さうぽんの拳闘見物日記

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拳闘見聞の日々。

「締め切り」迫る/弱気の裏にあるもの/若き「シズオカビト」/45歳、退かず

2023-02-07 06:20:16 | 話題あれこれ



中谷潤人、袴田巌氏支援のアピール集会に参加。
メディアの取材に答え、井岡一翔挑戦の交渉について、進展はなしと語った、とのこと。

井岡挑戦へ意欲、という感じの記事かと思ったら必ずしもそうではなく、決まれば渡米合宿などの構想がある、と語るに止めていますね。
まあ、交渉の進捗について何も知らされていないか、というとそうでもないと思いますが...ひとまず、自然体というか、決まろうと決まるまいと、誰が相手でも勝つだけだ、という構えなんでしょうね。
何にせよ、若くして非常に落ち着いているなあ、というのは、リングを降りても変わりませんね。

で、WBO指令の交渉期限は今日まで。締め切り、という表現は何だか...でも実際そうなんだから仕方ないですが。
どういう展開になりますやら。はてさて、です。


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下町俊貴、石井渡士也との日本タイトルマッチに向けて会見。豊富を語る、という記事。
しかしイメージ通りの気弱発言連発。本石昌也会長も「ボクサーとしてはありえないメンタル」と苦笑、とのこと。

実際の試合ぶりは、痩身のイメージから想像するよりも、ヤワでは無い、粘り腰のあるアウトボクサーですが、それを支えるのが「怖いから練習するのが彼の強み」という言葉通りの、ボクシングに取り組む姿勢にあるのでしょう。
実際、デビュー戦から会場で映像で、試合を続けて見ていますが、ピンチや劣勢の場面でも粘り強く闘うし、その時点での力をしっかり出し切る、という試合を積み重ねて、ここまで勝ち続けてきました。
決して長身、リーチに頼り切り、という選手では無い、それだけは確かです。
改めて、強敵石井渡士也との一戦、楽しみですね。


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「シズオカビト」という表現があることを初めて知りましたが、サッカー王国のイメージが強い静岡のホープ、全日本新人王の佐野遙渉、19歳の紹介記事
今回の新人王戦でも、全階級通じて屈指の逸材と目されます。

高校では3位が最高ということで、勝利数などから、B級デビューでなく新人王にエントリーとなったのでしょうが、B級デビューしたはいいが碌な相手と試合が出来ないような選手よりも、はるかに意味のあるプロキャリアのスタートだったでしょう。
今後の試合予定などは書かれていませんが、しっかり体力を強化し、一階級くらい上げての3年後、順調に伸びていたら...と期待したくなりますね。
そのためにはコンスタントな試合の機会を、という心配がありますが。静岡のジムで、自主興行だけでは到底足りないでしょうから。


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さて、長きに渡り...本当に長きに渡りその試合ぶりを見てきた野中悠樹ですが、45歳になってもなお、現役続行を表明しています。

能島宏弥に敗れた試合の映像は、ダイジェストですが能島のYouTubeチャンネルで見ました。
あの映像だけでは何とも言いにくいところもありますが、ミドル級では水増しという体格の相手にストップされて負けたのですし、再戦出来る契約だったという話も実現はせず、雪辱したい対象の能島もウェルター級へ下げる決断をした、とのこと。

いろいろ考えるに、さすがの野中も、と思っていましたが、まだ退くという決断はしない。
このニュースを見たときは、やっぱり驚きました。
こちらは春にも再起戦計画、という記述があります。

もちろん、否定的な見方が心中では勝つものの、ここに至ってもなお、ジムワークに励み、リングに上がろうとする、そのために費やす労苦たるや、と思うと...感服する気持ちにもなってしまいます。

ただ、ことがボクシングだけに。身体に直截的なダメージを与え合う競技であるだけに、という心配は消えません。
続けるも退くも、客観的に、冷静な判断に基づいたものであってほしいし、そうでなければいけない、と思います。
それはリングの上での足捌きだけではなく、人生そのものについても同じなのだ、と。
単なるファンの立場として、踏み込むべきではない部分の話かもしれませんが...。





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