少し前に、今年、夏に後楽園ホールで改修工事が行われるので、その間興行が出来ず、
本来はホールでやるような試合が関西にやってくる、という話を聞きました。
たとえば、関西出身で東京のジムと契約した選手の試合とか、
関西のジムの選手だけど、ホールでの試合が多い選手の試合などが、
この夏、関西で見られるだろう、という話でした。
関西のファンとしては、好カードがたくさん見られるとしたら嬉しい話だなあ、
くらいに思っていたんですが、どうもそういう想像の枠の外にあった試合まで、
関西で行われるような話が出ています。
それも含め、関西の話題を中心にあれこれと。
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まず、長身イケメン、丸田陽七太の試合。7月31日、住吉区民センター。
デビュー三戦目、WBCユース王座決定戦、相手は比国の若手で10勝無敗。
三戦目にやるには手強い相手だと言えそうです。
それはいいとして、階級がバンタムなのが気になるところ。
世界を急ぐのは止めた、という会長のコメントには賛成ですが、
若い内から無理な減量で身体を痛めつけるのは良くないと思います。
むしろ、もっとしっかりした身体を作ることを優先して欲しいところです。
今でも驚異的な長身、リーチを持ちますが、速くて長いのみならず、
強さを伴ったジャブを打って相手を下がらせ、その上で懐深く、足で捌き、となれば
少々の相手では手の施しようがないような選手になれると思います。
まだ若いんですし、理想は高く持って、それを追い求めてほしいですね。
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8月7日は、府立地下で、二部興行の予定と聞きました。
一部が拳四朗vs大内淳雅の日本タイトルマッチ。拳四朗、王者として関西で初の試合。
大阪での試合もデビュー戦のヘリ・アモル以来ですね。府立登場も初。
角海老所属時代から、折りに触れて試合を見たことのある大内ですが、
姫路復帰後の試合を縁あって続けて見ていることもあり、このカードは注目しています。
油田京士戦での敗戦、網膜剥離の発症から、タイトルマッチ出場まで這い上がってきた
彼にとっても、若き俊才として名を馳せる拳四朗は難敵でしょうが、
彼のキャリアの集大成となる一戦を、是非観戦したいと思っています。
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この日はグリーンツダジム主催の興行も予定されています。
たぶんこちらは二部、夕方からの試合開始になるのでしょう。
前回、デンカオセーンを2回で沈めた強打の若手、田中一樹が、
九州最強のバンタム級、坂本英生に「挑む」一戦がメインとなります。
これは田中にとり、真のテストマッチというか、その実力を問われる試練の一戦ですね。
好機での攻撃力、というより爆発力は証明している田中ですが、そこに至る過程において、
上位を狙える技量、力量があるかどうかは、これまで見た限りの試合では、見えていません。
結果がどう出るかはわかりませんが、こういう試合から逃げていては、いつまで経っても
本当の力は身につかないですし、それを証明することも出来ません。
それだけに、この相手と試合を組んだ陣営の決断を、まずは称えたい気持ちですし、
余計なタイトルが絡んだりはしない、けれど価値のあるこういうカードに、
ボクシングファンの広範な支持、注目が集まって欲しい、とも思います。
出来ればこれも観戦したいですね。
しかし一部二部、通し観戦はきつい...いや、頑張らねばいかんか(^^;)
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時期ではこれが一番最初、7月20日府立第一で、大晦日から少し間の開いた、井岡一翔の防衛戦。
相手がWBA7位のキービン・ララ、というのは少し前に海外情報に出ていたようです。
まあ、そんな感じなんやろう、という以外に何も思わない話ではあります。
相手が「ニカラグアの宝石」と言われている、というのは知りませんでした。
知っていたとしても、何がどうということもないですが。
ただ、この興行のカードについて、一昨日の時点で、チケットぴあのHPを見ると、
以下のような記載がありました。
「2016/7/20(水) 16:30 開演 ( 15:45 開場 )
会場:エディオンアリーナ大阪 (大阪府)
〈井岡一翔(井岡)-キービン・ララ(ニカラグア) 〉/〈和氣慎吾(古口)-ジョナサン・グスマン(ドミニカ) 〉/
〈山本隆寛(井岡)-レックス・ワオ(フィリピン) 〉/〈野中悠樹(井岡)-丸木凌介(天熊丸木) 〉」
チケットぴあの「フライング発表」って、実は時々あるんですね。
普段、こまめにチェックはしていないですが、それでもけっこう目につく感じです。
もしこれが全部、変更無く開催されるのだとしたら、これも見に行きたいところですね。
関東ローカルで生中継なしとかだったらイヤだなぁ、と心配していた和氣慎吾の世界戦が、
まさかの大阪開催ですからね。
もっともこれだけ前座からタイトルマッチが並ぶと、ただでさえ休憩の嵐、時間押し平気の
井岡TBS興行ですから、かなり疲れる観戦にはなりそうですが。
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と、関西絡みですが、9日は後楽園ホールにこっそりお邪魔。
所用のついでに、時間空けて観戦です。
日本バンタム級タイトルマッチ、再戦となりました。
益田健太郎に雪辱なるか、川口裕。傷が少し心配ですが、強打炸裂に期待です。