38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

大根、虫食い。

2006年09月21日 | 農と暮らしの日記
8月末に播いた大根が虫食いに遭って大変な状況。
写真だと、さほどではないように見えるかもしれないけれど、葉脈しか残ってないような株も多く、畝の途中で数株がすでに消滅してしまって空白地帯になっているところもある。

虫は主にカブラハバチの幼虫(濃紺色)。
それと、たぶんモンシロチョウのアオムシ。隣の畝の大根には寒冷紗をかけてあるが、そちらのほうが食害がひどい。写真の畝は青い支柱だけ立てて寒冷紗をかけていないので、こまめに虫をとるには好都合。いま出てきている虫は外から飛んできたものではなくて、土の中にいた卵なのだろうか。

大根はこれが最初に播いたもので、そのあと2回播いてある。
次のぶん(2回目)は最初の間引きを今朝したところで、これも食害は始まっている。3回目のは台風の前に播いて、台風後に芽が出たばかり。さらに、あと1~2回播く予定。とにかく手でとれる限り虫はとっていく。初夏のキャベツとブロッコリィはそれで粘り勝ちしたので、なんとか大根も……。



今日はセットと単品の収穫と出荷が午後までかかった。
それほど量が多いわけではないのに、このところ各品目ごとの収穫量がとくに少なくなり、収穫にも選別にも、それからセット組みするときの配分にも、少しずつ時間がかかってしまう。

お茶のあと、トラクタであちこちを耕耘。
8月に試しに播いた蕪と春菊の”失敗あと”も含めて約3時間、ガソリンを燃やし、爽やかな空気を汚し、静かな山里の空気を震わせる。これだけ環境に負荷を与えた代わりに、せめて少しでもおいしい野菜を仕上げなければ……。

台風14号は、西には向かってこない様子。
この時期の晴天続きは本当にありがたいが、油断せず時間を使っていきたい。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« あめんぼ通信。 | トップ | 新しょうがの取り方は? »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

農と暮らしの日記」カテゴリの最新記事