今日の草履は、彩シリーズ23cm土踏まず付き[五阡二百円]
桜うさぎピンクをベースに、赤の水玉を組み合わせてみました。桜色の明るく可愛らしい草履に仕上がったと思います。もう角館には探してようやくというくらい雪がなくなりました。四月を目前に、文字通り「春」を迎えた気がします。暖かく可愛い草履がこの季節を愉しんでいるかのようですね。
今年度も残すところ明日一日なりました。今日それぞれに訪ねてくれたふたりの男性。ひとりは旧知の中学校教師で、四月から新たな学校へ赴任するとのことです。あと一年いて教え子の卒業に立ち会いたかったと本音をポロリ。熱血漢で知られる先生ですから、異動先でもしっかりその存在感を示すでありましょう。
もうひとりは同期生の県庁職員です。こちらは秋田県鹿角市からはるか遠い福岡県へ転勤といいます。五十三歳を迎えて初めての九州というのも、わが身に置き換えればなかなかキツいものがありますね。とは言いながらこちらも大事な任務を背負っての転勤ですから、やはり成果を残すべく頑張ってくれるでしょう。秋田県への観光客誘致は私にも直接関わる大仕事ですよ。
さて、四月のお休みを六日・七日・八日とさせていただきます。桜が咲きだすまえに一息入れることにしました。このお休みを利用してわが家も冬から春へ衣替えをしたいと思います。
そしてこのお休みが明けたら、「母の日」までの一ヵ月間をノンストップでまいります。異動も転勤もない草履職人とはいえ、四月中旬からの三週間は寸暇を惜しむ多忙期となります。