図書館で借りてきたもののあまり読む気にもならずそのまま置いていた
返却期限が迫ってきたのでペラペラページ繰ってみた
私は知らないが書き手は親子二代にわたる直木賞作家のようだ
自分の仕事仲間との付き合いをベース 話が次々飛ぶ
ついつい引き込まれるまま3日ほどかけて最後まで読んでしまった
登場する人物は出版業界で付き合いしてきた先輩・同輩・後輩
同業者には誰のことかすぐ分かるだろう
具体的な付き合いのあった人物の起伏に富んだ話のあとに
著者の考えが書かれている
物語の陰には作者の再婚した奥さん「ことり」
彼女が「君がいないと小説は書けない」としている女性
最後にその「ことり」が若い男とホテルに入る場面に出くわし
浮気をしているのではと気になりあれこれ悩む場面が長々と書かれているが
結局何もなく終わる
最後で空振りの三振で終わった気の抜けた物語であった
春の選抜野球球児たちが8月に甲子園球場で試合が出来るようになったそうだ
よかった!!
彼らは甲子園球場で野球をする資格を得ていたのだから1試合だけでも
憧れの甲子園球場で野球が出来れば一生の思い出になるだろう
勝つことを意識し、悔いの残らないように全力で戦ってほしい
無観客だそうだがせめて家族なり、友達なり人数を決めて球場で応援できるように
してあげることが出来れば最高の甲子園になると思うのだが