さうぽんの拳闘見物日記

ボクシング生観戦、テレビ観戦、ビデオ鑑賞
その他つれづれなる(そんなたいそうなもんかえ)
拳闘見聞の日々。

奇跡を見たいわけではなく

2011-02-09 13:16:11 | 井岡一翔
井岡一翔の世界戦プレビュー、毎度おなじみ「せやねん」です。
動画を紹介しておきます。


さて、あと二日ですね。
この試合については、正直、複雑な思いでいます。
今から勝利の可能性、或いは結果を先取りしたうえで、それすらを否定するようなことを書いても仕方がないわけですが...
今のところ、以前、イーグル京和対八重樫東戦のときに思ったことを、また思っています。

そりゃ、挑戦する世界チャンピオンの状態次第で、勝つことだってあるでしょうけども。
辰吉や名城でさえ後が続かないものを...と言いたくもなりますね。


気を取り直して、試合自体についてですが。
まず、王者オーレイドンが、言葉は悪いですが「逃げ」をいとわない選手であることがどう出るか、ですね。
井岡のパンチはショートでは切れますが、伸びという点ではこれまでのところ、もうひとつかなという印象です。
先手取られたらなかなか苦しいでしょう。

しかし、先手取って、追撃もして、終盤詰めて(或いは逃げ切って)めでたく勝つ、なんて
そう何もかもうまくいくとはちょっと思えません。
ベストではない体重で、数少ないプロでの試合経験を経ての挑戦です。
おそらく、試合が終わったあと、勝利か敗北か、ではなく、奇跡か無謀か、を見せられる試合になるでしょう。
そして、私は、ボクシングファンのひとりとして、応援するボクサーに対し「勝利」を願い、求めはしますが、
「奇跡」を求めるのは間違いだと思っています。


なんか、暗い記事になってしまいました。
もし、私の悲観を全て覆すような、奇跡という言葉には似つかわしくない「然るべき勝利」を
井岡一翔が見せてくれるようなことがあれば、私は素直にごめんなさいします。

そして、そうなってくれたらええのになぁ、と内心思っているのも事実です(^^;)が、
はてさてどうなりますやら...。




コメント (3)
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