少し前に、中谷潤人がアメリカで練習を始め、帰国が10月頃になる、その前にアメリカで試合するのでは?という噂があったように思うんですが、もう帰国して、ゴルフ場で走り込みをやっているとのこと。
なんか、変な名前が出ていますが、それはまあ後で。
【ボクシング】中谷潤人、ルイス・ネリの対戦希望に「面白いですね。僕もいいなっていう風には思う」と歓迎 - サンスポ https://t.co/VKGqAcm8sd @SANSPOCOMより
— 尾﨑 陽介(サンスポ)/Yosuke Osaki (@mrqis10i6ho) August 9, 2024
トップランクと契約したという報道もあって、しかし具体的にどういう契約なのかは全然触れられないという、意味不明の報じ方は相変わらず。
今までと何がどう違うのか、さっぱりわかりません。しかしアメリカで9月に試合するという噂を聞くと、試合数の「配置」が変わってくるのかなあ、とも思ったのですが。
しかし国内で10月というと、AmazonPrime複数世界戦興行、拳四朗vsロサレスなどと一緒に、10月18日なんでしょうかね。
これとは別に、井上拓真らと同じカードに出る興行が別にセットされる可能性もあるでしょうが。
で、ルイス・ネリーですが、少し前にX投稿で、唐突に中谷の名前を出して挑戦アピールをしていました。
今回の記事では、中谷も「歓迎」しているんだそうです。
まあ、挑戦を受ける当事者が良いというなら、もう好きにしたらよろしいがな、というしかないんですが。
しかし、そういうのもういい、要らん要らん、というのが、私個人の率直な気持ちです。
井上尚弥戦で「禊」が済んだ、じゃないけれど、あの健闘自体は嘘では無い、それは認めていいのでは...という向きもおありのようですが、山中慎介に対して働いた二度の狼藉は消えてなくなったんですか、と、石頭な私は思います。
はっきりしておきたいのは、ネリーは「悪役」ではない。「悪」です。それが事実であり、その事実は消えません。
百万歩譲って、中谷潤人挑戦をよしとしましょうか。
しかし、また薬物検査やら体重管理やらを、ネリー陣営のみならず統括団体、何ならこちらの陣営も手を貸して、よってたかって良い状態で「来ていただく」ために手を尽くす、というような、あの異様な運びを、また繰り返すのでしょうか。
ついでに、バンタム級の代理選手も用意します?
馬鹿馬鹿しくて、見ちゃおれんわ、というのが正直な気持ちです。正気ですか、と言いたくなりますね。
とはいえ、そういうあれこれを越えて、いまだにネリーには挑戦者としての「値打ち」があるのかもしれません。
それが一般の観客数、チケット販売数、配信視聴者数の獲得に資するのなら、興行者としては「使う」ことに何の躊躇もないでしょう。
その現実を呑み込んで、私も5月の東京ドームに足を運んだわけですし。
しかし、さすがにネリーとの関わりも最後だろう、とも思っていたわけです。清々した、という気持ちで見終えた試合でもありました。
今となっては「甘かった」と認めざるを得ない...のでしょうか。
中谷潤人の次の試合、相手が決まれば、それが答えになることでしょう。
それよりも統一戦見たいですよ。
ボクサーの発言とプロモーターの仕事が一致するかどうかは、それぞれ違うんでしょうが、今回のはどうなんですかね。中谷が私見を言っただけなら良いんですが。まあ本田会長が主導するわけですから、そう簡単にネリーを使うとはならないと思うんですけど、所属ジムは別なわけですし、はてさて、ですね。バンタムには落とせるかどうか...Sバンタムのウェイトで対戦するということもなくはない?だとしたらダイナミックなお話ではありますが。