秋晴れが今日も続く角館です。JR東日本大人の休日倶楽部乗り放題チケット期間の今、週末はもとより平日も一定の旅人が町を散策されています。駅に降りて一番の立ち寄り先が西宮家というお客様も多く、お昼に近い時間帯から間断なくおしゃべりが続いています。
朝立ち寄った際に角館草履のなんたるかを知り、駅への帰路でお買い上げやオーダーというケースがままあります。今日も横浜市の女性がご自分用とお母上様用にお買い上げでした。確かなご縁を感じてくださったのでしょう。
東京からお越しのご夫婦旅。奥様が部屋履き草履に関心がおありで、実演を興味津々眺めながら健康効果を聞いてくださいました。足に浮腫みがある外反母趾で、まず間違いなく角館草履がお役にたてるはずです。試し履きをされたときの奥様の表情と感想は、「ここで会ったが百年目」と言わんばかりのご縁を口にされていましたね。ご主人へ、『あなたがここへ入ってみようって言ってくれなかったら、この草履とは出会えなかったわ~』と奥様。私も嬉しい限りです。
9月20日のブログにご登場の兵庫県のご夫婦。今日奥様から追加のご注文メールが届いていました。メッセージ欄のおたよりには、強くご縁を感じてくださった文面が綴られています。今日のブログはこちらのメッセージをご紹介するだけで十分かもしれません。
こんにちは。先日田沢湖マラソン大会前日にお会いしました〇〇と申します。
ご縁あって沙佳屋さんとめぐり合えたおかげで、秋田へのRUN&旅は、忘れられない豊かな旅になりました。ありがとうございました。
さっそく毎日愛用させていただいています。足の親指と人差し指の間の刺激がなんとも心地よく、おのずと足の指でわらじをつかむとおへその下の丹田がスッと引き締まって、体が調う感じに驚くばかりです。
年老いたおばあちゃんたちや、立ち仕事の娘や友人にもぜひ履いてほしいと思い、お気に入りの色柄を選んでもらった次第です。
主人はおかげさまでなんとか完走できました。が、残念ながら5時間の制限時間には間に合いませんでした。でも、おかげでまた秋田を訪れる機会ができたと半ば喜んでいます(笑)。
一時は会社をやめるとひどく落ち込んで、練習もほとんどできず、以前のように頑張って練習して頑張ってチャレンジして乗り越えていくということができなくなった自分にいらだったりへこんだりするばかりでした。でも、以前のようには頑張れなくても、RUN&旅でいままでとは違った楽しみを味わう事ができるようになって、そんなに頑張らなくてもいいやん!って、ハードルを下げることができるようになってきました。
今回も、10キロすぎで脚がつり、何回も歩いたそうですが、あきらめずに最後まで完走できただけでもよかったなと思います。これも角館でよき出会いにめぐまれたことが支えになったのだと思います。
色々お話出来てほんとうにしみじみとした温かなものに心がみたされました。ありがとうございました。
またお会いできる日を楽しみに、私たちも自分たちの脚を大切に、わらじと共に歩いていきますね。沙佳屋さんもおからだを大切に、お元気でわらじを編んでくださいね。
朝ドラ「花子とアン」の最終週で、養女の美里が花子に謝るシーンがありました。叱責に続いて逆に「ありがとう」を言われた美里は、花子の娘で良かったこと、今の自分がとても幸せであることを表現するために、『私は他の誰にもなりたくないわっ』という台詞があるんですね。私は若い時分に「他の誰にもなりたくない」などと考えたことはなかったです。「隣の芝生」そのままに他人を羨んだことも幾度でしょう。
今こうして草履職人となり旅人と出会う日々を過ごすようになって、美里の台詞が少しは言えるようになった気がします。
朝立ち寄った際に角館草履のなんたるかを知り、駅への帰路でお買い上げやオーダーというケースがままあります。今日も横浜市の女性がご自分用とお母上様用にお買い上げでした。確かなご縁を感じてくださったのでしょう。
東京からお越しのご夫婦旅。奥様が部屋履き草履に関心がおありで、実演を興味津々眺めながら健康効果を聞いてくださいました。足に浮腫みがある外反母趾で、まず間違いなく角館草履がお役にたてるはずです。試し履きをされたときの奥様の表情と感想は、「ここで会ったが百年目」と言わんばかりのご縁を口にされていましたね。ご主人へ、『あなたがここへ入ってみようって言ってくれなかったら、この草履とは出会えなかったわ~』と奥様。私も嬉しい限りです。
9月20日のブログにご登場の兵庫県のご夫婦。今日奥様から追加のご注文メールが届いていました。メッセージ欄のおたよりには、強くご縁を感じてくださった文面が綴られています。今日のブログはこちらのメッセージをご紹介するだけで十分かもしれません。
こんにちは。先日田沢湖マラソン大会前日にお会いしました〇〇と申します。
ご縁あって沙佳屋さんとめぐり合えたおかげで、秋田へのRUN&旅は、忘れられない豊かな旅になりました。ありがとうございました。
さっそく毎日愛用させていただいています。足の親指と人差し指の間の刺激がなんとも心地よく、おのずと足の指でわらじをつかむとおへその下の丹田がスッと引き締まって、体が調う感じに驚くばかりです。
年老いたおばあちゃんたちや、立ち仕事の娘や友人にもぜひ履いてほしいと思い、お気に入りの色柄を選んでもらった次第です。
主人はおかげさまでなんとか完走できました。が、残念ながら5時間の制限時間には間に合いませんでした。でも、おかげでまた秋田を訪れる機会ができたと半ば喜んでいます(笑)。
一時は会社をやめるとひどく落ち込んで、練習もほとんどできず、以前のように頑張って練習して頑張ってチャレンジして乗り越えていくということができなくなった自分にいらだったりへこんだりするばかりでした。でも、以前のようには頑張れなくても、RUN&旅でいままでとは違った楽しみを味わう事ができるようになって、そんなに頑張らなくてもいいやん!って、ハードルを下げることができるようになってきました。
今回も、10キロすぎで脚がつり、何回も歩いたそうですが、あきらめずに最後まで完走できただけでもよかったなと思います。これも角館でよき出会いにめぐまれたことが支えになったのだと思います。
色々お話出来てほんとうにしみじみとした温かなものに心がみたされました。ありがとうございました。
またお会いできる日を楽しみに、私たちも自分たちの脚を大切に、わらじと共に歩いていきますね。沙佳屋さんもおからだを大切に、お元気でわらじを編んでくださいね。
朝ドラ「花子とアン」の最終週で、養女の美里が花子に謝るシーンがありました。叱責に続いて逆に「ありがとう」を言われた美里は、花子の娘で良かったこと、今の自分がとても幸せであることを表現するために、『私は他の誰にもなりたくないわっ』という台詞があるんですね。私は若い時分に「他の誰にもなりたくない」などと考えたことはなかったです。「隣の芝生」そのままに他人を羨んだことも幾度でしょう。
今こうして草履職人となり旅人と出会う日々を過ごすようになって、美里の台詞が少しは言えるようになった気がします。