<生地詳細・素材感>
今日の草履は、一般綿生地シリーズMサイズ23cm〔3000円〕
紺唐草をベースに、黒地に真っ赤な花柄を合わせてみました。この生地は最初から僅かしかなく、世界にひとつだけの草履です。と話したら、広島県からお越しの奥様がゲットされました。「世界にひとつだけ‥」、やはり大きな魅力かも知れません。
今ちょうど布地在庫の整理をしていて、最初から少ししかない生地を集中的に作ろうと思ってます。明日からも何日かは、「世界にひとつだけ草履」をご紹介します。
秋田市からお越しの母息子さんペア、子どもは四月から5年生だそうです。こちらの男の子も実演にすっかりハマりました。お母さんも喜んでくれて、『西宮家ははじめて入ったんですけど、こういうのが見られるとは思いませんでしたぁ~!』。
いつしかお母さんのほうが夢中になってしまい、男の子は近くを歩き出したんですが、結局お母さんの興味で一足編み上げるまでご覧になりました。
夕方になってのご来店は、「今日の草履」をお買い上げくださった広島県のご家族。男の子は四月から小学校入学、そしてお父さんとお母さんの三人旅です。やはり最初にハマったのは男の子でした。私の『子どもは預かりますヨ』の言葉に、ご両親はゆっくり米蔵ショッピングです。
物怖じしない男の子は、初対面の私にどんどん質問を浴びせます。イ草を見つけて『これはなに?』、編んでいる草履を指して『次は何色にすると?』。実演席に飾ってあるふたつの分身(似顔絵)を差して、『頭に被ってるものがなんで違うと?』。手拭いは何枚かありますから、今日は似顔絵のときと別だったんですね。子どもの「目」にはいつも感心させられます。
しばしのお買い物を楽しんだご両親、今度はおふたりが草履にハマりました。結局三人分の草履をお決めになったときは、すでに閉店時刻を30分オーバーしていました。
明日から営業時刻が一時間延長され、午後6時までになります。広島県のご家族も、ご来店が明日だったらもっとゆっくりしてもらえたんですけどね。