ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

民博

2007年09月16日 | 一寸そこまで
           万博公園の太陽の塔
       塔の前からの写真は良く載っているが
        太陽の塔はバックシャンでもある

何年ぶりかで民俗学博物館に行ってきました。過っては月に一度セミナーに通っていましたから、此処には何十回と通っています。

前回来た時は、国際美術館が大阪市内に移転して、その後が大きな駐車場になっていて吃驚しました。今日はバスの停留場が、以前は公園の敷地の外れにバス停があり、15分ぐらい歩かないと民博には着きませんでした。今日は本当に際に停留場が出来て、歩いて2.3分で着きました。

良い事ばかりではありません。歩く途中で必ず立ち寄っていた国際児童図書館はアッツと言う間に素通りです。その月のテーマの色んな国の本が並べてあるので、字は読めなくとも、此処に来る楽しみの一つでした。

今日は国立民俗学博物館開館30周年記念の一環として、ニュージーランドのマオリ族の伝統芸能「カパハカ」を見に行きました。事前に申し込みが必要で、2名申し込んでいたのですが、主人が風邪気味で行かないと言うので、1人で行ってきました。

私の還暦祝いでニュージーランドを1ヶ月ドライブ旅行したのも、私がマオリの踊りに憧れたからです。もう一度みたいと思っていました。「民博ニュース」に載っていましたので喜んで申し込んだのです。

私が通っていたのは50人ほど入れるゼミナー室でしたが、今日は講堂で450名で舞台が付いていました。ほぼ満席でした。

立派な建物と常設展示、その他色々世界の習慣や、もろもろを各自で見られる映像ブースもづら~っと並んでいます。でも何時もガラガラなんです。勿体無いな~と思います。一寸不便なのが理由の一つかもしれません。

今日は自然公園のほうで子供の為のショウーがあったり、フリーマーケットがあったりでとてもにぎやかで、何時もはがらがらの大きな駐車場も一杯の車でした。

「カパハカ」の「カパ」とは列、「ハカ」は舞と言う意味だそうです。ニュージーランドのラグビーチーム・オールドブラックが戦う前に踊るのもこの「ハカ」の戦いの部分だそうです。

今日のチームはマオリ出身でもう20年は日本で生活している方々が結成した「カパハカ」なんです。マオリ族といえば、ニュージーランドの原住民の事ですよね。北海道のアイヌ民族の類でしょうか。確かアイヌの女性も顔にタトーを入れて(口の周りに黒色)いたと思いますがマオリも同じなんですね。でも今は勿論本当にタトーを入れているのではなく「スティック」で描いているそうですが。

踊りの一つが日本の踊りにとても似ているのがありました。名前は忘れましたが、両手に筒を持って、其れを打ち付けたり、回したりするのですが、遠い二つの国でこんなに似た振りがあるんだと感心しました。

「カパハカ」は幼稚園から大学まで、その年齢に応じたものを習うそうです。だからマオリの人は皆踊れるんですね。今日は男女7人づつのグループでした。2009年に「カパハカ」のコンテストがあるそうです。グループは男女同数が基本です。

衣装も違いますし現地で見た踊りの様な迫力には欠けいました。舞台で見るのと現地で教会(昔のままの)や自然の中で見るのとの違いもあると思います。

写真を引っ張り出して眺めました。色んな事を思い出しました。一番驚いたのは私達自身の変わりようです。10年の年月は酷いな~。2人ともすらりとしています。もう一度行きたい、あの自然の中に身を置きたい。夢よもう一度!!

   ☆明日9月17日~9月19日までお休みします

コメント (3)
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