今日の草履は、彩シリーズ25cm土踏まず付き〔四阡五百円〕
先回と色違いの鷹プリントをベースに、合わせは緑基調の和柄プリントです。
落ち着いた色合いに涼しさも感じますね。老若無関係によろしいのではないでしょうか。
あらためるまでもなく今はまだ六月、しかも梅雨入りが言われてしばらく経ちました。それがどうしたことでしょ、角館の天気です。
昨日の最高気温が今夏最高の34.5度、今朝の新聞では全国第二位と書いてました。一位が京都府舞鶴市で、三位以下に秋田県の観測地点が複数です。京都の一位は分かるとして、どうして次に秋田県が並ぶんでしょうかね。
今春にも同じようなことがありましたが、もうすでにこの日本では「北国=寒い」とばかりは言えないようです。確かに冬の寒さは関東以南と比べられませんが、真冬以外の季節は大きな差がなくなっているように思えます。
10年ほど前まで当地でエアコンを設置している一般家庭は、そう多くありませんでした。暑い暑いと言ってもせいぜい二週間程度、熱帯夜で寝苦しい日などはあればある、なければないというのが当地の夏だったわけです。
わが家の居間に設置されているクーラーは25年ほど前の製造、しかも先日他界した叔母宅からもらった中古品でした。古い家電品の発火事故が云われるようになって、かれこれ三年ほど電源を入れたこともありません。
私も「おじさん」と呼ばれる年齢になって、いささかこの暑さを厳しく感じるようになってきました。知人の電気屋さんに来てもらい、当地のエアコン事情を聞いてみると、『今はそんなに売れねぇよ、もうかなりの家で入ってるもの』。
そうですか、わが家は少し辛抱しすぎましたかっ。
いよいよ明後日から公開実演再開です。これからは11月のシーズン終了まで、長いお休みはとらないつもりです。7月も下旬となれば夏の観光シーズン突入、イベントや歴史ある夏祭りが目白押しです。今年も暑い夏を熱く働くことになるでしょう。
実演席のある米蔵は、天井が高いせいで熱がこもるということはありません。とは言いながら冷房設備もありませんから、夏の暑さはどうしてもこたえます。
暑い夏を熱く働くために、せめて自宅一室くらいはエアコンが必要経費かもしれませんなぁ。