遊び人親子の日記

親子で綴る気まぐれ日記です。

とにもかくにもごはん

2022年05月05日 14時10分20秒 | 読書

       とにもかくにもごはん   小野寺文宣(著)2021年8月発行

   たぶん、誰もが“ほっこり”した気持ちに、そして元気を取り戻せそうな一冊。

   ウイルスや戦争や事故がつづく殺伐とした今の社会で、“ほっこり”はとても大事。

   夫の死をきっかけに「子ども食堂」を始めた「波子さん」を主人公として、

   波子さんを含め九つの章に、彼女と彼女と関わる各人のエピソードや人生が

   語られていく形式で、各章ともコンパクトに描かれ、とても読みやすいです。

   涙腺が緩んできた熟年としては、油断するとつい涙、、、ということもあり。

   なので、電車などで読む場合は注意が必要!かも。

      わがまま母

  以下、本の案内文を転記(講談社)

出版社内容情報

 うまくて、泣ける。
 子ども食堂を取り巻くひとたちの生きづらさと希望を描く、老若男女群像劇。

 午後5時開店、午後8時閉店。
 亡き夫との思い出をきっかけに松井波子が開いた「クロード子ども食堂」。
 スタッフは、夫とうまくいかない近所の主婦や、就活のアピール目的の大学生。
 お客さんは、デートに向かうお母さんに置いていかれる小学生や、
 娘と絶縁し孤独に暮らすおじいさん。
 みんないろいろあるけれど、あたたかいごはんを食べれば、きっと元気になれるはず。

 やさしくって、おいしくって、心にしみる。
 子どもも大人もお年寄りも、みんなまとめていらっしゃい。

 

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