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さうぽんの拳闘見物日記

ボクシング生観戦、テレビ観戦、ビデオ鑑賞
その他つれづれなる(そんなたいそうなもんかえ)
拳闘見聞の日々。

見たくない光景を見せられそうですが マイク・タイソン、土曜日にNETFLIX登場

2024-11-14 00:20:21 | 海外ボクシング



この週末、土日は海外のビッグ「イベント」がふたつあり、両方ともライブで見られます。
WOWOW独占状態だったら、両方、ということは絶対になかったでしょうから、まあ良い時代といえばそうなのでしょう。
今日はまず、ひとつめについて雑感を。


16日土曜日の午前10時から、NETFLIXにて、マイク・タイソンとジェイク・ポールの「一戦」がライブ配信されます。

誇大広告というか、単なる馬鹿の戯言というか、何しろまともに相手する気にもならんような言葉が踊っています。
これが世界待望のビッグマッチでないことくらい、誰にだってわかりますが、この煽り映像の作り手は、そんなことは気にもしていないようです。
しかしこれが、ビッグ「イベント」であることは、誰にも否めません。それも事実ではあります。


両者共、かなり協力的に映像撮影に取り組んでいますし、話題作りにも余念がありません。
いくらか知りませんが高額報酬が出るのでしょうし、会場もAT&Tスタジアム。
チケットセールスは苦戦しているとも言われますが、全世界で2億7千万人(これは「世帯数」に近い数字、といえるでしょうか?)といわれるNETFLIXの視聴者のうち、一定の割合がこれを見ることは間違いないでしょう。
いわば元々いる視聴者層のうち、どれくらいの割合を集められるか、という話で、従来のボクシングにおけるビッグマッチとは、方向性が違います。
ボクシングとしてどう、という目線とは違うところで、数字はかなり伸びることでしょう。おそらくかなりの数が視聴した、という結果が出るでしょうね。



で、かくいう私も...実は、ずっと視聴していなかったNETFLIXを、2ヶ月ほど前から視聴し始めました。
見たいと思うコンテンツがいくつかあったのは確かですが、ボクシングのためにあれこれ視聴契約しているところに、結局ボクシングの後回しになるであろう映画やドラマのために2千円以払うのはなあ...とぼんやり思っていたのですが、「広告付き、視聴デバイス数2つまで」で800円以下(最近、ちょっと値上げされました)という視聴プランが出来たことを知り、一度試しに契約してみよう、と思い立ったようなことです。

すると、操作画面の使い勝手は良いし、オリジナル映画作品はテンポが良くて見やすく、予算もかかってて豪華。
ドキュメンタリー番組も力が入ってて見応えあり。カンプ・ノウに豚の頭が舞った「ルイス・フィーゴ禁断の移籍」や、欧州選手権決勝におけるウェンブリー・スタジアムでの不正入場事件を取り上げたものを見ましたが、それぞれに驚き、震え、しばし見入ってしまいました。次はモハメド・アリとマルコムXのドキュメントを見るつもりです。

あと、ネトフリ本来の売りであるドラマも、膨大な本数を見ないといかん、ついていけるかな、と思っていたのですが、以前から興味があった「ナルコス」など、いざ見始めたら止められない。
とても見る時間が足りないですが、それでもこの料金なら充分かな、と思い、継続して見ています。
広告もYouTubeみたいに頻繁に入るのかと思ったら全然。忘れた頃に流れるくらいで、まったく気になりません。
世間から100周遅れくらいですが、これはWOWOWやスターチャンネルがどんどん苦しくなるわけや、と納得させられている今日この頃です。



そういうことで、このイベントも見られてしまうわけです。
正直、NETFLIXを視聴していなければ、このためにわざわざ視聴契約して見ることは無かったでしょう。
その点、上記したように、従来の放送配信ではなく、すでにして膨大な視聴者数を持つ配信プラットフォームにおけるイベントとして、納まりが良いものだ、と言えそうです。
まあ、正直、碌な「試合」にならないとは思いますが。むしろ、十中八九、見たくない光景を見ることになるだろう、と。

相手の人については、ほとんど何も知りませんが、見るからにうさん臭い身体付きで、馬力はあるみたいですね。
それが齢60に近い元チャンピオンと「闘って」大金を得るという...アメリカのボクシング界もいよいよ、こんなまがい物がまかり通るようになったか、と嘆息するのみです。


しかしアンダーはけっこうなカードが並んでいます。こういうところも含めて、ビッグイベントだと言えるのも事実です。

ケイティ・テイラーvsアマンダ・セラノ、第二戦というのは、女子ボクシングのスーパーファイトらしいですね。詳しくは知らないんですが。
アマンダ・セラノは今年、リングマガジンの女子MVPとして、井上尚弥と並んでツーショットを撮り、井上を祝福するコメントをしていた人です。
最近ではジョナサン・ゴンサレスのマネージメントを手がけたり、という話題もありました。今どうなっているのかよくわかりませんが。

マリオ・バリオスは、マニー・パッキャオ戦の噂も出ていましたが、8位アベル・ラモスとのWBCウェルター級王座防衛戦。
あと、ブルース・カーリントンも出るみたいですね。先日は少し苦戦して、辛い評もあったようですが。


ただ、このX投稿、試合順はこの通りなんでしょうかね?よくわかりませんが。タイソンとポールは三試合目?
ムエタイのカードに国際式の世界戦を挟んだ、往年のタイ興行みたいな感じなんでしょうか。それとも普通に一番最後?
もしこの順番だとしたら、カーリントンの試合は配信されずにおしまい、なんてこともあり得そうですが。
まあ、それもこれも当日見てみないと、というところですね。



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