38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

レタス類、ようやく定植。

2010年10月20日 | 農と暮らしの日記
この秋冬最初のレタス類を植えた。
このタイミングで「最初」というのは明らかに遅い。リーフ系はいいとしても玉レタス、ロメインレタスは年内には仕上がらず、ということは保温のトンネルが必要になる頃合いである。ということは重々承知なので本来ならもっと早くに苗が仕上がるように種を播けばよいのだけれど、この夏ほどの猛暑でなくても、当地で秋冬葉ものを8月播きの育苗で成功させるのはなかなか難しい。キャベツ、ブロッコリィ類は今年もまたほとんど数が揃わない。

このレタスは畑に地床を作っての育苗。
セルトレイを使うのと比べると発芽後は水やりがいらず、肥料分も多少ばらつきがあっても根が勝手に四方に伸びてくれるから大丈夫。スコップでよっこらしょと土ごと掘り起こし、根を切らないように土を落としてから本圃に運び、植えていく。

今日はリーフレタス類を約500と、玉レタス、ロメインレタスを合わせて約400。
これでとりあえず年内の野菜セットとスーパー出荷ぶんは確保できた。といっても、冬にレタス類はあまり歓迎されないから、かなり余ることも予想される。夏には栽培できず、冬には喜ばれない。作らなくてもいいんじゃないの?と毎年思う。けど、やっぱり播いてしまう。



水曜、野菜セットの出荷はなし。曇り。
午前:スーパー出荷分の収穫、荷造り。薫が出荷。僕は上記のレタス類の定植。薫は戻って玉葱苗の除草など。
午後:レタス類定植の続き、そして、じゃが芋の中耕・除草。こちらは管理機で畝間を歩き、最初は「正転」で土を耕し、仕上げに「逆転」でその土を左右に飛ばして土寄せ。じゃが芋は9月上旬に植えて、もう花がつき始めている。発芽や生育に時間がかかり、草の処理で手間がかかる春植えと比べ、生育の速い秋じゃがは本当に楽だ。収穫は植え付け後3か月の12月初旬予定。援農、いまから募集中。



日没と前後して、小雨が落ち始めた。
予報では今日は午後から時々雨だったが、日中は降らず、そして予報は途中から明日雨に変わったけれど、こちらもまた夜になって傘マークが消えて、この感じだとおそらく降っても畑に影響のない程度になりそう。このところ乾燥がちなので雨がほしいところだけれど、真夏と違って、心の底から欲しいというわけでもなく、むしろ畑仕事ができることでほっとする面のほうが大きいかも。よほど乾くようなら水は数日に一度、500リットルのポリタンクにたっぷり入れて2時間ほど如雨露持って歩けば済みそうだし。
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