角館草履の『実演日記』

〓袖すり合うも多生の縁〓
草履実演での日々の出会いには、互いに何かしらの意味があるのでしょう。さて、今日の出会いは…。

大阪行きの友人。

2010年03月24日 | 地域の話


今日の草履は、彩シリーズ23cm土踏まず付き〔四阡円〕
赤の竜馬プリントをベースに、合わせは紺のいらかプリントです。
赤と紺の相性の良さに、いらかプリントが「和」を表現しています。女性でもこうした配色を好まれる方が多いですから、あえて23cmにしてみました。かっこイイ女性にお勧めですかね。

久しぶりの青空に恵まれた、今日の角館です。気温は最高で8℃ほどですから、まだ本来の春とは言えませんね。週間予報を見てみると、週明けまではグズついた天気が続くようです。月末になってようやく晴天が続き、気温も二桁と出ていました。やはり春は四月からになるのでしょう。

今年も三ヶ月が終わろうとしています。公開実演も厳しい冬を乗り越えた感がありますよ。冬場はお客様の人数が少ない中で、関西弁をよく聞いた感じがしています。西宮家でお昼ごはんを食べるツアーが関西の業者さんということもありますが、フリーのご夫婦旅ともよくおしゃべりしました。今日も一組がお越しです。

大阪ネタではないのですが、ひとりの同期生がこの春から大阪へ転勤が決まりました。周囲からの情報だったので本人に電話しようと思っていた矢先、今日西宮家を訪ねてくれました。
数日のうちに大阪へ発つそうですが、彼は自家用車で出発すると言います。『あれだけの大都市で、車なんて要らねぇべ?』と訊いてみると、『この先関西なんて行ぐごどねぇべがら、休みの日にせいぜい観光して回るべっ』。

3月12日のブログでご紹介した転勤族と、まったく一緒ですよ。大阪で暮らす間旨いものを食べ続け、休日には関西圏を旅して回る。これだけ聞けば仕事なんだか遊びなんだか分かりませんなぁ。
まぁ、縁のなかった土地で仕事に汗するわけですから、それも大事な息抜きなんでしょうね。

友人として願うのは、帰って来たときに今以上の体格になっていないことと、いきなり関西弁を喋らないで欲しいことですかね。

コメント
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