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角館草履の『実演日記』

〓袖すり合うも多生の縁〓
草履実演での日々の出会いには、互いに何かしらの意味があるのでしょう。さて、今日の出会いは…。

時の経つのが遅いワケ。

2010年03月22日 | 実演日記


今日の草履は、彩シリーズ23cm土踏まず付き〔四阡円〕
朱色基調の和柄プリントをベースに、合わせはエンジのいらかプリントです。
こちらも和が活きた、いかにも「日本」を想わせる色調ですね。組み合わせにエンジの無地も編んでみましたが、いらかプリントの「田舎臭さ」がより優しさを感じさせると思います。古き良き時代、日本の女性はみなさん優しかったのでしょう。おっと、もちろん平成の世もそれは変わっておりませんね。

三月の三連休が終わりました。この三日間の印象は、まず寒かったです。連日冷たい風が吹き、ときに雪が混じります。積もるほどの降雪量ではないにしろ、なかなか厳しい寒さでしたねぇ。
こんな天候のせいでしょう。ツアーのお客様を除いては、多くの散策客で賑わうとまではいきません。終わってみれば、初日の土曜日が一番賑やかでしたね。

東京では本日開花宣言が出されたとか。テレビの映像を眺めていると、なんだか羨ましくなりますよ。一ヵ月後には角館も同じように桜で埋め尽くされるのに、ここ数日の寒さを思うと、こんなときだけ日本の広さを感じてしまいます。

「加齢と共に月日の経つのが早く感じてしまう」、よく聞く話です。何気に観ているテレビ番組に、特にそういうことを感じますね。『このあいだやったばっかりでねっけがっ!?』てな具合です。
昨晩のこと、ふとまったく別の思いになりました。大河ドラマ「龍馬伝」なんですが、これだけは一週間を早く感じないんですよ。これはどういう心境から来るものか考えてみました。結論は、「楽しみにしていること」は時間の経つのが遅いのでしょう。

「角館の桜」、この先一ヶ月が長いんですよ。

コメント
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