今日の草履は、彩シリーズ24cm土踏まず付き〔四阡円〕
緑基調の動物キャラプリントをベースに、合わせはカラフルな水玉プリントです。
爽やかな明るさとでも言いますか、可愛く仕上がったと思います。男性・女性どちらでもいけるよう、24cmにしてみました。
当ブログの話題に「家族ネタ」は欠かせません。ご家族で遊びに見えてみなさんがお買い上げくださる場合もあれば、おじいちゃんやおばあちゃんがお孫さんへのお土産なんていう話も多いです。
ひとり旅ももちろんありますが、そんな場合も家庭で待っている奥様やご主人、あるいは子どもへのお土産なんていう話は日常にありますね。
昨日おひとりでお越しの男性は、お仕事で当地を訪れていました。角館草履を気に入ってくださり、ご自分用と奥様用をお買い上げです。
単身赴任や出張などでいっとき家族と離れたにしても、頭の中から家族が消えるなんてことはあり得ません。世のオヤジには家族想いが多いのですが、子ども社会の現場にはオヤジというものがなかなか出てきませんね。
一昨日の晩、角館高校飾山囃子同好会の大会慰労会がありました。1・2年部員15名にその保護者、そしてご指導をいただいている師匠お二方との食事会です。
保育園保護者会からこれまで、いろんな「親の会」を経験してきました。まず言えるのは、こうした活動へ参加する父親の少なさですね。むしろ子どもが小さい、保育園時代のほうが多いくらいです。
もちろん無関心で参加しないと思うのは早計で、仕事の都合であったり両親参加では会費もバカにならないという経済事情もあるでしょう。実際わが家もそんな事情でカミさんは不参加です。
子どもが成長するたび、周囲の環境も変わってきます。そうした光景を父親も同じ「温度」と「目線」で感じるには、親の会行事への参加はなかなか意味のあるものですよ。
一昨日の父親参加も、私ともうひとりだけでした。1年女子のお父さんで、この日が初対面です。こちらの娘さんは4歳の頃から民謡を始め、今では当地の高校生民謡の筆頭的存在になっています。娘の歌を聴きながらこれまでの成長を見て来たお父さん、そのお顔だけでも優しさが分かる人でした。私も娘たちが3歳から始めた手踊りを見ながらここまで来ましたから、気持ちとか考え方がよく分かるんですね。お歳を訊けば私と同い年、さらに親近感が増しましたよ。
そんな中でひとつの訃報です。中学生時代の同期生である男性が、新型インフルエンザによる脳症で突然の他界という知らせが届きました。
彼とは中学で同じクラスになったことがありませんし、高校はそれぞれ別です。そんな事情で親しく付き合うことはありませんでしたが、二百人余りしかいない同期生ですから顔も名前もすぐ浮かびます。
彼には小学生の子どもがふたりいます。これからいくつもの学校行事に参加するはずだったでしょう。それが突然すべてを断たれました。人間誰しも明日の命に保証がないのはいまさらですが、それにしても…と思ってしまいます。
12月の公開実演お休みの中、三女の卓球大会があるようです。3年生になったら観戦に行こうと思っていたのですが、今ちょっと考えています。