さうぽんの拳闘見物日記

ボクシング生観戦、テレビ観戦、ビデオ鑑賞
その他つれづれなる(そんなたいそうなもんかえ)
拳闘見聞の日々。

顔がカチカチだったもんで

2007-07-23 23:07:16 | 海外ボクシング
花道を入ってくるホルヘ・リナレス、顔がカチカチでした。
情報シャットアウトで見ていたもんで、
「こらあかん、負けるんちゃうか」と思いましたが、結果は見事な勝利でした(^^)v

輝かしい将来を期待されて世界に挑み、その期待通りに勝ったスターもいますが、
ボクシングの歴史には、その期待に応えられず、消えていったスターもたくさんいます。
リナレスにとり、この試合はたった一試合とは違う重みのある一戦でした。

しかもオスカー・ラリオスの執念、闘志のすごかったこと。
リナレスに最後の最後まで楽をさせませんでしたね。
常に距離を詰めて打ちかかり、テンポの速い展開を強い続けました。
並の選手ならラリオスに押しつぶされて、倒されていたかもしれません。

ホント、よくぞあの相手に、あの試合に勝ちました。
青いとこもちらほらちらほら見えましたけど、
それも何やら、きらきらと輝いて見えてしまいます。
この選手を日本のボクシングファンはずーっと間近に見てきたわけです。
一言で言うて、幸福なことですね。
今後、もっともっと大きくなって、世界の大舞台でさらなる大試合を戦ってほしいです。
そして、日本の閉鎖的なボクシングマーケットを、米国へと繋げる、
架け橋となってくれたら最高です。


しかし、ずいぶん日本語うまくなってますね。
インタビューでは、けっこう面白いことも言うらしいですし、
男前でちょっとアホで、でもメチャ強い外人のボクサー、という
イメージで売ってくれたら、お茶の間の人気者にもなれそうですね(^^)

コメント (4)
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