綺麗なお顔のおひなさまでした
十膳そろったセットは、持ち主が小さいころ お招きしたお客様とともにお食事するのに使ったそうです
ご馳走は「白酒 ちらしずし ハマグリのお吸い物 紅白のかまぼこ お造り わけぎの和え物等だったとか
懐かしいですね「市松人形」私は「いちまさん」と呼んでいました。
私の「いちまさん」の着物は紅色に、金銀の縫い取りがしてありました
私の男の市松人形は涎掛けを掛けて這い這いをしていました
関東ではこれらの「市松人形」をただ「人形」と呼ぶだけで「市松人形」と言う言葉はないそうです
お誘いを受けていたので、今日は雨の中でも「西宮市立郷土資料館」に行くつ
もりでした。その催しが昨日と今日、二日間の展示だったからです。幸いなこと
に雨は止んでくれました。
阪神香枦園で友人と2時に待ち合わせていましたが、その前に神戸に出て、
「チーズ、ナッツ類クッキー」を買いに行きました。前回来たときに食べた菓子
パンがとてもおいしかったのでそれも欲張って買いました。その上に今、サンチ
カでは「花苗」を販売していて、ほしいと思っていた花がありましたので買ってし
まいました。とても重いので、香枦園駅で預けることにしました。
神戸サンチカもぴかぴかでとても綺麗でした。私が手術をして家にいる間に、
世の中はもう春物一式に模様替えしておりました。時間がないのでゆっくりと
見ることは出来ませんでしたが「あ~、春が近いんだわ!」と感じました。
待ち合わせた3人で会場に行きました。パンフレットにはこう書いてありました。
「本展示では、芦屋市の方から寄贈されて「ひな人形」一式を展示します。女
の子の誕生に際して、昭和8年に京都に人形氏、丸屋大木平蔵に製作させた
もので、母方の実家から送られたそうです。昭和40年ごろまで飾られ、507点
の人形や道具が2本の長持ちに入れて保存されていました。台所道具や市松
人形などもあり豪華なひな人形です。」
会場には、上手いことに寄贈された方も居られました。友人たちはその方が同
じ勉強会の方ですので、ご挨拶をしておられました。私は元会員ですし、お名
前だけは知って居るということでしたので、ただ会釈だけいたしました。
この方は昭和3年生まれだそうですから、昭和8年に作らせたと言うことは、如
何いうことなんでしようね。普通は初節句に母方から贈られるものと記憶してお
りますが、この5年間の差は何なんでしょうね。その時すぐに気づいていれば、
お訊ねすることも出来ましたのに…、「後で気がつく?やら」です。
7段の雛飾りの左に市松人形、左側に台所用具が飾ってありました。会場が広
いので、あまり感じなかったのですが、普通の家では最低8畳はなければ飾れ
ない「ひな飾り」だと思いました。
小学3.4年で「昭和の生活」を習うんだそうです、そして、ここ郷土資料館の常設
を見学に来るそうです。今日来た小学校はこのお雛様も見学させたそうです。
私が「さぞ子供たちは触りたかったのではないですか?」と聞きますと「そのよう
でしたよ。かぶりつくように見ていました」と会館の人は言っていました。
幾つになっても「お雛様」は良いです。お雛様の前でお茶をいただくことは出来
ませんでしたが、駅前のサテンで「抹茶ケーキセット」など取り楽しく語らって帰
りました。楽しい半日でした。
関西では昭和の初め「台所用品」を飾るのがはやっていたそうですが
少し遅く生まれた私のころにはなかったと思います
「ネズミ捕り」まであるのですよ 精巧に出来ています ↑