ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

2007年09月06日 | 読みました
           虹と我家の枇杷の木
    夕暮れに大きな虹が直線のように架かかりました
    虹の出来方外径から?内径から?下から上へ?
        どの順番に現れるのですか 不思議


関東に台風号が上陸するらしい。あの歌で有名な神田川の水が溢れて町は水浸しのようです。突然の洪水に人々はただ驚いたと言っていました。八丈島に上陸は午後6時ごろと言うのに昼過ぎには強い風が吹いています。観光客も足止めを食っているようです。避けられるといいですね。

夕食時、甲子園の阪神×横浜戦を見ていましたら、画面に「虹」が写っていました。急いでベランダに上がり、甲子園の方を見ましたが、其れらしい辺りは夕焼けのようで、虹なんて出ていません。やっぱり駅は隣でも、遠すぎて見えないんだわと雲の動きを暫く見ていました。雲の動きは早い。ふんわり雲がどんどん動いていく。

食事の途中だし諦めて降りようとして踵を返した途端、目の前に大きな虹が架かっているのが見えた。甲子園の上空だからと西の空ばかり見ていた。虹は東の空に架かっていた。大きな虹だった。高く伸びた虹の橋は曲線を描く辺りから雲に没しているが、日本でこんな大きな虹を見たのは生まれて初めてだ。

急いで主人に告げた「虹出てるよ!」2人で庭に出て眺めた。「大きな虹やね~。でもニュージーランドの虹はもっと大きかったし、半円形(お椀を伏せた様)だったね」「はっきり半円だった」と話しながら写真を撮ったりして眺めていた。虹は「虹の如く」はかなく消えていった。でも「滝の白糸」に架かった虹は連続して落ちる滝の水の故か長~い間架かっていた。

人工の虹は毎朝見ていると言ってもいい。朝、庭に水をまくとき朝日を背にした時ホースの先に虹は現れる。水を撒いている間中虹は架かっている。「滝の白糸」の虹が消えなかったのは、私がお日様を背にした水撒きと同じ条件で、お日さんが移動して私の背中から外れる位置に行くまで虹は架かっているのだ。

「滝の白糸」の虹が「消えるか・・・」と思って何遍振り返っても虹は架かっていた。その理由が今日になってやっと解った。7ヶ月を経た今になってやっと理解できた。滝の水の位置から、お日様の位置がはずれるまでの間、虹は架かっているのだ。

          ☆  ☆  ☆  ☆  ☆

         お兄ちゃん     倍賞千恵子

倍賞さんが「寅さんの妹さくら」だから、きっと渥美さんのことを書いているのだろうと手に取った。何時もは「図書館に自分から希望した本」だけを読んでいるのだが、一寸間が開きそうなので「映画」分野で見つけた本を借りてきた。

やっぱり「渥美さん」の話が大部分を占めていた。私は「寅さんシリーズ」を全て見たわけではないが、渥美さんは好きな俳優さんだった。この話の中心である、さくらの居るだんごやのある、柴の帝釈天に一度行って見たいと思っていたから、参考の為に読んでおこうかと借りた。

渥美さんは倍賞さんのことを初めは「おねえさん」後には「さくら」と呼んでいたそうだ。渥美さんは黒柳徹子さんとも仲良しで、食事に行ったり、映画や劇場にも2人で足を運んでいたと徹子さんが語っている。そんな時、渥美さんは徹子さんのことを「おじょうさん」って言うんだそうな。私の渥美さんに関する知識は「徹子の部屋」からである。

渥美さんは想像通り「優しい人」「家族の存在を語らない人」の様だ。倍賞さんへの初めの一言は何時も「幸せかい」だったそうだ。「映画と反対に頼りない妹を心配してくれていた」と語る。
コメント
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