今日の草履は、彩シリーズMグループ23cm土踏まず付き〔4000円〕
朱色基調のうさぎプリントをベースに、合わせはエンジです。ベースは新柄のうさぎプリント、行きつけの生地屋さんで見つけました。草履職人の干支がうさぎのせいか、どうしても手が出てしまいます。「卯」の文字がなかなかユニークですね。
淡い配色のこちら、優しいお母さんに履いていただきたい一品です。
2008年も今日で四月が終わりました。桜がひとつもないゴールデンウィークの前半を終えたわけですが、未だ「桜まつり」は継続されています。近年にない早咲きの今年、やはりどこかおかしい雰囲気があります。いずれゴールデンウィークが終わってから思うところを述べてみたいと思います。
桜の有無と無関係に、実演席は相変わらずお元気なおばさまをたちを中心におしゃべりの毎日です。立ち止まっていただくこと、お声をかけていただくこと、そしてお買い上げいただくこと、こうしたありがたさを日々感じています。
公開実演も四年目となり、初お買い上げの方ももちろん多いのですが、リピーターさんがさらに増えています。人は気に入らなければ「二度目」はありません。これがなんとも嬉しいですね。
わが家の高校一年生の双子、そろそろ学校にも慣れてきたようです。十日前くらいに次女が真剣な顔で、『父さ~ん、一生の頼みあるぅ』。予想はしていましたが、やはり「ケータイ」のことでした。
入学式後のホームルームで長女の担任が、『ケータイを持つのが当たり前になったので、今年度から学校への持込を認めることになりました』と言ってました。「持つのが当たり前」の文言に多少の違和感を覚えながらも、もうそういう時代なんでしょうね。
先日西宮家から帰った後、家族で近くのケータイ屋さんへ出かけました。営業時間は午後七時まで、私たちが店に入ったのは午後六時半を過ぎています。『娘ふたり、新規で頼むんシ』と伝えると、三人の店員さんが並んで『ありがとうございます!』と笑顔で頭を下げました。
機種を選び契約を終えると、時刻は八時に近くなっていました。店員さんへ『遅く来て悪りぃなぁ』と言うと、『とんでもないですぅ、新規ふたつは嬉しいですからっ』。ケータイ屋さんが新規を喜ぶのは、どうやら私が想像していた以上かも知れません。
娘たちそれぞれが簡単な説明を受けているとき、ひとりの店員さんが『お父さんも機種変更されませんか?今なら無料の端末がいろいろありますよっ』。時間も遅くなっていたので『また今度ゆっくりにするぅ』と答えましたが、新規のみならずリピーターへの心配りもなかなかです。
さて明日から五月、ゴールデンウィーク後半へと向かいます。私も「新規さん」「リピーターさん」それぞれを大切にしましょ!