↑ お教室の活花(すくっと立ってるゼンマイは活花用のもの) ↓ 今日のお料理
菜種梅雨とか、春の長雨とか言われますが、よく降りますね。乾燥機が無いの
で、洗濯物が乾かなくて困ります。ストーブで乾かすのですが、太陽に乾かした
のと違うような気がします。
3ヶ月ぶりのお教室です。初めは、同じお仲間なんですが、何となく戸惑いがあ
りました。
今日はショリー先生の故郷、南インドの西海岸「ケララ」のお料理ばかりだそう
です。「ケララ」には椰子の木が多く、ココナッツ料理が多いそうです。
一人が言いました「ラジオを聴いて居たらね。鰆は魚辺に春と書くけど春が旬
では無いらしいよ。冬らしいよ」私も春の魚と思っていましたから、帰って調べ
てみました。
鰆: 春に産卵のために沿岸に近寄るので人目につきやすいから「春を告げる
魚」と言われる。高知沖に1~2月に来て、瀬戸内海が3~5月駿河湾には
10~11月に達するらしい、だから「鰆」の旬は産地によって異なるということ
です。寒くなってからの「鰆」は「寒鰆」と呼ばれて珍重されるそうです。白身の
ように見えますが「赤身魚」に属します。身は柔らかく崩れやすいので、煮物に
は向かないので、日本では西京焼きなど焼き魚としてもちいます。私は冬には
味噌漬け(冬しか漬ける荒味噌が無いから)、そのほかはホイル焼き(バター
を塗って、レモンを載せた鰆ときのこ類をホイルに包んでトースターで焼きます)
にしますが、中国では蒸したり煮たりする調理もするようです。
ココナツミルクで煮た魚(今日は鰆)
今日のメインディッシュでしょうか。魚は何でもいいそうですが、今日は「鰆」で
した。「鰆」は香辛料とレモン汁でマリネにしておきます。その後少し多めの油
で表面をカリっ賭させる、後で煮込むので中まで火が通る必要は無い。薄めの
ココナッツミルクと香辛料、玉ねぎの汁に、「鰆」を加えて煮込み、しばらくして
トマトを加えて煮て、最後に濃い目のココナッツミルクを加えて出来上がりです。
チェルパイル カレー (グリングラム:豆)
豆の煮込みというのでしょうか。グリングラム(日本名)は山椒を一寸大きくした
くらいの豆です。圧力鍋で7~8分煮ますと数倍の大きさになります。2種類の
違った香辛料の組み合わせで2度煮るのが変わっているかしら。
グランドキャニオンでも豆と野菜の煮物を食べたのですが、その時も「西部劇の
料理みたい」と思いましたが、今日もふっとそう感じました。
キャベッジ トーラン(キャベツのドライカレー)
キャベツのカレーなんて初めてです。ドライとは私たちが思う乾燥したカレーで
はなく汁気が無いという意味のようです。
キャベツの刻み方で味が違うそうです。キャベツと玉ねぎを細かく刻みます。オ
イルを熱して、香辛料を入れ玉ねぎを炒め、ココナッツミルクを入れて、キャベ
ツを入れ炒める。
とてもあっさり系でおいしかったです。
↑ ムルク (お米のスナック) 左:ショリー先生と搾り出している(私) 右:油で揚げる
米の粉が主です。いろんな香辛料(黒いツブツブはインドのゴマ)を入れた後、
ギー(インドのバター)と水で練りこみます。それから搾り出し器のような入れ
物に入れて搾り出します。見ていると簡単なようですが、これがなかなか難し
いのです。それを油で揚げますが、直接油に流しいれて、適当に砕いて出す
時もあるようです。
デザートとして、食後の紅茶ともよくあいました。甘くないのでビールにも良い
かな~?