朝早くに起き、宇都宮美術館へ行く。
母と妹、女三人で。
宇都宮美術館の庭は広大!やっほ~!
宇都宮の名誉市民(?)「ハートをいただく片翼の天使」(サンドロ・キア作)
「レオナール・フジタ展」(9/14~11/9)
藤田嗣治の絵は、近親感がある。ちょっとした理由から、毎日彼のある絵を見ようとすればすぐに見られる環境に私はいる。
さて、今回の企画展。
日本で生まれ、フランスに帰化し、フランス人として生涯を終えた藤田嗣治の作品が数多く展示されていた。見ごたえたっぷり。おすすめ。
彼独特の手法が描き出す柔らかそうな乳白色の肌に、すっかり魅了された。
特に、福岡市美術館が所有している「仰臥裸婦」が素敵だなって思った。
柔らかそうな髪の質感、触りたくなる肌、あと顔の描写が素晴らしい!
睫毛一本一本のカーブが繊細で、毎日化粧している身としては、参考にさせていただこうと思った。
約80年前。
女性の細部をこのように描く殿方がいたこと自体にも感動した。
私は密かに、美しい裸婦像が好きである。
ルーブル美術館で購入したポスターを部屋に貼ってるんだが、それも裸婦。
今回の企画展で「仰臥裸婦」の絵はがきを購入し、机のコルクボードに貼った。
藤田嗣治はエッセイも残しており、その文章にも触れることができた。
共感できる一文に会えたので、必死にメモしてきた。
「…むしろ孤独に生きて雑音を耳に入れなければ時間を自分のために持つことができると益々思うようになつた。これが今日の私の実情で願いである。それでパリから隠棲して寒村に住居して門戸を閉じている。世の中を棄てたのではない遠ざかつただけのことだ。(1967藤田嗣治 芸術試論)
私の言いたいことや生き方を代弁してくれているような気がして、とても印象的だった。
ランチは美術館内にあるイタリア料理。「ベラヴィスタ」にて。
ここは雰囲気がよく、いつも混んでいる。
外で一服中の私、順番待ちをしている母ヨーコたんを撮影。
鶏肉と茄子のクリーム入りカレーリゾット。美味しかった。
食事をしながら、今日の藤田嗣治の絵について感想を述べあっていた。
「礼拝」という絵は、西洋人の人々が夢のような場所でマリア様を拝んでいる絵なのであるが、藤田自身が絵の中に入っちゃっているんである。
真面目な宗教画に自画像をさりげなく描いてしまう画家…。
そんな彼のナルシストっぷりを話していたら、急に吹き出してしまった私。
ごはん粒をゴジラのように撒き散らしてしまった。
デザートは、オレンジのババロア。
爽やかな味わい。
妹は横浜でベイスターズの試合を見るために早めに帰京。
私は母と実家に戻り、昼寝。
サンマの焼ける匂いで目が覚め、起きてモリモリ食した。
今回も楽しい帰省だった。
リーマンブラザーズが経営破綻、メリルリンチが買収されたことをニュースで知った。
明日はブラックチューズデーか?
一週間、頑張りまっしょ!
母と妹、女三人で。
宇都宮美術館の庭は広大!やっほ~!
宇都宮の名誉市民(?)「ハートをいただく片翼の天使」(サンドロ・キア作)
「レオナール・フジタ展」(9/14~11/9)
藤田嗣治の絵は、近親感がある。ちょっとした理由から、毎日彼のある絵を見ようとすればすぐに見られる環境に私はいる。
さて、今回の企画展。
日本で生まれ、フランスに帰化し、フランス人として生涯を終えた藤田嗣治の作品が数多く展示されていた。見ごたえたっぷり。おすすめ。
彼独特の手法が描き出す柔らかそうな乳白色の肌に、すっかり魅了された。
特に、福岡市美術館が所有している「仰臥裸婦」が素敵だなって思った。
柔らかそうな髪の質感、触りたくなる肌、あと顔の描写が素晴らしい!
睫毛一本一本のカーブが繊細で、毎日化粧している身としては、参考にさせていただこうと思った。
約80年前。
女性の細部をこのように描く殿方がいたこと自体にも感動した。
私は密かに、美しい裸婦像が好きである。
ルーブル美術館で購入したポスターを部屋に貼ってるんだが、それも裸婦。
今回の企画展で「仰臥裸婦」の絵はがきを購入し、机のコルクボードに貼った。
藤田嗣治はエッセイも残しており、その文章にも触れることができた。
共感できる一文に会えたので、必死にメモしてきた。
「…むしろ孤独に生きて雑音を耳に入れなければ時間を自分のために持つことができると益々思うようになつた。これが今日の私の実情で願いである。それでパリから隠棲して寒村に住居して門戸を閉じている。世の中を棄てたのではない遠ざかつただけのことだ。(1967藤田嗣治 芸術試論)
私の言いたいことや生き方を代弁してくれているような気がして、とても印象的だった。
ランチは美術館内にあるイタリア料理。「ベラヴィスタ」にて。
ここは雰囲気がよく、いつも混んでいる。
外で一服中の私、順番待ちをしている母ヨーコたんを撮影。
鶏肉と茄子のクリーム入りカレーリゾット。美味しかった。
食事をしながら、今日の藤田嗣治の絵について感想を述べあっていた。
「礼拝」という絵は、西洋人の人々が夢のような場所でマリア様を拝んでいる絵なのであるが、藤田自身が絵の中に入っちゃっているんである。
真面目な宗教画に自画像をさりげなく描いてしまう画家…。
そんな彼のナルシストっぷりを話していたら、急に吹き出してしまった私。
ごはん粒をゴジラのように撒き散らしてしまった。
デザートは、オレンジのババロア。
爽やかな味わい。
妹は横浜でベイスターズの試合を見るために早めに帰京。
私は母と実家に戻り、昼寝。
サンマの焼ける匂いで目が覚め、起きてモリモリ食した。
今回も楽しい帰省だった。
リーマンブラザーズが経営破綻、メリルリンチが買収されたことをニュースで知った。
明日はブラックチューズデーか?
一週間、頑張りまっしょ!