ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

市議会傍聴

2007年09月13日 | 気にかかる
          ニュー・ジーランドの朝顔
         たった一本の残っていた「青」
      毎朝 祈る様な気持ちで探していました
       葉の影でひっそりと咲いていました

国政も大切なんですが、身近な市政も大切なんです。本当は今日はテレビの前に座っていたかった、でも尼崎では昨日から三日間「9月議会 一般質問」が行われています。今日しか私には時間がありません。自分で市議会開催中に、一度だけでいいから傍聴しようと心に決めています。白井市長を選んだのだから、お仕事の一端なりと見ておきたいと思って居るからです。

次の議会に行けばいいではないかと思うのですが、一端自分で決めた事は、出来るだけ守りたいと、頑なに守ろうとする自分が居ます。

今回は議長・副議長が代わりました。市議会の派閥の色分けが変わりました。今まで最大派閥で議長席を守り続けていたのが崩れました。議長が変わったからといって、別段変わった事があるわけではないが、この目で確かめておきたかったのです。

本会議は尼崎のHPでインターネットでも見ることが出来ますが、寝ている人が居ないようでした。又今日は市長の答弁がなかったからか、過去の最大派閥からの大声での野次はありませんでした。何が変わったわけでもありませんが、やはり何となく空気の違いを感じました。

「白井文と輝くあまがさきの会」と言うやたら長い名前の事務局から、傍聴依頼のメールも入ってきました。其れには『市長就任以来、財政再建に取り組んできて、5年間に800億の収支不足の目途は立っているが、平成20年度以後も383億の収支不足が見込まれる事。1000人の職員の大量退職の時期になる事。民間に委託できるものは委託し経費削減を計る事。国からの交付税が予算より32億も減税なることが明らかになった事』等のお知らせが入ってきました。

県民税・市民税が驚くほどの高額になったのも、少しでも国からの交付税が多く下りてくれるかと我慢しているのに、32億も減額とは・・・。はっきりとは覚えていないが、納税額は7倍位になったと記憶している。国はその分をどのように分配しているのだろう?尼崎は企業誘致を率先している。其れによる税収入があれば、その分減額されるという事だろうか?まだまだお金の流れについて知らないことが多い。日本人の納税したお金の行く先に無関心なのが、いけないのではないかと言う気がしてきた。

私が10分前に着いた時には傍聴者は3名しか居なくてがっかりしたが、最終的には20数名だった。まだまだ少ないと思うが、10人に満たなかった事を思えば、少しは良くなってきた。

2人の市会議員の質問だったが、「弱視・斜視の子供に対する支援」「市バス運営」「介護予防」「市のコンピューターシステムの運営」「教育」「生活保護からの自立」「民間への事業移管」等、身近な問題ばかりで興味深く聞いた。

弱視・斜視の件については小額とはいえ市が補助している事を知った。

介護予防については、尼崎には要介護の人が9万5千人も居るとは驚きだ。年々増加する人数を食い止める為に、東京都千代田区では「介護予防公園」と言う老人向けのストレッチ器具が備えられた公園があるそうだ。

市のコンピューター運営費が年間1億8千満円とは驚いた。

色んな事実を知ったが、解決するには多額のお金が入る。私は傍聴席で見守る事しか出来ないが、「よろしくお願いします、白井市長」
                          (500回)
コメント (2)
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