角館草履の『実演日記』

〓袖すり合うも多生の縁〓
草履実演での日々の出会いには、互いに何かしらの意味があるのでしょう。さて、今日の出会いは…。

明日から新年度。

2015年03月31日 | 地域の話




今日の草履は、彩シリーズ24cm土踏まず付き[四阡八百円]
ブルー基調の和柄をベースに、同じブルーを組み合わせてみました。金色を含むベースの豪華さに、爽やかさがプラスされた感じでしょうか。
シーチング(無地)のブルーは、正式な商品名で「花紺」と言うのだそうです。ブルーや青と呼ぶより一層「和」が強調されますね。今後の「今日の草履」でも、ブルーではなく花紺と表記したいと思います。ベースの平生地はこちらです。




平成二十六年度も今日で終わり、明日から気持ちも新たに二十七年度が始まります。大晦日から元日に変わるときより、世の中的には年度変わりのほうが大きく動く気がします。生徒や学生はもちろんのこと、社会人も異動があれば大きく変わるでしょう。看護師の次女は新しい職場の明日が初日ですし、保育士の長女は持ちあがりとはいえ園児の顔ぶれに変動があるそうです。介護士の三女はなにも変わらないと言ってました。

NHK朝ドラは一足先に、一昨日から新しいドラマが始まっています。今朝で二話目ですが、出演者の個性が際立ちますね。主人公の「希(まれ)」は夢がキライで、一歩ずつ進む地道な暮らしに憧れるという一風変わった少女です。大きな夢を抱いてたにしても、進むのは一歩ずつなんですけどね。いずれこれからの展開が楽しみです。
朝ドラは「あまちゃん」以来、四作連続で平均視聴率20%超えが続いているそうです。「まれ」の製作スタッフは結構なプレッシャーかもしれません。

前回あるいは前年の実績を下回ると、人は大なり小なり落ち込むものです。わが家の娘たちも、昨年度より少しでも充実した年になるよう願っているでしょう。もちろん私とて同じこと、過去十年の中で最も充実した桜まつりになれるよう、明日もしっかり草履を編みたいと思います。
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角館桜まつり2015。

2015年03月30日 | 実演日記




今日の草履は、彩シリーズ23cm土踏まず付き[四阡六百円]
黄色基調の美しい和柄をベースに、オレンジを組み合わせてみました。可愛いうえに春らしく明るい草履に仕上がりましたね。このたび入荷の新柄は主に和柄をチョイスしていただきました。色調は様々に、「美しい草履」をご紹介したいと思っています。今日の平生地はこちらです。




あらためて「角館の桜まつり 2015」の日程をお知らせしておきましょう。4月20日(月)~ 5月5日(火)の十六日間です。最新の開花予想では、見ごろを4月27日からとしていました。雪解けの早さとここしばらくの気温推移を勘案すると、おそらく大筋で外れない気はします。ただしお天道様は人間の予測を覆すことがありますから、やっぱりそのときになってみないと分からないというのが現実と思います。

いずれにしても、今年も美しい可憐な花びらを観せてくれるでしょう。武家屋敷通りの黒塀に映える枝垂れ桜、そして檜木内川堤2㌔に渡るソメイヨシノのトンネル、どちらも美しいのは間違いありません。いよいよあと四週間ほどで、角館が最も美しい姿を現します。その町に花を添えるべく、明日も美しい草履を編みましょう。
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犬猫観光。

2015年03月29日 | 地域の話




今日の草履は、彩シリーズ23c土踏まず付き[四阡六百円]
こちらも入荷したばかりの新柄です。紺ベースに御殿まりと猫のシルエットが面白いプリントですね。ひとまずは春らしくピンクを組み合わせてみました。数足分の量はありますが、様々に組み合わせを変えたいと思っています。今後ご紹介する「今日の草履」は、一点ものと思っていただいて構いません。草履実演同様、出会いにご縁を感じる草履たちです。平生地はこちらになります。




お休み最終日の昨日、姪っこの引っ越し荷物を積み家族で大館市を訪ねました。会社を辞めて以来ですから、大館はもう二十年ぶりくらいでしょうか。
数日前に犬好き三女から言われたのが、『大館だったら秋田犬見られるんでね!?』。大館市は忠犬ハチ公の故郷ですから、三女らしい発想と思ったものです。大館からほど近くに住む友人へメールしてみると、本命の秋田犬会館は冬季閉鎖とのこと。他には比較的最近オープンした「ゼロダテ」にいるらしいとのことでした。

ネットで「ハチ公通り商店街」とだけ確認し、ひとまず行ってみました。アーケード街の街並みはお店が全部同じに見えてよく分からず、近くの店舗で訊ねるとかなり近くまでは来ていました。さらにもう一軒のお店に訊ね、並び五軒ほど先と教えられると、確かに「ゼロダテ」の看板はあるもののシャッターが下りたままです。そしてシャッターの貼り紙を読むと、「3月2日からしばらくお休み」と書かれてありました。同じ商店街にあるお店二軒とも、その事実を知らなかったんでしょうか。

目当ての秋田犬が見られなかったことを根に持って言うのではなく、大館はもっと秋田犬を観光資源として考えていいように思います。冬季に閉鎖する施設は角館にもありますが、そこが休みだと他に手の打ちようがないということはありません。冬期間どこも見られないということは、観光資源として秋田犬をさほど重く考えていないと判断するしかありませんね。

これは推測ですが、大館市民にとっての秋田犬は身近すぎるのかもしれません。生活や家族の一部となっている秋田犬の存在が、観光資源になるとは考えもしないのかもしれません。言葉は悪いのですが、私はふるさとの産物にもっと思い上がっていいと思っています。秋田犬にも、「どうだ、スゴいだろう」「みんな見てくれよ」のセールスがあっていいと思うんですね。

佐竹秋田県知事がロシアプーチン大統領に秋田犬を贈り、そのお返しに猫が贈られた話題がありました。犬好きのプーチン大統領と猫好きの佐竹知事の様子がテレビにも流れ、良好な外交関係にも繋がるのじゃないかと云われたほどです。「猫の手も借りたい」というほど人気になるかは分かりませんが、大館市は犬の手を借りて良いと感じました。草履にさえこれだけご縁を感じてくださるのですから、秋田犬とのご縁はとても大きなものになると思います。
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URLが変わりました。

2015年03月27日 | 製作日記
角館草履ホームページのURLが変わりました。今後とも宜しくお願いいたしますm(__)m


http://www.kagudade-zouri.jp/
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春の新柄到着!

2015年03月25日 | 製作日記




今日の草履は、彩シリーズ25cm土踏まず付き[五阡円]
昨日到着したばかりの春の新柄から、まずはシブ目の「麻の葉プリント」を使ってみました。麻の葉も縁起物とされ、かつて赤ちゃんのおしめに使われましたね。組み合わせの茶の唐草も縁起物ですから、ちょっとシブい「男性用縁起草履」でよろしいのではないでしょうか。平生地はこちらです。




今朝方の雨雪は次第に収まり、夕方の今は沈む太陽がまぶしいくらいまで回復しました。明日からは連日の好天続き、気温も二桁が並びます。これでいよいよ本格的な春といっていいでしょう。東京まで開花宣言が出され、早いところは今週末から見ごろを迎えるとのこと。東京からちょうど一ヶ月遅れが角館ですから、今年の桜もゴールデンウィークにピッタリなら嬉しいと思っています。

お伝えの通り、明日から三日間お休みをいただきます。手の休息と共に「冬」を片づけたいと思っています。次は四月上旬に一度休息を入れると、あとは「母の日」までの一ヶ月余りをノンストップで参ります。届いたばかりの布たちが、『早く草履にしてくださいなっ!』と言っているようであります。


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母校の勝利。

2015年03月24日 | 地域の話
春の選抜高校野球四日目の今日、母校の大曲工業高校が一回戦に臨みました。対戦相手は激戦区四国から選ばれた「英明高校」、香川県の学校です。初回に一点を先取され、その後しばらくゼロ行進が続きましたが、6回と7回に2点ずつを挙げ見事に勝利しました。初出場初勝利です。球児たちはもちろんのこと、指導者、学校教職員、親の会、地域のみなさん、そして同窓会員へ「おめでとうございます」を言いたいです。私もその同窓会員の一人なんですけどね。

地元の盛り上がりは相当なものと聞き及んでいます。昨夏角館高校が甲子園出場を果たしたときに、その状況を目の当たりにしました。しかも今回は一勝を挙げたのですから、街の規模からしてもお祭り騒ぎは想像に難くありません。
次戦は優勝候補の一角に挙げられる強豪浦和学院です。知名度も過去の戦績も比較したら桁外れですが、相手は同じ高校生。ゼッタイ勝てないとは誰も思っていないでしょう。

今日の試合は草履を編みながらスマホの速報とにらめっこでした。9回表最後の守りは我慢できなくなり、大型テレビがある西宮家隣の「町の駅」へ駆け込みました。“パブリックビューイング”は私と散歩途中のおばあさん二人だけでしたが、校歌を聴くとトリハダが立ちましたよ。次戦はお休みをいただいている27日ですから、自宅テレビでじっくり観戦できそうです。

とにかく悔いの残さない、思う存分の戦いをしてほしいと願っています。
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行く年度 来る年度。

2015年03月23日 | 実演日記
天気予報通り寒い一日となりました。雪こそ舞う程度ながら、風の寒さがなんとも身にしみます。最高気温で3℃ほどでしょうか。二桁気温が数日続いたあとですから、「寒の戻り」の言葉で足りない体感ですよ。今夜は雪の量が増すかもしれません。明日一日堪えれば明後日から晴れマークが続いています。これでほんとの春が来ると思いたいですね。

三重県桑名市から母娘さんがお訪ねでした。四年ほど前に初めてお買い上げくださり、その後一度ネット通販をご利用だったそうです。『せっかくこちらへ旅行したので、直接見て選びたいと思いまして…』とお母さん。この寒空に三重県からお訪ねくださったと思えば、嬉しいやら恐縮やら、ちょっとした感動がありました。

四年前の娘さんはちょうど大学に合格したばかりで、今春めでたくご卒業を迎えられたそうです。四月から食品商社での社会人生活が始まるといいますから、今日の草履お買い換えは新たなスタートの一品に加えていただけるのでしょう。
世の中は年度末、すでに新しい住まいを構え、新年度を迎えるばかりという人も多いでしょうね。同時に三月は別れの季節でもあります。

西宮家米蔵で女性スタッフの一人が退職しました。十年余りの草履実演生活を、私以外で最もよく知る人物です。実演席で繰り広げられる日々の出会いを彼女はよく知っていますから、「同志」が退職するような寂しさがありますよ。こちらのケースは年度末とは関係なく、いわゆる「寿退社」です。四月から始まるという東京での新婚生活は、若者たちの新生活同様にとてもおめでたいと思っています。

さて、26日から28日までの三日間をお休みとさせていただきます。自宅周りや自動車の、冬から春に替える作業をしたいと思います。そしてもう一つ、山形県庄内地方に暮らすカミさんの妹の娘、つまり姪っ子が大館市の大学へ入学することになりました。先月仙台市を引き揚げてきた次女が使っていた家電品等を、姪っ子が引き継ぎ使用することになったんですね。その荷物を積んで大館を訪ねてきます。

気ぜわしい年度末は、未来に向かう明るい忙しさかもしれません。


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赤ちゃんこけし。

2015年03月20日 | 地域の話




今日の草履は、彩シリーズ22cm土踏まず付き[四阡四百円]
こけしプリント同柄二種を組み合わせてみました。プリントも配色も可愛らしく仕上がったと思います。冬に入荷した日暮里生地はほぼ底を尽き、こちらの布地も「今日の草履」をもって最終となりました。一点限りの草履をどなたがお持ち帰りくださるのか、それがとても楽しみなんですね。
そして来週、春の日暮里生地が到着する予定です。これもまた大きな楽しみであります。
「こけしプリント」、平生地はこちらです。




「こけし」を見ると私はとても懐かしく感じます。かつてサラリーマン時代、百貨店で催される物産展に出店することがありました。その業者仲間に湯沢市のこけし職人でいて、よく一緒に飯を食ったものです。23年余り前、彼は結婚のお祝いにと私に大きなこけしを作ってくれました。その当時で数万円の価値があったと思います。

近年こけし販売のアイデアに、出産のお祝いがあるそうです。出生児の身長と体重をそのまま「こけし」に表現するんですね。実際の赤ちゃんは日に日に成長しますが、「赤ちゃんこけし」は生涯出生児の姿を残すわけです。子ども本人も大きくなってそれを知るのは面白いですし、親はときに出生児の喜びを思い出すことが出来ます。これはなかなかいいですよ。

親はわが子がこの世に誕生したとき、無上の喜びに浸ります。おそらく大部分の親は、健康でさえ育ってくれたらそれだけで十分と思うでしょう。嘘偽りない本心だと思います。私もそうでした。それがやがて「健康だけ」では満足しなくなるんですね。「這えば立て、立てば歩めの親心」とはよく言ったもので、親の要求はだんだんエスカレートしていきます。

「こんなことも出来ないのか」「何を勉強してきたんだ」「どうして勝てないんだ」等々、「健康でさえ…」は忘却の彼方ですよ。そして親の期待に沿えない子どもは行き場を失い、場合によっては問題行動を引き起こします。
わが家は私もカミさんも、子ども時代から勉強の出来がよくありませんでした。そんな二人から出来た子どもに、無理な期待を寄せるのは酷というものです。これを比較的早く気付けたことが、大きく間違わない子育てに繋がったのかもしれません。

ときにはわが子が生まれたときの、「健康でさえ…」を思い出させてくれる「赤ちゃんこけし」。少し値が張るはずですが、私に孫が生まれたとき頑張ってみようかと思っています。
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甲子園出場とクラス会。

2015年03月19日 | 地域の話
春の選抜甲子園大会に、私が34年前卒業した秋田県立大曲工業高校が出場します。悲願の初出場であり、地元旧大曲市をはじめとする大仙市では大きな盛り上がりと聞いています。昨夏出場の角館高校に続く県南からの出場ですから、角館でも喜びの声を聞きました。角館中学校から大曲工業高校へ進学する生徒は比較的多く、私のときで三十名余りだったと記憶しています。

大曲工業高校の創立は1962年、私の生まれ年とほぼ合致します。創立から五十二年での初出場が早いのか遅いのかは分かりませんが、少なくとも私の時代に甲子園は「夢」の世界でした。応援団副団長の立場にあり、野球大会にはほぼ参加していましたから、当時の実力は私なりに理解していたものです。角館高校の出場は「地元愛」として応援し、このたびの大曲工業高校の出場は「母校愛」として応援したいと思っています。

先日晩酌しているところへ、高校時代の同級生から久しぶりの電話がありました。大曲在住の別の同級生が偶然担任の先生と出会い、『オメだぢだけだぞ、一度もクラス会開がねの。オレが生きてるうちに一回やれでっ!』と言われたんだそうです。私も折に触れ気になっていたのですが、角館だけが範囲の小中時代の集まりはそれなりにありました。高校は地元でないのもあってか、これまで一度も口を開いたことがなかったんですね。

同級生からの電話は、今年六月にクラス会を開くことで準備を進めるという内容です。幹事役は大曲在住の同級生にお任せするとして、喜んで出席すると伝えました。卒業から34年で初めて開くクラス会は、母校の甲子園出場が契機になったことは間違いありません。懐かしい顔ぶれとの酒宴はもちろん愉しいはずですが、甲子園での戦績がさらに会場を盛り上げてくれるでしょう。

母校の試合は大会第四日目、順調なら24日の第一試合です。いつものように西宮家で草履を編みながら応援します。
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合併の名残り。

2015年03月17日 | 地域の話
実演席ではお立ち寄りのお客様へ、「お住い」を訊ねるのが日常にあります。明らかに言葉の違うお客様には『どちらからお越しですか?』、秋田弁のお客様であれば『お住いはどちらだんシか?』といった具合です。今日、秋田弁のご夫婦に訊ねてみました。するとご主人のご返答は、『あっ、市内からです』。
これだけを聞くと角館が属する「仙北市」が一般的な理解なんですが、実はこちらのご夫婦は「秋田市」からお越しです。

このケースはこれまで幾度となくありました。「市内=秋田市内」という使い方をされる秋田市民が結構いるような気がします。印象ではやはりご年配者に多いでしょうか。勝手な推論なんですが、秋田市も合併を繰り返して現在の枠組みとなった土地柄です。この言葉の使い方をするのは旧市内、いわゆる繁華街に近い「元祖秋田市」に住んでいる方々じゃないですかね。

今は秋田市になっている、たとえば土崎地区や旧河辺町、あるいは旧雄和町の方が住いを訊ねられたとき、「秋田市です」とは答えても「市内です」とは言わないはずです。秋田市の中で誰かに住まいを伝えるとき、元祖秋田市の方々だけが「市内」と表現するのでしょう。そのため秋田市の外へ出ても、一種のクセのように自然とそういう言葉になるんじゃないでしょうか。

この推論は角館にも当てはまります。白岩・雲然・中川・西長野といった集落はもちろんのこと、町の中心部から少し離れただけの人であっても、中心部に出掛けるときは『町サ行ってくる』と表現するんですね。今の子どもたちこそそんなことはないでしょうが、年配者は今でも確かに使っていますよ。

角館が仙北市となって10年、その前身の角館町が出来て60年にもなります。合併の名残りは簡単に消えるものではないようです。
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