38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

玉葱、植え付け開始。

2008年12月03日 | 農と暮らしの日記
やっとこさ、玉葱の植え付け開始。
まずは極早生の品種を薫とふたりで1時間ほどで植えたあと、貯蔵用のをまた苗取りしてきて、今度はひとりで2時間ほど。あわせて約1,200本くらい(言わずもがなですが、苗の本数を数えているわけではなく、植え終わった列のだいたいの長さから逆算。株間×条間とも15cmだから暗算でできます)。明日の夜から雨予報が出ているので、残りを明日の昼間にすべて苗取りして植えてしまいたいところだが、さて、出荷のあとそれだけの時間があるかどうか。

途中、3時のお茶に帰ってきたら。
真も今日、小学校で玉葱を植えたそうだ。1年生で玉葱とは挑戦的? というのも、僕は就農して2度の玉葱を、満足に作れていない。3回目の今年も苗の生育が思わしくなく、植え付ける畑の土の状態もよくない(写真でご覧のとおり、砕土が不十分。何度耕耘しても粘土っぽくて土が細かく砕けず、“練り植え”になってしまう)。小学校1年生でも立派な玉葱ができるとなれば(たぶんできるのだろう)、親の立つ瀬がない。なんてこともないけど、ちょっと悔しいかも。



その真。
先日、配達で軽トラに一緒に乗っていたときだったか、僕が「あー、あそこももう玉葱植えてるなぁー」とかなんとか、自分の作業の遅れを嘆いてつぶやいたら、「えー、どうしてあんなに遠くなのに、玉葱ってわかるん? 葱とどう違うん?」。ふふ、いい質問だ。と僕は思った。で、答えたわけだ。「ふふ、いい質問だ。じゃあ、教えたろ。近くでその苗を見ても、玉葱か葱かはわからんと思うよ。でも、遠くから畑に植わっているのを見たらわかる」。「なんで?」と真。「それはねー、ふふ。いま畑に、あんなふうに植えたばっかりのは玉葱なんよ。いま、そういう季節だし、畝の上に何列かあんなふうに植わっとるのは玉葱なんよ。いまごろ、葱を植える人はおらんけんね」。

それを思い出したのは、きょう、晩ごはんのときだ。
真は言った。「○○ちゃんにね、玉葱と葱の苗って、同じに見えるけど、どうしたら玉葱かどうかわかるか知っとる?」って、うれしそうに教えたらしい。ふふ。



野菜セットのない水曜は毎週、畑での作業がたっぷりできる貴重な日。
朝:6時半起き、先にごはん、市街スーパー出荷。
午前:トラクタで耕耘作業。薫と一緒にレタス類、蕪などのトンネル掛け。
午後:玉葱の植え付け開始(上記)。植え付け予定の半分ほど済ませて日没終了(日没後30分ほどやって、いよいよ見えなくなったので、明朝出荷の一部収穫して帰宅)、18時前あがり。
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