世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

英国王室御用達の夜

2006年04月19日 23時38分06秒 | Weblog
帰りに川口駅で下車。
アインズで石鹸を購入。

「ヴィクトリア ラノリン エッグソープ」

英国王室御用達の石鹸。

こんなにキモチイイ夜は久々だったので、浮かれたついでに購入した。

英国王室御用達なのに、
香りは何故か牛乳石鹸の「セレブ」(←懐かしい。今もあるのかな?高橋由美子が宣伝していましたね、たしか。)に激似。
原産国も「スウェーデン」と明記してあった。

嬉しい夜は、
自分にご褒美。

さぁて。
こいつをお供に、お風呂に入ってこよっかな~♪

ドロップ from 吉熊上司

2006年04月19日 23時17分05秒 | Weblog
自分でもモチベーションの低迷を感じる、ここ数日。
そんな時、絶妙なタイミングで吉熊上司が私を「ひょいっ」と掬い上げてくれる。

「火垂るの墓」のワンシーンを思い出す。
空腹で駄々をこねる節子。
清太は節子に目をつむらせ、口を開けさせる。
節子の小さな口に「ぽいっ」とドロップを放り込む。

「わぁ~ドロップや~!ドロップ、ドロップ~」
ドロップの甘さに恍惚としながらスキップをする節子。

今日、やる気なし子の私の心に、吉熊上司はドロップを放り込んだ。
具体的な仕事内容なのでここには明記できないが、
吉熊上司が放り込んだそれは、ドロップ同様、甘美な味がする嬉しい言葉だった。

意図的なのか、たまたまそういうタイミングだったのか。
分からないが、本当に嬉しかった。

節子みたいにスキップしたくなった。

彼は私が褒められればノリノリになることを熟知しているに違いない。
でも、嬉しかった。

今の部署に来て一番最初に仕事の伊呂波を教えてくれたのは、吉熊上司だ。
雛は、初めて見る動くものを母親だと認知するらしい。

私もそうだ。

ピヨピヨ鳴きながら、親鳥である吉熊上司を追い掛けていた。
会社における私の親的存在は、紛れもなく吉熊上司だと断言できる。

秘書という職種は当社には存在しないのだが、彼の一日の予定だけは朝一番に頭に入れ、彼をサポートしているつもりである。

私みたいな下っ端にも機会を与えてくれ、任せてくれる。
当然、彼は常に応用力を求めてくるので厳しいんだが、私は彼を恨んだことはない。
私を育てることに一生懸命だったんだと、後になって思う。
まさに飴と鞭。

彼からもらった言葉の飴をしゃぶりながら、
「機会を与えて下さったのは吉熊上司なので、今回の件は吉熊上司のお陰ですよ。ありがとうございます。」
と、自然と口から出た。

にか~っと笑う吉熊上司。


化粧が濃い、濃くない、そんな些細なことで彼と派手な争いをしたのは、いつだったか。

「もう、吉熊上司とは、駄目なんかな。」
距離を置かれ、そう心で呟いた日もあった。

でも、あのピンチを私の自立のためのチャンスにできた。
これは入社以来、いや、生誕以来、最大級の私の自信だ。

清太と節子のような我々の絆は、思ったよりも強いのかもしれない。
同時に、今が踏ん張り時なのだと、会社帰りにコーヒーを啜りながら、思った。



深呼吸をして、明日を迎える

2006年04月18日 23時59分39秒 | Weblog
「イライラしたとき、悲しいとき、どうします?」

大先輩に訊いてみた。

「深呼吸をしながら、10まで数える。
深呼吸をすることに集中する。
一回一回、深くね。」

やってみた。さっき。

す~はぁ~。す~はぁ~。…す~はぁ~。

肺に酸素がみっちり行き渡る感覚。
なんだか、落ち着いてきた。
明日、笑って出社できそう。

あと、お薦めは「スラムダンク」らしい。

今度、読んでみよう♪

先輩、ありがとうございました。




エビが何だ!? 

2006年04月18日 23時31分39秒 | Weblog
飲み会に誘われたのに、誘いに乗れなかった。
せっかく誘ってくださったのに。
でも、今の私には無理だ。
膀胱炎による微熱も続いているし、フロモックスにより胃もボロボロだからである。

いや、本当はもっと行きたくない要因があることを私は自分自身、知っている。

あの飲み会に参加すれば、それなりに楽しいことは、丸5年、あの部署にいれば分かる。
しかし、私のメンタル的衰弱から、あのクセの強い飲み会へ赴けないんである。

何が嫌って…

「女はこうあるべきだ」に代表される保守的な彼等の弁論を聞かなくてはならないこと。
「そうですね」と笑っていても、普段から私を見ている彼等からすれば、すぐに嘘だと見抜けるらしく、マジモードで突っ込まれる。
以前、やんわりと反論しこともあったが、泣かされた。

あとは、同席する若い子と比較され、挙げ句、貶されるのが嫌だ。

幼稚だと思われてもかまわない。
我侭だと思われてもかまわない。
「嗚呼、これっておばさん症状の始まりね」と言われても構わない。

それなりにプライドが高い私は、酒の場で自分が貶されているのを笑えない。
いつからだろう。
きっと「同じフロアに若い娘が増えたなあ」と感じた時ぐらいからだろうか。

彼等はエビちゃんOLが好き。
私はエビちゃんOLを可愛いとは思うが、「ああなりたい」という理想像として彼女を鑑賞したことがない。

彼らが求める女性像(≒エビちゃんOL)と私との違いは何であろう。

外見や素行から考え、具体的に以下のことが導き出された。

①彼等は茶髪のゆるふわセミロングがお好みだが、
私は黒髪(実際は生まれつき栗色)の貞子っぽいロングヘアを好む。

②彼等は露出の多い服を好むが、私はスーツを好む。

③彼等は素っぴんを好むが、私は前世が女郎だったので、たとえ風邪で寝込んでも、絶対にしっかりメイクである。

④彼等は「女は非喫煙が当たり前」だと思い込んでいるが、私は常々鼻から煙を出し、1日2箱を空にする。

要するに私は、エビちゃんOLとは対極にある「ダサい」「ナウくない(ナウは死言か?)」という位置付けをされる要素を兼ね備えているんである。

別に「ダサい」と言われようが、かまわない。

朝起きて一番最初に「自分大好き!」と唱えることができる私にとっては、そんなの屁でもない。「それが何か?」というスタンスで日々精進している。

耐えられないのは、酒が入るにつれ、彼等の言葉は辛辣さを増してゆき、やがてストップが利かなくなることなんである。
酒の力を借りて、男女差別や古風な女性のあり方をしつこいほど言及する彼等。
酒の力によって、重箱の角的私の欠陥は、容易に突っ込まれる対象になり得るんである。

一度その役を押し付けられると、あとは永遠にその役割が付いて回るのは予想できる。
実際に、そうなりつつある。

道化師を演じられるぐらい、私の心は強くない。大人でもない。
お金を払ってまでもそこに参加する意義が全く無いということに、最近気付いた。

あの輪の中で笑っている私を見ることは、もう二度とあるまい。
仕方がない。
これが私の現実なのだから。

そう、私はいつまでも自分の空想に描いた姫でいたいんである。
ビリヤードで優しくエスコートされたり。

そういうふうに、とにかく、ちやほやされたい。

されたいんである。

魔法がかけられる前のシンデレラのように、ボロ雑巾を握らされる覚えなど無い。

でも、殿方がちやほやしたくなる女性って、デビュー前のシンデレラみたいな子なんだよな…。きっと。

そんなことを思いながら、マックのエビマンジュを食べた。

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キャンデーお姉さん→飴おばちゃん

2006年04月17日 23時56分36秒 | Weblog
最近、部内の座席が微妙に変化した。
目の前には後輩殿方がやってきた。
こりゃまた、若い。
若いんである。
ピチピチでナウなヤングなんである。

会話の弾み方も早いし、仕事も早い彼。
二人で残業していて、気付いたら20時30分を回ることもしばしば。
「きっと彼は、お腹空いているんだろーなー?」という想像をして、私は、ついキャンデー等をあげてしまうんである。
「ありがとうございますッ」
素直に舐め出す彼。
なんて、眩しいんだろう。

そう言えば、うちの母親もそうだった。
「若い男の子は、いつもお腹が空いているものだ」という勝手な固定概念から、
家に遊びに来た弟の友達に、いつもラーメンやお好み焼きを振る舞っていた。
そんな母の姿を見ているうちに、私の中で妙な「与える愛」が育っていったものだと思われる。

明日も明後日も、…多分、向日葵が咲く頃まで、我々の残業は続くだろう。

彼にとって、キャンデーをくれる「お姉さん」的存在の私が、
飴をくれる「おばちゃん」に変化しないことを切に願う。

「いま、会いにゆける…かも?」

2006年04月17日 23時49分22秒 | Weblog
昨夜、テレビで放送されていた「いま、会いにゆきます」を観た。

内容については、よく分からん。
特に終盤の、時空を越えたエピソードのからくりが全くもって分からん。
映画も観たし、小説も読んだのに。分からん。

「自分の頭は、たっ君と同じなのではなかろうか?」と疑いたくなる始末である。
「シックスセンス」の謎解きは、すぐに理解できたのに、
「いま、会いにゆきます」の意味が、分からん。

向日葵畑での澪とたっ君の、公私混同を匂わせるリアルなキスシーンでは、止め処なく涎が垂れたのに。
また、雨が降る森林の映像も素敵だと思ったのに。

私には、肝心のあの映画のストーリーや主題が分からんのだ。

しかし、分かったんである。
澪が短命と引き替えに、大好きなたっ君との生活を選択した「熱き想い」が、私にはきっと欠落していて、あの映画そのものが理解ができないんだろう。
…ということが一夜経過して分かった。

本でも映画でも、そのストーリーに触れるとき、私は主人公に自分を置き換える作業を無意識にしている。
しかし、私は主人公というべき澪に、全く惹かれないのである。
「いくら、たっ君好きだからといっても、あんた、29歳までしか生きられないんだよ?」
と澪について、思う。

息子のユウジ君には、辛うじて感情を共有できるんだが。
できるならユウジ君のように、今でも両親に両手を持ち上げられ、高い高いしてもらいたいし…。

そうか。
私の場合、あの作品はユウジ君の視線で観るべき映画だったのか。なるほど。納得。


エンディングテーマの「花」(オレンジレンジ)は好き。

「生まれ変わっても
 あなたに会いたい」

私にも、そう思える人がたくさんいる。
あの人も。この人も。
そんな人々のためなら、「いま、会いにゆきます」って思える。
結果的に、「他人のため」が「自分のため」に化学変化していることに気付く。

嗚呼。
なんか、あの作品の意味が分かりかけてきた!気がする…。




奥山貴宏氏 一周忌

2006年04月16日 23時59分33秒 | Weblog
4月16日は、奥山貴宏氏の一周忌。

31歳で肺癌になり、余命二年を宣告され、昨年33歳で亡くなったライター。

宣告後、

「作家になって死にたい。」
「死ぬときは前のめりでいきたい。」

淡々と書き綴られたブログ。

処女小説「ヴァニシングポイント」を出版した直後、

「死にたくないな。
 書店で会いたい。
 本屋でセットで買ってくれ。」

と、亡くなる直前に書いた言葉は、
彼が生きた本当の証だと私は感じた。

鮭が激流の川を登るように、どんなに辛い逆境にも果敢にそしてクールに立ち向かった奥山氏。
「死よりも、死によって忘れられる方が怖い」
だから書き続けた奥山氏。

大丈夫。
私は忘れてないよ。

今夜は奥山氏が好きだった「UNDERWORLD」のCDを聴きながら、お香を一本立てた。


ITS' DEMO

2006年04月16日 23時58分59秒 | Weblog
池袋で降り、メトロポリタンプラザをブラブラ。
先日オープンした雑貨屋さん「ITS' DEMO」に入店。

「ITS' DEMO」「日常のスタイルアップ」をコンセプトに、若い女性の大好きなものばかりを揃えた複合セレクトショップ。なかなか面白いものが売っている。
好きだよね、女子って。こういうの。私も女子の端くれ。好きよ。こういうの。

文明堂のカステララスクをお買い上げ♪

明日の朝食で食べよう~。
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都会で釣り

2006年04月16日 23時56分27秒 | Weblog
ビルの谷間にある市ヶ谷フィッシュセンター。
見上げれば、総武線市ヶ谷駅。

釣りをするのは、栃木の森林公園内の釣堀でやって以来。
恐らく15年ぶりである。
素人も素人。超ド素人の私。

子供用のミニフィッシングを堪能。

釣糸を垂れ、魚たちが群がる様子を眺める。
可愛い金魚たち。
どうか、かからないでおくれ。

大人になると、今やっていることの目的と同じベクトルに作用すべき筈の本心が、
目的とずれていることが多くなる。

釣りたいのに、釣りたくない。

不器用なので練餌を付けるのも一苦労。
釣り針で指を何度も刺してしまう。
ついに面倒になり、練餌を付けずに釣り針だけ垂らしてみた。

釣れた。

釣りあげてしまった。

餌無しで金魚を釣ってしまった。
間抜けな金魚もいるもんだ。

釣ったは良いが、どうしていいか分からない。
金魚はピョンピョン跳ねている。
こあい…。
生の魚に触るなんて、できない。

私のあたふたぶりを見て、通りかかった殿方が助けてくれた。
「こうやって釣り糸から外して、この網に入れておくんだよ。頑張って。」

さっきまでの哀愁を込めた「どうか、かからないでおくれ。」が、
「もう、絶対かからないで!頼む!こあいから!」という切望に変わった。

願いが通じたのか、結局釣れたのはその一匹のみ。

釣糸を垂れながら都会の喧騒を聞くのも、いとおかし。

民謡碑

2006年04月16日 23時55分08秒 | Weblog
護国寺へ。
八重桜が満開。
ソメイヨシノより八重桜の方が花的に華やかで好きなんだが、
同時に出てくる葉っぱが邪魔。
惜しい花だといつも思う。

護国寺内にあった「民謡碑」。インパクト大。

これぞ、まさしく!!

2006年04月16日 23時54分51秒 | Weblog
鳩山会館の2階、記念室。
庭が見渡せる。
床は寄木。レリーフみたいに綺麗。

これぞ、まさしく令嬢なりきりスポットだッ~!!
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鳩山さん宅のテレビ

2006年04月16日 23時51分08秒 | Weblog
鳩山さん宅のテレビ。
レトロ!

上に置かれたアールデコ調のランプも素敵。

2006年04月16日 23時50分54秒 | Weblog
階段踊り場にあるステンドグラス。
名前に因んで鳩がモチーフになっている。

膀胱…MAX!

2006年04月16日 23時48分52秒 | Weblog
鳩山会館内に設置された給水機。
無料。
水の他に緑茶、烏龍茶もある(ホットとアイス)。
凄く美味しくて、二杯もおかわり!

膀胱…MAX!

特等席

2006年04月16日 23時42分09秒 | Weblog
鳩山一郎さんの席。

注意書きを読めない吉熊は座ってしまった!
「僕、政治家になるんだ!」…だって。

駄目だっちゅーに!
もう、連れてきませんからねッ!