってのかできないで行き当たりばったり。嫌になる。

国民の生活基盤を安定させないで、ひたすら規制をすればどうなるかわかっていない訳じゃないだろうに。もし、本当にわからないなら、そんな使えない政治家はさっさと政治家辞めてもらって、PTAやら評論家やらでわめくだけでいて欲しいもんだ。

久々に怒って疲れた。まあ、この怒りはしっかり選挙で反映させてもらう。
どうせ規制するなら、本当に国民のためになる最低賃金保証とかやって欲しいもんだ。金の問題を解決できないから、こんな規制でごまかそうとしているとしか思えない。CO2削減といういうならいっそ国会討論を芝生で行ってエアコンを使わないなど苦労してみるといい。この暑さでどれだけの老人や小さい赤ん坊が苦労しているのか、わかるはずだ。ライフラインの電気、ガス、水道ぐらいは無税にして、かわりに車により税をかければいい。車だってコミュータのようなシステムを村、町、区レベルに導入するだけでずいぶん国民もCO2削減もハッピーになれる。なのに導入すらまともに検討しないのは、自動車産業を重視するからではないのか?

自分は与党だけに怒っているのではない。野党も同じだ。口先ではいいことを言うが、結局選挙のためだけであり、選挙がなくてもなんとかしようという意気込みがない。政治は選挙のために存在するならば、それは既に日本の民主主義が崩壊したってことじゃないのか?本当に日本の舵取りをするならば、選挙を待たずにさっさと行動して欲しい。それが国民の意思だ。
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2019年のロスサンジェルス:Blade Runner

2008-07-27 11:12:50 | Weblog
シド・ミードが描いた2019年のロスは、雨の公害で暗い天候のロスだ。
そこに住むのは、なんと中国人、日本人、アラブ人たちで、様々な文化が入り混じっている。しかし、石油がない時代にさて、空飛ぶ車の動力はなんだったんだろうか?

レプリカントと呼ばれる人造人間を通して、「生きる」ということをテーマにしている映画であって、原作とはかけ離れているんだが、1982年後悔、ディレクターズカット、Final カットを3本を見比べた。自分が好きなのはマーケティング戦略でリドリー監督がしぶしぶつけたエピローグ付バージョンなんだ。理由は単純で、あの暗いロスから緑の高原にレイチェルと逃げて暮らすというデッカードの台詞に引かれたんだなぁ。
別にレイチェルが特別でなくても、暗いロスよりはずっといい、と思っただけなんだ。

NEXUS6の寿命は4年。彼らにはその4年間の記憶だけが自分というアイデンティーティを示す大事な宝というのも、映画の物語では重要な意味だ。レプリカントの作成者であるタイレル氏は「燃えるような人生の方がずっと価値がある。」という説明で、この4年という寿命を理解させようとするが、現実には安全のための寿命でしかない。

原作のDo Androids Dream of Electric Sheepのデッカードは、アンドロイドの中に人間らしさではなく、人間とアンドロイドの違いが何なのかわからなくなっていく過程がいろいろ描かれている。
ほかにも映画BladeRunnerの続編として、Blade Runner2,3 byK・W・ジーターがある。こちらはジーター版もなかなかいい。PKディックの時代から何十年なっている時代に書いたといっても、元が映画の続編となっても、立派にディックっぽさを表現していると思う。

キャメロンといい、リドリーといい個性が強い監督だと思うんだが、それでも観るものの心を何かしら引き付けるだけじゃなくて、心に何かを残す作品を作る。
自分はディックが好きなので、あえて、映画はディックっぽいさからは離れているとは思うんだが、それでもこの映画と2001年宇宙の旅は好きだ。
押井作品のGhost In the Shellもそうなんだが、人間を機械やサイボーグを通して語らせるのいうのがいい。人間が自分で人間を語っても、それはあまり意味がない。
何故なら地上において人間は最強の生物であり、支配者だからなんだなぁ。
機械、人造人間やサイボーク、はたまたミュータントより人類が正統な地球の支配者のような設定で物語が作られている作品が結構ある。
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苦手な人とも対話することがすべてがはじまる

2008-07-25 00:37:56 | Weblog
NLPとは、大変おもしろいコミュニケーションスキルのトレーニングだ。
人間は言葉だけではなくボディーランゲージと呼ばれる態度があるんだが、表情で相手の心の状態がわかるという心理学的な切り込みによるコミュニケーショントレーニングだ。

苦手な人ともこのメソッドを使えば、結構簡単にコミュニケーションできるもんだぁ、と実行した自分は感心した。いろいろ相手の心がわかるとかの本はたくさんあるんだが、昨今、職場での人間関係などで苦労することが多い。
理由は相手と自分の目線が会わないで、どこから話をはじめればいいのか、迷うからだ。NLPは言語や習慣にある程度依存するんだが、まあ、おおむね似たようなもんだ。
そりゃ人間同士だから感情表現がまったく違うってことはまずありえない。

さて、やっと北朝鮮側も対話する意思を公的に表現してくれるようになった。ありがたいことだ。これをまた、相手を悪のように決め付けるなら、交渉は決して成功しない。そもそも善悪の閾値というのは、文化や習慣、また立場で異なるからだ。
交渉するときのコツはお互いの目線を合わせることからはじまる。だから、相手が触れて欲しくない話題をはじめにもってくるのは、かなり相手の心が読めないと最初の段階で相手側の心が閉じてしまい、交渉は進まない。
ここでいう心が閉じるとは、こちらが一方的に相手に対して決め付けたような会話を続けても相手の心が望む話題と違うと相手は無視するって意味だ。

例えば買い物にいって、男女間でよく「どうして女ってこんなに時間がかかるんだろか。さっさと決めて買えばいい。」と男性が思っても、女性は「買う。」という行為が楽しみであり、その行為を楽しんでいる。男性は「買う。」という行為はすでに目的が決まっているので「目的」を実行した結果を楽しむ。この違いのようなものだそうだ。確かに、いい例だと思う。まあ、ウィンドウショッピングは男性だって楽しむ場合もあるが、ほとんどは興味がないものまでは見たりしない。

さて、苦手な上司や同僚、同級生と会話しないといけない場合、自分はたいてい「こいつは嫌いだ、嫌だ。」と思う。これって無意識に表情や態度で相手に伝わるため、相手も「なんだ、コイツ」と否定的に感じるらしい。
そこで「先ず、この人と○○のために会話をして、結果を○○する。」と手順を比較的ドライでクールに考えてから話しをはじめると不思議に相手もドライにクールに答えが返ってくるんだそうだ。確かに相手が先に自分に対して否定的に感じていた場合でも「どうしても会話しないといけないんで、聞いて欲しい。」という表情や態度が通じるなら、はじめから「嫌なヤツ」と思っているよりもスムーズだってことらしい。仕事などでは感情を抜きにしても相手によっては確かに呼びかけても答えない人もいる。まあ、それはむしろお子様だと考えると不思議に自分も腹が立たない。

外交で通じるかはわからないが、確かに言語や習慣が違っても使える手法だと思う。
例えば、ひたすら口から生まれたように話続けるような文化を持つ国と人と話すのは苦手なんだが、聞いているフリをしながら、「えーと、聞きたいことがあるんだけどなぁ。」という表情や態度をしているだけで本人が暴走していてもほかの人とか読み取った場合は「話をきいてやれよ。」などの援護もあったりする。
利益損得を頭におくよりも素直に「聞きたい」や「お願いしたい」と考えて会話を始めることがこんなに有効だったってのは驚いた。

かつての上司が動かす対象は「人間だ。」といったあの言葉ってこれのことかもしれないと思った。相手も自分と同じ人間だから、こちらが嫌なことは相手も嫌だ。
なら、相手も自分も共通のWinを考えていけば、お互いの目的が同じだというポイントを理解した上で話をすることは可能になる。
年配の同僚が「水を飲みたくない馬に水を飲ませる」ってことだ、と言ってくれた。
自分は「馬耳東風か?」と聞いたところ、意味が違っていた。つまり「聞いてくれない。」という意味は馬耳東風だが、聞かせたい側からすれば「水を飲みたくない馬に水を飲ませる。」ということになる。水を飲ませるには、馬に塩でも与えて、水を欲しがるようにでもしないと水を飲んではくれないってことだ。力で無理やり押しても自分の思うとおりには馬は動かないってこと。

自分は馬を鞭当てて、無理に走らせることはできるのだが、水まで飲ませるってことは考えてなかったなぁ。
だが、相手がお子様だったらどうすればいいんだろうか? 飴玉与えるとか(笑。
いや、甘えているような相手をどうやって仕事させるかっていうと、なかなか難しい。なにせ、「これってやりたかったことだろう?」と聞いても「別に。」という返答が返ってくる。そこで怒りを抑えて「それじゃやりたくない?」と聞いても「俺にやらせたいんですか、それともやらせたくないんですか?」とキレる。
この瞬間自分は「お前のために気使ってやってるだけだろうが。」と自分がキレる。
確かにこんな状態じゃお互いに冷静に話しなんかできないわなぁ。
さすがに子持ちはこのあたりのコントロールはうまい。聞いたところ「子供相手にキレても仕方ないだろう?相手は感情の制御ができないんだからさぁ。」だそうだ。
子供を育てている人はすごいもんだ。だから、親がそういった感情のコントロールできない場合は子供に対しての虐待になるのかもしれない、と考えたらちょっと怖くなった。

人間ってこんなに感情を制御できるかどうかで随分変わるもんだ。
そのあたりは年齢を経た海千山千を生きた人ってすごいよなぁ。若干は、外れている人もいるが、大半はしたたかにうまく生きてきているってことだ。

外交交渉については、もしかしたら古狸級の政治家の方がうまくいくのかもしれない。だって何十年も何を考えているのかわからないような顔と二枚舌を使ってきたんだろうから、だまくらかすのは得意じゃないかと考えた。腹の探りあいはどの場面でもあるんだが、大抵は表情とか態度に出てくるので相手もそれを感知するんだそうだ。その点、現政府の首相はうまいのかもしれない。NLPって知ってるんだろうか?

成功話にこの手法で人の心を知っているかどうかで、ビジネス上の交渉の成功率が大幅に違ってくるって言ってたんだが、相手がお子様の場合どう対処するのか、これが未だわかってない。これがわからないとマスターしたことにはならないようだ。
政治でも有効となれば、マスターする価値は十分だと思う。
誰か政治家の人、やってみてください。結果を自分はすごく知りたいから。
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ゆれる日本列島

2008-07-24 03:45:52 | Weblog
最近は地震が本当に多い。蟹工船ブームというが、自分は日本沈没ブームだ(笑。
ひとつは、この小説はまさに日本が世界からどう見られていて、日本人のアイデンティテーとテーマにしている点だ。一番印象に残っているのは、人気があるあの豪州がたった400万人の日本人の受け入れを拒否した部分だ。作品発表当時はまだ豪州は白人主義まっただなかなので、「国内に別な国を作るような政策は受け入れることはできない。」というような発言は当時の自分からすると「元英国の犯罪者の大陸だったくせに。」と感じたもんだ。しかし、鯨問題でわかったのは、人口がわずか2500万人でこの制限は自給率を根拠にした数字という点である。

そしてもうひとつは「国民すべてを非難させることができないなら、このまま一緒に日本列島と運命を共にした方がいい。」みたいな考え方だ。まさに日本の思想というか、美しく散るという日本文化そのものだ。自分はこれだけは受け入れられない。
死とは生物の活動が停止するだけで、そこに美はない。死体は単に肉の塊でしかない、と考えるからだ。もし、政治家やらの国のリーダーがこんなことを考えているなら、さっさと引き摺り下ろしたいと心底、思う。本来、国のリーダとは最後の最後までいかに国民を生き延びさせるかを考えるようでないと国は崩壊すると思う。
災害だけじゃなく有事においてもだ。国民が死ぬような選択を考慮しないで戦争を終えないで最後まで戦うってのは論外だ。戦争に負けても生きていけるなら日本文化やアイデンティーティーなんか自分はさっさと放棄できる。このあたりの感覚はたぶん、大陸でいつもどこかの国に侵略されてきたEUなんかと日本のようにずっと同じ文化で歴史を刻んだ国との差だろう。アイルランドがEU加盟の拒否したのも島国文化といえばそうかもしれない。ただし、もしアイルランドの経済状態が悪ければ、拒否はしなかったんじゃないかと自分は考える。ユダヤ人、中国人をよく商売上手というか、せこく金儲けがうまい人種として表現するようだが、アイルランド人もなかなか商売上手だ。上品だが貧しい英国人。ケチで金を貯めるスコットランド人、のような表現もある。じゃ、「日本人は?」と聞くと「八方美人だが技術で儲ける。」のような訳のわからない表現をされたことがある。ほかはあまりいい表現ではないので覚えてないが、「何を考えているのかわからない不気味な民族。」だったなぁ。
確かに中国や韓国では国民が声だかにデモやらでアピールするぐらいに活発だが、日本は静かだ。賃金闘争なんて他国の場合、怪我や死人もでるぐらい大騒ぎなんて経済状態が悪い時代には当たり前だったらしい。

日本ではかつて学生闘争というのがあった。それは60年代の安保や全共闘などの闘争やらいろいろある。そのときに20歳だと今は60歳代の世代かぁ。だけど、この世代って十分に安保の恩恵を受けたといえるんじゃないのか? だから、防衛費を削って福祉とか言い出すんだなぁ、と納得した。
確かに「よど号」や「浅間山荘」などの犯罪は実行したようだが、どれも成功しなかったよね? 中国や韓国でもブームがあったが成功しなかった。
どうしてだろうか? そもそもこんなアサハカな思想じゃ何も変えられない。
本当に変えるには、ネガティブなデモやスト、抗議行動では駄目ってことじゃないのか? 国民自体がお上に管理されることを望むだけで、不満は口にするが行動しないんだから、そんな国民を動かそうってのは無理がある。共産、社会主義だって立派な格差社会だし、経済だって資本主義のように自由、平等がないので今よりずっと最悪な国になったに違いない。中国やロシアがどうしてあれだけ鉄のカーテン、竹のカーテンと呼ばれるぐらいに他国を受け入れなかったのに資本主義を受け入れたか考えて欲しい。経済崩壊したロシア、崩壊前に転換して成功しつつある中国。変化しないで崩壊しつつある北朝鮮。資本主義だけで崩壊しつつある米国。本当にいい見本がたくさんある時代だよね。その点、日本はいいとこ取りしているんだから、今のところ経済崩壊は避けられているんだが、さて、今後はどうなんだろうか?

まあ、最低賃金にしても上がらないのは政治というより財界の判断だ。会社が潰れるからあげられないというなら、役員の給与を下げて、一般社員並みに働かせるか、まともなリストラにて経営状態をスリムにするかしかないだろう。リストラは社員にとって被害ではない。もらえる金があるうちなら倒産するよりずっといい。
福利厚生って税金控除にならないんだっけ? 企業利益を産んでもそれを社員に還元できないなら、せめて、住宅手当、残業手当を払って欲しいもんだ。勿論、前にも書いたが、8時間で100%成果と60%と残業による成果なら、規定時間内に成果をあげたものへの給与の方が高くないと絶対に納得できない。これが徹底されないから無駄な残業、残業をしないといけない文化が生まれる。成果主義とは決して悪いことじゃない。問題なのは最低賃金と基本額が低すぎる点なんだよね。だから、ここをデモやストしてあげろ、といっても経営者は耳を貸さない。労働者の変わりはいるんだから。外国人だけじゃなくて国民だって仕事が欲しい人はあふれている。期間労働で雇用すればコストも安く済むという悪循環になる。

厚生省 最低賃金法が変わります。↓
http://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/saiteichingin02/index.html

だけど、この法律を守らない場合の罰則は何? それと何を根拠にこの数字を出すのか? 最低賃金法より生活保護法の方が高いのは何故?

政治家のみなさん、税金収入を増やすには企業税増加だけじゃなくて、国民の収入を上げれば税収入も増加します。だから、企業有利ではない生活できる賃金を設定していただき、その賃金を払えない企業においてはすみやかにリストラを実行していただきスリム化してもらうしか日本の未来はありません。
どうか、最低賃金法を生活保護なみにあげてください。日本ならできるはずです。
そうでないと優秀な若い労働者は国を捨てて外国に行きます。スキルのある労働者ほど外国にいきます。これはかつての中国、韓国と同じです。国の技術は発展しませんよ? こんな泥沼から抜け出すためにもどうか、最低賃金法を生活できる額に変更し、かつ罰則つきで施行してください。同じように雇用については差別撤廃の罰則をつくり労働監督局でしっかり監視してください。だから、高齢者にも働ける人には働いてもらいましょう! 高齢者もちゃんと社会や経済活動に参加してもらって生きてください。それは高齢者にとってもボケ防止、病気防止になります。なまけモノはお金持ち以外はいらないんです。

政治家や企業幹部はお金持ちだろうから日本が沈没しても関係ないと考えるなら、さっさと日本を出ていってください。投資するにも日本より利子がある外国がいいでしょうから、さっさとでていってください。日本はまだまだ内需拡大が可能だし、外貨で輸入製品を買うのではなく、国産製品を輸出するように変更しましょう。
農業生産物、加工品、日本ブランドが生きているうちにどんどん輸出しましょう。
世界がダイエットで日本食ブームだからこそ、今がチャンスです。商社なんかに任せては駄目です。儲けをみな取られます。組合関係がここでがんばればいいんですよ。
中間搾取をできるだけなくすことで生産者への利益が増える訳なので、がんばりましょう。お上にたよっても、駄目です。彼らは金があるのでいつでも世界中の食材を口できるので、安全でおいしい、栄養がある食材の価値を知らないんです。
外国が日本へ米、麦、酒まで売るなら日本は日本ブランドとして逆に輸出するというこのぐらいのプライドをもった製品だと思うんですが、どうして売らないんでしょう? もし、日本以外に市場がないなら、それはその製品コンセプト間違っているだけなので、売れるものをつくり、かつ日本ブランドを守るだけの質を維持すればいいだけです。こんな簡単なことを実行できない経営者や国の産業政策ってやっぱ机上の理論でしかないと思う。

補足:無駄な処理工程、無駄な品質管理はなくさないと本当にリストラになりません。この無駄とは必要なチェックや管理作業は必ず責任者を明確にして責任の所在がわかようにすれば、年金の入力ミスなんか簡単に防げます。
処理工程とは、何が無駄か、何が必要か、そんな判断ができるいくつもの品質管理や改善手法を日本は生み出しているじゃないですか。でも、それがまだコスト高になるからシックス・シグマが生まれたんでしょ。経団連の偉い方も学んでください。
企業倫理がいかに重要かも学んでください。
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変化についていけない結果として、動植物は種を滅ぼす

2008-07-23 05:29:09 | Weblog
拉致問題の運動ということで大阪でデモがあった。一方ASEAN会議では集中して北朝鮮の核兵器開発阻止を討議している。さて、先日も中国から言われたように拉致問題は日本と北朝鮮間の問題であり、他国には関係ない。交渉の基本は、「あれこれ盛り込むことではなく、ポイントを絞って話しを進める。」ということだったんじゃないのか? どちらにしても北朝鮮と日本間での国交正常化を実現しない限りは先に進めないのは誰が考えてもあきらかだろう? それをどうして、こうやって扇動するような意見を政治家やマスコミは声だかに言うのは自分には疑問を持っている。
報道する側もどうか、日本が北朝鮮との間で国対国の約束を破り元拉致被害者を北朝鮮に帰していない点をちゃんと報道して欲しいもんだ。人間関係だってお互いの取り決めを破った相手を信用すると思うのか? こういった点をきちんと説明しない限り国民は感情でこういったデモ行動を起こす。治安の点からこういったデモを許すという国の姿勢も問題があるだろう? 暴走を止めることは残された国民の治安に影響を及ぼす、という点から自分は文句を言いたいだけだ。

教育委員会の汚職に県会議員がからんでいると報道されているが、さて、この実名はまだ出さないのは、裁判を考慮してなんだろうか? 警察も裁判を考慮してというのもあるだろうが、すみやかに氏名は発表して欲しいもんだ。「公平」を実現するための試験でこのようなことが起こったのは、根底から「試験の公平性」を否定することになる。
市政において市民間での差別待遇を実行した政治家の罪は重い。
昇進試験において発生した問題のようんだが、さて、公務員試験全般も似たようなもんじゃないか、とかんぐりたくなる。それほど、今回の事件は影響が大きい。
だから、市政だけじゃなくて国政においても関係した議員はいるように想像する。
入学試験にしても入社試験にしても回答した用紙は本人に戻されない。これっておかしい。正しい採点および評価なら本人に戻せばいいだけじゃないか。それがこういった汚職を防ぐひとつの手段になると考えている。
例えば、先日の医師試験の結果についてのお礼金も同じだ。すべての回答用紙がきちんと採点した結果の点数を回答者に戻すことで、問題作成している教授の生徒だけが点数が高いとわかればもっと早く事件は明るみに出たんじゃないのか?

さて、民主党リーダーがやっとヤル気になったようで、これからの政治が面白くなる。せめて政治家ぐらいはまともな議論(感情論ではなく)にて正々堂々と戦って欲しい。足のひっぱり合いをするなら、共にしっかりと根拠の数字や結果を示して誰もが判断できるように論じて欲しい。目先の提案だけでは、自分は選択できない。少なくても10年先まで考えての政策でないと評価はできない。何故ならば日本の年齢を人口比に投じると圧倒的に高齢者が多いんだよね。この状態で若者が自分たちの未来をかける選挙で投じる一票というのは本当に重いんだ。少なくてもあと数十年の未来をこの国で生きる若者だよ? 無責任な大人のツケは絶対に払いたくない。
自民党や公明党だって若い議員はいる。どうか、若い議員たちよ、明日の未来ある日本のために古狸たちに負けないようにがんばって欲しい。未来は誰のものか、どうかよく考えた上で党の政策支持をして欲しい。

温故知新とは、古いものを学びながら新しいことを開発するという意味。決して、古い慣習や理論にこだわれという意味ではない。動植物も環境に合わせて変化することで生き残ってきている。人間も同じだ。だから、政治も同じはず。
政党に制限されることなく、どうか若い世代の議員にお願いしたい。
日本の未来を背負うのは、自分たちおよび若い世代である点をどうか理解しているなら、変化を嫌う古狸など支持しないで欲しい。リスクがあろうと、次世代を背負うのは我々世代であり、30年後に存在しない世代ではない。その世代に合わせていては日本は世界の中で生き残ることなんかできないと自分は考えている。




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8月は1年のうちで最も鬱になる時期

2008-07-21 17:38:58 | Weblog
原爆記念日からはじまり終戦記念日まで真夏でありながら最も鬱になる季節だ。
そして、アニメや漫画のような恒久平和の存在を信じるあまりに武器を放棄しようという幻想というか宗教にも誓い提言を述べる日でもある。これも50歳代以上は特に著しい現象だ。

自分はリアリストなので、根拠もない恒久平和のために武器を捨てるなどということには賛成できない。この理論は米国と同じだ。侵略される可能性がある限りはその恐怖を拭い去るためにも武器、それも最新兵器の装備が必要と考える。

ある病院の院長が防衛費を福祉に回せという発言をした。だが、この院長は自分の病院で最悪な労働環境で働く医師や看護婦に対して何をしているのか? また、福祉について自分は寄付などを含めて何をしているのか? 何もしないで国の予算で貧困層を救えというのは矛盾している。結果、病院の経営は患者が確実に治療費を負担できることで病院も治療に専念できる、と言いたいのか?

防衛費の削減は他国からすれば随分実現されている。だから、船だってやっとイージス艦装備になり、あとは戦闘機やら対空ミサイル装備などだろう? 陸上戦にしても最新兵器がないということは自衛隊員の命を軽視しているだけだと思う。

貧困層を救済というが、ODAと同じで毎年金が出るだけで改善がない提案では意味がない。特に自立できない高齢者に対して、どうするかという点だ。高齢者の人口比率は増えていて、かつ救済対象も増えているということは労働人口が支えるということでしかない。ならば、こういった高収入者たちから税を多く徴収して救済にあてようとは発言できないものなのだろうか? 彼らは偽善者でしかない。
宗教としてこういった貧困層を救済しようとなれば、何故か外国の貧困が対象となる。何故かわかっているのだろうか? 彼らは餓死という最も人間として最悪な状態にあるから世界中で救済しようとしているだけだろう? さて、日本の貧困はどうだろうか? 餓死するほど収入がないのか? 生活保護も受けられないのか?
ホームレスだというなら、それは何故ホームレスから自立できないか、という点を考えない限りは彼らが生きる限り援助を続けることになる。その場しのぎの金での救済は意味がない。セーフネットとは、餓死を防ぎ、ホームレスには清潔で安全な寝床の確保ができるレベルだろう? 

議論するなら特別永住権保持者の扱いをどうして議論しないのか?
日本国籍を取得しないのに何故、生活保護の対象になるのか?
永住権があれば生活保護対象になるとすれば、ますます外国人で永住権取得は増えていき、生活保護の出費も増える。この抜け穴を無くさない限りはとてもじゃないが永住権保持者の外国人への選挙権なんか賛成はできない。
 
また、NOVAのように日本の会社の犯罪被害にあった外国人労働者には救済措置がないってのは、永住権保持者でないからという理由だけなのか? 原因は日本の会社の犯罪であり、その被害者である外国人労働者に対して労働報酬を国は払う必要がないというのか? この事件がどれだけ外国人へインパクトを与えたかわかっているのだろうか? 一般庶民は彼らに対してできるだけ仕事を与えようといろいろがんばっているにも関わらず、政府は放置したままだ。せめて、彼らが自国へ帰れるだけの費用は日本政府が支払うべきだろう? それとも金がない状態で放り出し、違法滞在をさせるってことがいい方法とでも考えているんだろうか? なら、それは犯罪の温床になりうるんじゃないのか?

自分の知り合いである若い外国人がNOVAの仕事で日本に行った。彼女は大好きな日本で仕事ができると喜んでいて、毎日が楽しかったそうだ。何故、帰国しないと言えば、彼女に対して元生徒たちがいろいろ助けてくれているってことだったようだが、先日やっと帰国した。彼女は会社に対しては怒りがあるが、日本人に対しては感謝していると言ってた。自分は「民事訴訟してでも金を払ってもらわないでいいのか?」と言ったところ、「会社は払えないし、社長も払えないから。」と言ってた。
実は彼女の帰国には、自分を含めた友人たちのカンパという行為がある。この雇用についても問題は多いんだがマスコミはその点なにも報道しない。日本の恥部だから報道もできないのだろうか、と苦笑するだけだ。
帰国してお礼をいう彼女にまっさきにした質問は「日本で貧困層をみた?」だった。彼女はインド、中国を旅した経験を持ち、本当の貧困というレベルを目にしている。
日本のホームレスは餓死する人がいないのは、あれだけ豊富な食べ物の破棄のおかげだと皮肉を笑っていた。だから、貧困層の犯罪も少ないんだろう、とも言ってた。
確かに犯罪の発生は、貧困を理由にするくせに本当の貧困にせまられてというのはほとんどお目にかからない。それでも救済をする必要があるんだろうか?

いつものことだが、なんでも目先だけの現象で考えても本当に問題は解決できない。
日本の貧困は収入差があり平均より自分は貧しいってだけじゃないのか?
ホームレス対策だって自立させることを目的として予算を計上すればいいだけで、いつまでも援助を続ける必要はない。また、病のために労働できないなら生活保護対象に速やかに認めさっさと治療して労働してもらえるように促すしかないと考える。
生活保護からの収入より労働賃金が安いという点が問題であって、それを何故税金で補填しないといけないのか自分は理解できない。自己努力もしない人に何故補填する必要がある、といえばわかってもらえるだろうか?
もし、労働賃金や安いなら自己スキルを元に転職するなり自分で行動すればいい。現時点では最低労働賃金の底上げは期待できないから、生き残るために自が先ずは行動するしかないと思う。農業や漁業も同じだ。労働環境や賃金への不満を即税金補填というこの短絡的な考え方が気に食わないだけだ。冷たいかもしれないが、昼夜働くしかないだろう。それが身体を壊すことになってもだ。
現実、医師や看護婦でさせ、過酷な労働環境を強いられている。ほかも同じだ。
それでも自己管理しながらみんなギリギリでがんばっているだけだ。賃金や安いというだけで税金の補填は不満がある。

派遣労働にしても何故高賃金のスキルを身につけて自分を売らないのか? 正社員だって数ヶ月ごとで事業所異動やら常時出張という過酷な環境がある。それに文句があれば退職してもらってもいい、という態度を会社は取る。しかし、これは日本だけじゃない。どこの国も同じだ。長期出張が否だから、会社を辞めるとか、残業や勤務時間が否だから辞めるなどあたり前だ。だから、自分を売るためにどのようなスキルをつけるのか、というのは労働者なら当たり前の考え方だと思っている。
年齢性別の差別にしても、差別されるより買う価値があれば仕事はある。しかし、日本は先ず年齢、学歴、性別差別があるだけなんだなぁ。簡単に首にできないからかもしない。このあたりの労働条件を変えることで労働者にとっては随分有利になる。
別な言い方をすれば使えない労働者は簡単に首にできるってことだ。使えないのに労働することは本人にも会社にも共に不幸という結果を味合わせることになる。
労働者の人権は個人レベルだけで判断することに間違いがある。使えない人材といっしょに働くほかの人材はその使えない人材の負担まで受けるということになるからだ。生産性の評価は部課単位、個人単位であれば、いくら個人の成績がよくても事業部単位として評価が下なら個人評価が上がる、収入もあがる、というのはほとんどない。労働組合の間違いがここなんだ。一人の使えない人材の負担を支えるほかの人材がどうなるかって点考えていない。不思議なことに使えない人材ほど、身体を壊すことがない。格差社会じゃないくて、お守り社会はごめんこうむりたい、と言いたいだけだ。

弱者救済、それは言葉の裏には意味がある。現実は本当に救済が必要という人は少ないはずだ。なのにそれをあたかも大量に救済を必要としているような誤解を招く表現をマスコミや評論家はする。現実は適材適所でない人材はさっさと首にしてくれた方が生産性もあがるし、いじめも減るだろう。どちらにもWin-Winなんだよね。
ワーキングプアも同じように感じる。転職できるスキルをつける努力もしないで仕事がないというのは、あたり前だろう? 即戦力にならないにしても資格取得などの努力もしないで「資格は役に立たない。」と言い切れないと自分は思う。これをネガティブという。ポジティブは「資格しかないが経験をつみたい。」と考える。働きたいという意欲が優先すれば、日本以外でもいいんじゃないのか? 家族もいるからというが、日本へ出稼ぎできている外国人だって同じだ。家族を祖国に残し、仕送りをしている。日本人だけ特権階級とでも思っているんだろうか? それじゃまるで戦前の選民思想そのものじゃないか。

平等とは、競争に参加する権利はみな平等という意味であり、結果まで平等を要求するのがおかしいといいたいだけだ。民主主義とはそういうもんじゃないのか?
また、幸福の価値観は人によって違う。なのに「国民の幸福」なんてスローガンにしている政党には疑問が残る。せめて最低生活保証といでも言い換えて欲しいもんだ。

日本国は温室でも動物園の檻でもない。餌が欲しいとか、国に要求するのはいかがなもんだろうか? 救済運動するならば先ずは自ら実行して叫んで欲しいもんだ。
同じく憲法改正についてもだ。近隣諸国との交友でいかに日本が侵略価値もなく、戦争が起こらない、かつ有事には近隣諸国が助けてくれる、という確証を得欲しいもんだ。また、防衛費削減にしても古い兵器のメンテナンス費だけでもかかるのに使えない兵器を所持し、安い給与で命を捨てさせるような発想するぐらいなら徴兵制を復活させて、すべての国民(男女年齢の差別撤廃)の上で検討してはどうなんだろうか?
専門軍人のコストより安く済む。それに兵器開発に産業を切り替えることで自動車のように石油に依存する産業に代わることもできるし、自国を守るための費用の産出もできるんじゃないのか? これもまた人道的とか倫理的とか言うなら、有事の際には無条件で殺されることが日本国民の権利といいたいのか? 自分は聖人なんかになれなくてもいいから生き残りたい。

追記
病に倒れ、働く意欲があっても働けない人、子供を育てるために仕事につけない人には生活保護は必須だろう。しかし、高齢でも働けるなら年金プラス労働報酬という方法を何故提案しないのか?
防衛費についても順序として削減反対であり、近隣諸国との国交、安全保障条約の締結などが実現すれば削減は可能だと思う。









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The Mist 映画版から学ぶこと。

2008-07-21 03:13:34 | Weblog
キング氏の小説Mistを原作とした映画だ。Dark Nightと思ったんだが、何故か、The Mistにしたのは、たぶん、自分の記憶中にあるThe Fogと何が違うのか?という疑問からだ。

話としては、ある日突然霧に町は覆われて、人々はスーパーマーケットに閉じ込められる。さて、この中で神と会話できるという狂信的なおばんさんが出てくるんだが、はじめは人々から罵倒されていてもやがて先が見えない死の恐怖から人々はこのおばんさんを支持する。このあたりの変化はなかなか人間の恐怖を知り尽くしたキングならではなんだが、日本じゃ閉じ込められても神にすがるってことはあり得ないように思う。結末は小説とは違うのだが、キングらしいとも言える。恐怖とは人の外ではなく内面っていうのか、絶望がどれだけ人間にとって恐怖なのか、うまく描いていると思う。

同時にMaster of SicenceというDVDも借りた。この中に宇宙から地球に攻撃をかけてきて、世界中の首相や大統領が会話する場合で、ひたすら米国は専守防衛といって武器の掃きを実行しない。このドラマも恐怖が理由で武器を捨てないって話なんだが、不思議にそれを説得する国が中国やフランス、ロシアてのは面白い。日本じゃないんだなぁ。日本の神って武器をすてて平和にというのは似合わないってことなんだろうか? 中国って共産党だし、フランスやロシアは社会主義だろうし、なんで?と疑問は残った。ホーキング氏の声ではじまるドラマなんのでもっとSFって感じを期待してたんだが、結末はACCぽいという終わりだった。しかし、台詞の中で「恐怖のあまり人は武器を捨てられない。」という部分は的を得ていると思う。

SFでスターシップトゥーパーという作品があるが、敵が虫なので、人間と違いひたすら人類を殺す。敵が人間といっても虫と同じように「死」という捕らえ方をかつての日本のように名誉のために死を選択みたいな考え方をしている民族もいるぐらいなので、現実としても武器を捨てるという選択は難しい。スタートレックのクリンゴンは日本がモデルと言われている。自分としては否定したいなぁ。戦って死ぬことが名誉だといわれても不名誉でも生きることを選択したいからだ。
だからこそ、The Mistの最後は衝撃だった。スーパーの中で様々な化け物にであう。その化け物がこれまた虫とか蛸の化け物なので気味も悪いし、殺してもひたすら人間を襲う。霧から抜けるために大人4人と子供一人で車に乗って走る。閉鎖された空間での人間の狂気も恐怖かもしれないが、この車で逃げることは恐怖よりひとつの希望のために脱走する。結果、車のガスがなくなっても霧は晴れることがない。手元の銃には弾丸が4発だけあって、ヒーローの息子である子供も含んでヒーロー以外は銃で自殺する。正確にはヒーローが打つんだが、そのヒーローが絶望をして霧の中に出て行くと、なんと軍の救援が来ていたってことなんだ。それまでこのヒーローは危険も顧みないでいろんな行動をしてきたんだが、最後に車のガスがなくなっても霧が晴れないという状態で絶望をしたために全員の死を選択する。しかし、その後、救援によって子供たちが救済された車を見るときの彼は絶叫をする。

リーダーの判断が間違えていた、という点ではない。絶望が判断を誤らせたと思う。
国同士の利益争いから戦争は起きる。名誉だって守るというのは利益だ。資源争奪の戦争ではなく最近は自国が生きるためという理由ではないと思う。そんなことでどうして戦争をするのか、理由は理解できても自分としては納得できない。
契約を結んでも破棄できる。だから、お互いの信頼なんて確証はない。だから、核を保有したままで破棄できない大国が存在するんだと思っている。
根本は人間という生き物は自己利益のためには裏切る。そういう資質を誰もが持っている。だから、どんな生き物より人類は地球上で最強の支配する生き物になったんじゃないかと考える。精神論とかのような人類ばかりならきっと地球を支配するまでの生物にはなれなかっただろう。性だなぁ。それを知っている大国は平和を望みながら裏切り者がでる恐怖で武器を捨てられないってことだ。まさか日本は今だに精神論とか宗教から「戦争放棄」という信仰を続けているとは思えないが、人間を知らないというか、ファンタジーの世界でしか生きていない民族だと思う。

人口が多すぎると発言した英国皇室の殿下。これが世界の本音だ。もっというなら、貧困層をどこまで救済するという義務を科せられるかという点だ。何十年かかってもアフリカの貧困は解決できない。この先もどこまでといっても具体的な数値がだせない。本当に救済は彼らのためになるんだろうか? 無理やり文明を押し付けて、それが幸福だとどうしてもわかるんだろうか? イスラム世界では日本の比じゃない貧富の差がある。しかし、オイルマネーのお金持ちはイスラム同胞の貧困を救済するよりも投資に金を使う。何故だろうか? 

人を助けられるというのは、助ける側に余裕が必要だし、助けるという理由が何を動機とするかで違ってくる。貧困の救済は国の仕事を日本国民は考える。しかし、多くの国では救済は金持ちなどを中心とした救済団体への寄付と考える。人道的という言葉の中には社会の責任としても含まれる。ボランティアという行為が誰でもあたり前に実行できる文化や習慣と日本のように暇がある人がやる、という意識の違いもある。

ケネディの演説ではないが、「君たちは国のために何ができるか?」というこの意識が日本にはない。ある米国の友人が言った言葉に「日本は平和や民主主義を自分の手で勝ち取った訳じゃなくて、押し付けられたの感じていると聞いたんだが、本当か?」という質問だ。自分は答えられなかった。何故なら自分は生まれたときから平和で民主主義の自由な世界でしかなく、戦争も利益争奪のためだからだ。そもそも日本の歴史に「自由、平和、民主主義」のために戦いは生じてない。いつも上位に生きる権力者たちの争いでしかなく、一揆だって自分たちが食うための利益争奪だ。
他国に侵略されたこともなく、ある日戦争に負けて押し付けられたと言われても、それが何かって恩恵は実感なかったと思う。先ずは飢餓解消でほっとしたんじゃないのか? 中には戦争に負けて死んだ人もいたようだが、大半は終わってほっとしたと思う。だからこそ、占領は順調に進んだんじゃないだろうか?
ゆいいつ戦ったのが時の政治家たちだ。いかに勝戦国をだまくらかして、日本の未来に必要な条件を勝ち取ったかって点だ。自由もなく、水面下では米国に頭を抑えられ、大変だったんだろうなぁ。戦後の絶望より、たぶん未来への希望が見えていたから貧困から立ち上がったんじゃないかと考えている。そう考えると時のリーダは素晴らしかったんじゃないだろうか。

石油に代わる代替案、現状の物価高騰に対して具体的に現政府は何を実行するんだろうか? いつまでこの状態が続くのか、それまでの我慢というような具体的なプランを発表しない限り、国民は絶望の中で生活を続けることになる。
目先の資金投入での救済ではなく、必要なのはいつまでにこの状態が続き改善できるかって計画なんだよね。その政策が正しいかは後に歴史でわかる。反対ばかりしてないで先ずはやってみることしかない。机上の理論はうんざりなんだ。
支持率云々ではなく、やるべきことからやっていき、国民に希望を持たせるプランを発表して欲しい。野党にも財界の頭を抑えることはできないのだから、政権が交代しても事態に変化は期待しにくい。与野党手を組み、財界を押さえて、最低賃金の底上げ、中小、個人商店などの労働者への税金控除、農業、漁業従事者への労働改善、公務員の雇用における、年齢、性別の撤廃だなぁ。この公務員の国籍差別も考えたんだが、職によっては国の機密に携わることになるのでまあこれは保安面から差別もやむ得ないと考える。公務員も国家だけではなく地方も合わせて、高齢者を雇用することを全面的に推進して欲しいもんだ。70歳でも元気なおじいさんはたくさんいる。ボケ防止にもなるし、フルタイムという規定ではなくワークシェアという労働形態でもいいんじゃないのか?

自分も何十年後にはお年寄りになる。しかし、自分は死ぬまで現役で仕事をしたい。
仕事をするから休日が楽しい。動物は自分で餌を確保できなければ死ぬだけだと思っているからこそ、身体が動くうちは経済活動による自分の餌と寝床確保がしたいだけだ。家族がいればなおのこと、現役でいたいと考える。
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