角館草履の『実演日記』

〓袖すり合うも多生の縁〓
草履実演での日々の出会いには、互いに何かしらの意味があるのでしょう。さて、今日の出会いは…。

途中下車。

2008年10月30日 | 実演日記


今日の草履は、彩シリーズMグループ22cm土踏まず付き〔四阡円〕
紺やエンジの鮮やかな和柄プリントをベースに、合わせは紺です。落ち着いた色調の中に、和柄の美しさが出ていると思います。桜の花びらも描かれていますが、配色はちょうど今頃の季節に合ってますね。
平生地はこちらです。




観光目的で角館を訪れる方々から、「途中下車」という言葉をよく聞きます。最終目的地は他にあって、その途中角館に降り立ったという場合ですね。その最終目的地というのは実にさまざまで、温泉地であったり秋田市であったり、キャンピングカーで全国を走り回る方は北海道なんていうのもありました。

途中下車の散策中に私と出逢い、草履を気に入ってくださった方々がよく言われる言葉は、『角館に寄って良かったっ!』。
ブログへもたびたび書くように、相当の「縁」がなければ為しえない結果と思うわけです。ですからこの「途中下車」という言葉は、私にとって嬉しい響きを持つんですね。

今日おひとりでお越しのおばさま、試し履き見本に利用している定番配色①の草履を見て、『この色は買って行けないの?』。
『それは在庫がなくて、オーダーいただければ一週間くらいで届きますよ』とお応えすると、ちょっと残念なそぶりで辺りを見回していました。するとひとつの草履を指して、『あらっ、あるじゃないっ!?』。

おばさまが指した草履は確かに定番配色①なんですが、これは数日前にお越しのおばさまからのオーダー草履で、「ご売約品」の札は目に入らなかったようです。
事情をご説明しご理解くださったおばさまは、『じゃあ、あたしにも送ってくれる?』。

ご注文カードに住所等をご記入のあいだ、『この草履は明日沖縄県へ出発するんですよ』と展示してあったオーダー草履をお話しすると、『まぁ~、途中下車して欲しいわねぇ』。
その言葉を聞いたときは一瞬意味が分らなかったのですが、ご記入の済んだカードを見て「なるほどっ」です。おばさまのご住所は「北九州市小倉区」、確かに沖縄までの“途中下車”に位置するんですね。

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天邪鬼(あまのじゃく)。

2008年10月29日 | 実演日記


今日の草履は、彩シリーズMグループ23cm土踏まず付き〔四阡円〕
藍色基調の和柄プリントをベースに、合わせは紺です。夏の浴衣を想わせるベース生地なんですが、そうした「寒さ」よりはお洒落感が強く出たと思います。合わせにエンジもイイですが、私は同系の紺が好きですねぇ。
平生地はこちらです。



十月もお終いに近づき、ずいぶん寒くなりました。今日の最高気温は今秋最低の10℃、暖房がなければ少しツラく感じます。
ここ数日12℃~13℃が続き、お越しのお客様からも『寒くないですか?』と訊かれていました。若干「天邪鬼」の傾向がある私は、『まだまだ大丈夫ですよっ、冬はこれからが本番ですからねぇ』。
さすがに今日の10℃では、『はい、寒いですぅ』。

昨晩お電話をいただいたおばさまは、9月30日のブログにご登場の、「100キロマラソンは自分との闘い」とおっしゃったランナーさんの奥様。
そのときは奥様だけが草履をオーダーされ、ランナーさんであるご主人は欲しいと言いませんでした。奥様も強くお勧めすることはなく、なんとなくそのまま流れた印象です。

おばさまからのお電話は、『あれからずーっと履いてるんだけど、確かに足が暖かいのよ。これはきっと主人も喜ぶはずだから、買ってあげようと思って…』。
まず靴のサイズを伺うと、『そうねぇ、はっきりは分らないんだけど、フツーでイイんじゃない!?』。次に好きな配色を伺うと、『特に好きな色はないと思うわぁ、無難なところで任せるわよ』。

どうもご主人にはナイショのようなので、『サプライズプレゼントですかっ?』とお訊ねすると、『主人は天邪鬼だから、ほっほっほっ』。
きっと『あなたも買えば?』と言えば、ちょっとは関心があっても『オレは要らないよ』と応えるタイプなんでしょうね。

お電話が終わって30分も過ぎた頃でしょうか、またこちらのおばさまからお電話です。『主人に言ったらね、靴は26cmで色は青がイイんですって!』。
私が、『素直に欲しいって言いましたかっ?』と笑うと、『ニコニコしてんのよぉ!』。

一週間ほどでお送りする草履を履いたご主人の、いや「天邪鬼」のご感想を伺いたいもんですね(笑)。

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作品の序列化。

2008年10月28日 | 実演日記


今日の草履は、彩シリーズMグループ23cm土踏まず付き〔4000円〕
赤基調の和柄プリントをベースに、合わせはエンジ基調の麻の葉プリントです。ベースは、古き日本の女の子が来ていた着物を想わせますね。こうした和柄は選ばれるスピードも早いです。平生地はこちらになります。




もう一年前にもなりますか、文科省の全国学力検査をわが家の三人娘全員が受けました。中学三年と小学六年にちょうど在籍していたわけです。そのときの結果やらを、2007年11月13日のブログに書いていました。

今年の同検査でも、秋田県の基礎学力の高さが立証されたようです。この結果を受けて、比較的低かった沖縄県から教員交流事業の申し出があったとか。いずれにしても、こうした結果をさらに今後に活かす取り組みが肝要と思いますね。

昨年と今年で違ったのは、その「結果公表」。市町村別あるいは学校別結果を公表し、良い点と悪い点を検証して今後に活かすとする意見と、いたずらに序列化を生む公表は最初から目的にないとする意見が戦っています。
世の中の決め事はすべて「一長一短」がありますから、充分な議論の末にまたいろんなことが決まるんでしょう。

一ヶ月ほど前から、実演席に「生徒さん作品」を展示しています。特に草履作りに関心の高い人は、実によく見て行きますね。『うわ~、どれくらい編んだ人なんですか?』という質問がよく聞かれ、『この人でだいたい100足選手ですね』とお応えすると、みなさん一様に驚かれます。それは「100足を編む」ということだけでも、ちょっとした驚異なんでしょう。

体験型草履教室試行開始まで、あと四日となりました。小道具類もすべて揃え、まずはその日を待つばかりです。いきなり多くの希望者が現れることはないとしても、『ここで編めるんだぁ!』が理解されれば、次第に関心の高い人が来てくださるでしょう。

本格的に草履作りをはじめる人の中で、人様にお見せできるくらい上手になったら、希望によって価格を付けて実演席に展示するつもりです。その際は「序列化」を防ぐため、名前の公表は避けたほうがイイでしょうかね。

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想い続けた二年間。

2008年10月27日 | 実演日記


今日の草履は、彩シリーズMグループ23cm土踏まず付き〔4000円〕
深緑基調の矢羽根プリントをベースに、合わせは同系の緑です。緑好きにはたまらない一品のこちら、ブリント柄の「古風さ」がまたイイですね。平生地はこちらです。




「今日の草履」は、広島県から人事交流で秋田市へ来ているという、お若い女性がお買い上げくださいました。故郷に暮らすご家族へのプレゼントとのこと、喜んでくださるとイイですねっ。
こちらの女性、お若い中にも「古風さ」を感じました。実年齢や男女を問わず、ときにこうした雰囲気のお客様と出逢います。もしかしたらそういう方だからこそ、私の草履に立ち止まるのかも知れません。

ずいぶん久しぶりでしたが、103人目の草履職人誕生です。ひとりの女性が一目散に寄って見え、『憶えてますかぁ…、憶えてるわけないですよねぇ』。
聞いてみると女性は秋田市にお住まいで、今から二年前の西宮家で私と出逢い、草履作りを心に誓ったのだそうです。ただそれからの月日は公私共に多忙を極め、『すべてにおいて余裕というものがなかったんですぅ』。

人生にそういう時期ってありますよね。ゼッタイやりたいことがあっても環境がそれを許さない、とにかくそれに向かうには条件が悪すぎるっていうこと。
でも女性は二年経って環境が整った今、いよいよ目的に向かって一歩進もうとしているんでしょうね。女性は私の実演席を指して、『この二年間、ここを忘れたことはなかったんですよっ』。

ひとつのことを二年想い続ける、こちらの女性も見事な「古風さ」じゃないですかっ。草履台とイ草材料を大事に抱えた女性、きっと角館草履を編み上げるに違いありません。

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忘れ物。

2008年10月25日 | 実演日記


今日の草履は、彩シリーズLグループ26cm土踏まず付き〔4500円〕
青基調のダルマさんプリントをベースに、合わせは黄色基調のダルマさんプリントです。ときに作る同柄色違い、こちらは色の組み合わせから若々しさが出ましたね。楽しい配色と思います。

昨日久しぶりの降雨があった角館、今日は日差しも出て過ごしやすい一日でした。秋田市からお越しのご夫婦にも訊かれたのですが、やはり紅葉が今ひとつです。今朝武家屋敷通りを観てから西宮家へ行きました。これから色付くようにはどうも思えませんねぇ、こんな感じで今年の紅葉は終わりじゃないでしょうか。
日の落ちる速さはすでに「晩秋」、鮮やかな紅葉を観ずに冬に向かうとすれば、なんか「忘れた」みたいな感じがします。

秋田市からお越しのご家族、女の子は四歳と言います。私の実演がことのほか気に入ったようで、お父さんたちが『次の蔵へ行ってみよっ』と言っても動こうとしません。こんなとき無理にでも連れて行く親もいますが、時間にゆとりがあるのなら子どもの関心に合わせるのもひとつでしょう。こちらのご家族はお母さんが女の子と共に残ることになりました。

女の子が『これはなぁに?』と指差したのは、材料のイ草。『それはねぇ、いぐさっていうんだよ』と教えると、『いぐさってなぁに?』。四歳の子にイ草の理解は無理でしょう。
『あなたのおうちにたたみはある?』と訊くと、『あるよー、わしつでしょ?』。和室が分るとはちょっと驚きです。

その後もいろんなおしゃべりをしていて、女の子はふと「イ草」を思い出すんですね。『あれっ、これってなんだっけ?』、『もう忘れたの!?これはイ草っ』、『あっ、そうだそうだ』。これと同じ会話がその後三回ほど続き、傍にいるお母さんも苦笑いです。
普段使わない言葉は、子どもといえども忘れますよねぇ。

今日久しぶりにお越しは、美郷町で草履作りに“励んでいた”女性。過去形としたのは女性の言葉、『しばらくやってないんですよぉ、編み方も忘れちゃって…』。
実演ではお年寄りのお客様も多いです。中にはかつてワラ草履作りを日常にしていたおじいちゃんもお出でになり、『昔は毎日のように編んだもんだぁ。んでも、こうやって見でれば案外忘れでるもんだなぁ』。
おそらく編まなくなって数十年でしょうから、それは無理もないでしょう。

先の美郷町の女性に、「体験型草履教室」とその後の「本気型」の件を教えました。『よしっ、今年の冬からまた作りますっ』と笑う女性。何十年と編み続けても忘れてしまうほどですから、練習中の身ならあまり間を空けないほうがイイですね。
「体験型」はすでに草履台をお持ちの方も大歓迎、試行開始の11月1日まで一週間を切りました。

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ビフォー・アフター。

2008年10月23日 | 実演日記


今日の草履は、彩シリーズMグループ24cm土踏まず付き〔4000円〕
紺基調の小花プリントをベースに、合わせはエンジ基調の花柄プリントです。組み合わせもバッチリですし、小花がなんとも可愛いですね。どちらかと言えば中高年のおばさま向きでしょうか。平生地はこちらです。



実演で角館草履をご説明するときに、土踏まずの盛り上がりによる「足裏マッサージ」は必須です。『血流が良くなるので、冷え性の方にはイイですよっ』と言うと、多くの方は試し履きでそれを実感してくださいます。するとときに、『ダイエット効果もあると嬉しいのにねっ』とおっしゃるおばさまがいます。実は今日もおひとりいました。

おっしゃる方ももちろん冗談なんですが、かつて流行した「ダイエットサンダル」をイメージしてるんでしょうね。
角館草履に「ダイエット効果」があったら、そりゃあ私も嬉しいですよ。でも残念ながらそれは確認できませんねぇ、私の一番身近に暮らす女性も履いてますから…(苦笑)。

「ダイエット」を謳い文句とする食品や器具のコマーシャルによく使われる、“ビフォー・アフター”。西宮家ではこのたび新しく生まれ変わった部分があります。
詳細は掲示板へ


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あったほうが良い「言葉」。

2008年10月21日 | 実演日記


今日の草履は、彩シリーズLグループ25cm土踏まず付き〔4500円〕
ヒョウ柄プリントをベースに、合わせは紺です。久々に帰ってきましたっていう感じですかね。もう一年以上も前になりますか、ずいぶんヒョウ柄には楽しませてもらいました。このたびは三足分ほどの復活となります。
平生地はこちらです。




私の実演風景を写真に収める方は、年間相当の人数に上ります。全国を旅歩く人の話では、草履を編む実演はかなり珍しいと聞きました。そのうえ「旅」は気分を高揚させますから、ちょっと気になる光景や風景はとりあえずカメラに収めたいと思うんでしょうね。

公開実演も四年になると、いろんなことが分かってきました。この「写真」についても、撮影に伺いを立てる多くは外国人なんですね。日本語が話せない人でも自身のカメラを指差しながら、『OK?』という仕草が珍しくありません。プライバシーを尊重する外国人らしいとも思うわけです。

日本人の場合、伺いを立ててくださる方ももちろんいますが、何も言わずシャッターを切る方も多いです。製作に没頭しているときは、フラッシュの明かりに驚くこともありますね。

ずいぶん前のブログでも触れましたが、私は自身の実演を「大道芸」のひとつと思っています。条件が合えば路上実演を行っていますし、それは西宮家の中にいても感覚的には変わりません。
天下の往来で「観せる」ことを目的とした大道芸であれば、それに撮影の許可が欲しいなんていうのはお門違いも甚だしいでしょう。ですから伺いのない写真撮影にも、憤りを感じることはほんとにないんですね。

でもこうして四年ほど経験していると、やはり一言伺いを立ててくださる方には敬意を持ちますし、私も気分良く応じることが出来ます。『顔を上げればイイですか?このまま草履を編んでればイイですか?』なんていう言葉も、伺いを立ててくださるから生まれるわけで、さらにそこからいろんなおしゃべりに繋がることも多いです。

角館に一大旋風を巻き起こしている「男鹿和雄展」も、いよいよ終盤に入りました。数日前には通算3万人を突破し、当初の見込み人数を大幅に超えていますね。
どこの開催でも終わりに近づけば近づくほど伸びる傾向があるそうなので、おそらく11月初頭の三連休はたいへんな混雑になるでしょう。

かねてからご紹介のように、「角館・町めぐりスタンプラリー」も大好評です。スタンプを求め、実演席の目前にあるスタンプコーナーへと続々集まって来ます。
一昨日のこと、お客様数人とおしゃべりしているところへ、小学校4、5年生と思しき少年がお母さんとふたりスタンプへ来ました。先にいたお客様がお帰りになってふと少年を見ると、なにやら恥ずかしげに私を見ているんですね。
『こんにちわっ』と声をかけると、お母さんが少年へ『ほらっ、自分でちゃんとお願いしてみなさい』。すると少年は、『写真を撮ってもイイですか?』。

写真を撮り終えた少年へ、私は言いました。『なんにも言わないで写真を撮って行くおとなが多いんだよ。それで怒ることはないんだけど、君のようにちゃんと挨拶が出来ることはとってもイイことだなっ』。
少年は笑顔の中にも気恥ずかしさか、少し顔が紅潮してましたね。

さらに感心したのはお帰り際のお母さんの言葉、『褒めていただいてありがとうございましたっ』。
少年が言った写真撮影の伺いも、そしてお母さんのこの言葉も、さらに私が少年へ言った言葉も、みんな“ないよりはあったほうが良い言葉”なんでしょうね。

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体験型草履教室。

2008年10月21日 | 実演日記
2008年11月1日~14日までの二週間、試験的に「体験型草履教室」を行います。参加者のご感想・ご意見等を踏まえ、本格導入は2008年11月25日とする計画を立てました。
〔11月15日~11月24日は休止です〕
冬季間限定で、原則として実演を行う日は毎日お受けします。ご予約は不要ですが、先客がいる場合若干お待ちいただくことがあるかも知れません。
詳細は次の通りです。

■期間・・・平成20年11月25日~21年3月31日
■時間・・・午前10時~午後3時
■会場・・・西宮家(いつもの草履コーナー)
■料金・・・30分500円(材料代込み)
■持ち物・・・一切不要です

何点かご承知おきいただきたいことがあります。
まず、30分では片足さえ完成させることが出来ません。「体験型」では初歩の初歩、「どのくらいの難度か」を知る機会とお考えください。
単純に旅の想い出作りにも面白いと思います。30分で出来上がったところまでの草履は、記念にお持ち帰りいただきます。

体験型チャレンジ中は、他のお客様の注目を集めることもご承知おきください。冬季間はお客様の数が少ないことも事実ですが、逆に時間にゆとりのある方が多いと思われます。
格好をつけたところで初心者は初心者、『下手は当たり前っ!』の気持ちで臨んでいただくのが良いと思います。

草履コーナーのあるイベントホールは、暖房があると言ってもそこは「蔵」、まず寒いと思ってください。草履作り体験に持ち物は不要ですが、防寒対策には注意が必要です。

まったく初めての方はもちろん、すでに草履台をご購入の上練習をはじめておられる方のご利用もお待ちしています。これまで隣りに座って実技指導することはほとんどありませんでしたから、きっとお役に立てると思います。

実演予定日はこれまで通り、トップページのスケジュールカレンダーでお知らせしますが、たとえば「ドカ雪」などの事由で急きょお休みになることも考えられます。

「体験型」の次のステップに「本気型」を考えています。丸一日ご参加いただく「本気型」につきましては、参加希望が一定人数に達した時点で詳細をお知らせします。

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「非日常」の温泉旅。

2008年10月20日 | 実演日記


今日の草履は、彩シリーズMグループ22cm土踏まず付き〔4000円〕
紺基調に鳩&ハートブーケプリントをベースに、合わせはエンジ基調の花柄プリントです。紺とエンジの相性の良さと共に、プリント柄がなんとも愛らしい草履になりましたね。平生地はこちらになります。




今日の角館も好天・高温、23℃ほどまで上がりました。千葉県からお越しの女性も、『驚きましたぁ、千葉となんにも変わらないですよっ』。名古屋市からお越しのおばさまは、『紅葉を見たいと思って来たんですけどね』。
散策のお客様には絶好の天気でも、紅葉がこれほど遅いと軽いグチも出ますかねぇ。

当地の秋を愉しむひとつに、「温泉」があります。高所であれば紅葉の色づきもイイでしょうし、なにより人里離れた静かな環境でお湯に浸かるなんて言うのは、「至福のとき」じゃないでょうかね。

昨日は東京からお越しのご夫婦が、乳頭温泉二泊のお帰りに草履をお求めくださいました。『これから帰って、また明日から仕事ですぅ』と奥様。「非日常」からまた「日常」へ、秋田の温泉で疲れを癒しまた張り切って仕事ですね。

昨日夕方お越しの女性三人旅、『これから夏瀬温泉に泊まるんですぅ。明日の帰り道にまた寄りますねっ』。
夏瀬温泉にある高級温泉宿は、高額ながら連日満室が続くという話です。ご利用された方とずいぶんおしゃべりしましたが、どなたも『最高っ!』を口にするんですね。三人旅の女性にも、『最高らしいですよっ、至福のときを愉しんでくださいねっ』と言うと、『は~い!』と元気に出発したもんです。

そして今日のお昼前、こちらのお三人が約束通りお寄りくださいました。やはりどなたも『最高っ!』を口にされ、いかに満足だったかがお顔を見るだけで分りましたね。みなさんそれぞれにご夫婦分をオーダーくださり、「旅の満足」に草履も加えていただきました。
うちのおひとりが、『さぁて、現実に戻りますかっ』。つまりこちらの言葉も、「非日常」から「日常」へ戻ることを意味されているんでしょう。

旅を愉しんでいる人は、いつも嬉しそうです。それは「日常」が楽しいことばかりではない裏返しとも思うんです。せめて「非日常」の旅は、楽しいことだらけで終わって欲しいものですね。

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今期初MAX。

2008年10月17日 | 実演日記


今日の草履は、彩シリーズMグループ24cm土踏まず付き〔4000円〕
黄土色基調の桜&蝶プリントをベースに、合わせはエンジ基調の花柄プリントです。どちらも落ち着いた色調ですから、出来上がった草履もやはり優しい感じになりましたね。平生地はこちらになります。




角館草履のMAXサイズである30cm、本日今年はじめてのお買い上げがありました。お履きになる方はドイツ人の男性、身長は194cmだそうです。
盛岡市からお越しの母娘ペアさん、娘さんがドイツ人男性とご結婚し、今もドイツ暮らしとのこと。久しぶりのお里帰りにお母さんとふたり角館散策、なんとも楽しげなおふたりでした。

『主人も日本が大好きなんですけど、仕事の都合で今回はあたしひとりで帰って来ちゃったんですぅ。草履はその罪滅ぼしということで…』と笑う娘さん。私が密かに笑ったのは、ご主人の草履はLLグループ5500円、女性がご自身用にお選びの草履は樺草履6000円。こういう感性、私も大好きですねぇ。

ご実家のお母さんは以前ご主人と共にお越しくださっていて、そのときはご主人だけお買い上げでした。『気持ち良さそうにずーっと履いてますよっ』と笑顔のお母さんは、このたびご自身用をお買い上げです。早速今晩から、家族水入らずで履いてくださいね。おっと、ドイツのご主人は今しばらくあとになりますかねぇ。

このところの角館は好天が続いています。気温も20℃~22℃ほどまで上がり、散策のお客様もずいぶん気持ち良さそうです。そろそろ紅葉が見頃を迎えるはずなんですが、里へはまだ降りてきませんねぇ。
角館草履の実演席は、秋の新柄でほぼパネルが埋まるところまで在庫が回復しました。実際の紅葉は少し先でも、草履は色とりどりに咲いてますよっ。

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