38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

白菜、演劇、シカ食害。

2019年02月12日 | 農と暮らしの日記
白菜も終盤。
といっても、さほど採れてないのですが。

写真の白菜、かなり大きい。
比較のためにと収穫ばさみを置いてみたけど、かえって白菜が小さく見えるなこれは、失敗。真横から撮ってないから丸く見えるし。
外葉込みで、ざっと8kgあった。

藤田家族の白菜は300円/kgで計算している。
なので、これだと1玉2,400円? さすがにそれは無理だ。

というか、そもそも白菜がこのところずっと苦手。
この冬はそれでも、年が明けてから野菜セットに1軒あたり隔回で入れるくらいは採れた。
小さいセットが多いので、たいていは1/2カットで(なるべく1kg以下になるように)。

苦手な白菜の原因は多数。
夏の育苗が虫害で難しいのと、近年は秋の長雨。昨秋は長雨がなかったからよかったのだけど、どうも畑の地下水位が高く、とくに畝の中のほうができが悪い。
写真の白菜も畝の端っこにできたもの。

ほかの野菜も畝の両端(畦に近いほう)はできがよく、中のほうは悪い。
県の専門の方に見てもらったら、目に見える傾斜以上に地下の状態は作物に影響しやすく、肥え切れなどによる生理障害が出やすいとのこと。
元々の土の状態が悪いと、さらに顕著に作物に表れるということで、やはり土の問題なのだ。



建国記念の日の3連休と火曜日の記録を。
土曜はどんより曇り、日曜は晴れて寒風、月曜は曇りで寒く、火曜は晴れてぽかぽか。

土曜は出荷のあと、午後は軽トラで30分走って丹原公民館へ。
上品芸術演劇団(鈴江俊郎主宰)の「数式でせつめいする希望」公開リハーサルとお茶を飲む会。
松山公演は2/15(金)、16(土)、シアターねこ

日曜は午前中に飯盛会で小学校・公民館の樹木消毒。午後は出荷、机仕事など。
薫はゆうき生協新居浜地区会にお邪魔して味噌づくり。

月曜は午前中に出荷・配達、収穫など。
午後は総合文化会館での「石鎚山系生物多様性保全推進シンポジウム」を聞きに。
シカによる食害が山の生態系を破壊する恐ろしさ。山の上の問題ではなく、下流域の我々の暮らしに直結する危機だ。飯岡は最前線かもしれない。
高知県の「三嶺の森をまもるみんなの会」の取り組みに学ぶところは大きそう。

火曜は荷造り・出荷、新居浜方面の配達など。



2月もはや半分が終わりかけている。
ということは(またまた登場!)、1年の24分の3、つまり8分の1が終わりかけている計算だ。
コメント
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