お盆休み最後の日曜だったんで、三週連続の週末観戦を目論んでいたのですが、
あれこれ用事が出来てしまって、阿倍野には行けませんでした。残念。
記事によれば、久高寛之は快勝だったようです。
バンタム級での試合が続いていますが、昨年の西日本新人王、田淵圭祐にクリアな勝利。
やはりというか、この辺りでは、久高を打ち崩すのは難しいでしょうね。
その実力からすれば、この先に再び、上位陣との対戦が見えてきてほしいものですが、
今は、そのための実績作りとして、地道に勝っていくという段階にあるのでしょう。
バンタムで続けるなら、大森将平、山本隆寛と、タイトルホルダーは関西ですから、
どちらかとの対戦という話が持ち上がったりするのかな、とも思いますが、どうなるんでしょうか。
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10日のダブルタイトルは関東ローカル地上波放送のみでしたが、友人の厚意により、映像を見られました。
伊藤雅雪は再起戦即タイトルマッチでしたが、全体的にバランスが改善され、ずいぶん良くなっていました。
相手の岩井大も健闘しましたが、リードジャブを丁寧に突いて、良い距離、リズムを維持した上で、
タイミングの良い右を打つ伊藤の完勝でした。
岩井はアッパーを交えたコンビネーションが得意ですが、思った以上にそれを封じられていた感じでした。
もちろん相手との相性もあるんでしょうが、内藤律樹戦からの再起としては上々でしょう。
これから内藤や金子といった上位との対戦に向けて、自分の得意技だけでなく、全体のバランスにも留意して、
決め手に至る過程の、布石の部分を充実させていけば、130ポンド級の「ウォーズ」を
また面白くしてくれそうです。
何せボクシング自体に華があり、幅広い層にアピール出来る選手になれる可能性を秘めた選手です。
同じクラスにライバルが多いこともあり、今後も好カードの実現があるでしょう。大いに期待したいものです。
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同じ興行では竹中良が初タイトル。ビンビン・ルフィーノを5回TKOで下しました。
昨年10月15日の大逆転負けは、単にその試合のみならず、対戦相手のその後を見ても、
あまりに大きな星を落とした痛恨の一戦だったわけですが、そこから再起してのタイトル奪取。
ただ、相手のルフィーノは、計量でトラブルがあったとかで、往年の強さは失せていました。
日本初登場のとき、角海老ジムの宮田芳憲を左一発で倒した試合は衝撃的でしたが...。
竹中もまた、タイトルの価値を証明するための試合が、今後求められることでしょう。
その果敢で懸命な試合ぶりは、見る者の心を惹き付けるものがあります。
天笠尚との再戦をはじめ、上位同士の対戦が見たいものです。
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9月16日、京都府立体育館島津アリーナでのダブルタイトルマッチですが、
この記事の下の方に、大阪の毎日放送(MBS)系列のCS局、GAORAで当日生中継あり、
毎日放送では関西ローカルながら、深夜に録画放送がある、と書いてあります。
これは朗報です。かなり意外でもあります。
田中恒成の世界戦のときに、サスペンスドラマの再放送をやっていた局がまさか(笑)
しかし、嬉しい驚きです。
京都の逸材、大森将平の先行きにも、大きなプラスになることでしょう。
これで、彼がその実力を伸ばし、然るべき試合を勝ち抜いていけば、いずれは世界への道も拓かれる...
と、ここまで書いてふと気づきました。
毎日放送って、TBSの系列やん。
...orz
ま、変なことさえしなければ別にいいんですけどね。大丈夫ですよね。ね。
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そんなことでお盆休みも終わりましたが、私はまたしても馬鹿をやって、この週末、上京します。
21日、金子大樹vs仲村正男戦を見るためです。
東西強打対決、KO必至の一戦ですが、倒れるのが「東」か「西」かで、私の心理状態も大分変わってきます。
どちらの確率が高いのかと言えば、私の心中には確たる答えがありますが、まあそういうことはおいといてですね(^^;)
どちらも良い選手ですし、勝ち負け以前にとても楽しみな一戦ですね。