世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

あなたと私の50センチ

2006年04月14日 23時41分53秒 | Weblog
あなたと私の50センチ

あなたの吐息の音まで聞こえてきそう。
こんなに近くにいるのにね。
駄目だね。
やっぱり遠いや。

50センチは遠いの?
それとも近い?

50センチは50センチ。
「数値は感情的概念など持たない」

そんな風に簡単に割り切れないから、
…あなたと私の50センチはやっぱり遠い。


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mixiの「恋愛詩コミュニティ」を観ていたら、
なんだか久々にポエマーしたくなって書いてみた。
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静かの海

2006年04月14日 23時36分55秒 | Weblog
金曜日の夜。

会社の最寄り駅近くにある喫茶店で一服。
ソファに間接照明、ゆったりとした音楽。

ブラインド越しに丸い月が見える。
秋ではないのに、なぜかクレーターの形までくっきりしている。

月のクレーターには一つ一つ名前が付いている。
その一つに「静かの海」と名付けられたクレーターがある。

「静かの海」

その存在を初めて知ったのは中学時代。
授業中、理科の資料集をぼんやり眺めていたら、目についたのだ。

1969年7月20日、アポロ11号が着陸した場所。
あの月面着陸は「人類の偉大な一歩」として讃えられている。
そのことを知ったのは最近だ。

月・静寂・海…そんな神秘が凝縮された「静かの海」という名前は、
多感な女子であった私の妄想を否応なく膨らませた。

誰もいない、銀色に輝く静かの海で海水浴をしたい。
静かの海は静かなんだろうか。


金曜日の夜は、静かの海。
殺伐とした日常という名の惑星から離れ、
私は今、耳が痛くなるほどの静寂に抱かれた砂浜で、砂遊びに興じる。

静寂の中で心身共にリセットするのも「私の偉大な一歩」に違いない。

今週も一週間、お疲れさま。自分。




煙草1箱分の悩み

2006年04月14日 23時21分06秒 | Weblog
仕事を振れないって、プチ管理職として致命的かもしれない。

相手が自分より歳上の場合にも、躊躇しないで振るべきだったんだろう。

時々自分の弱さが嫌になる。
「…お願いしますね」が言えないで、自分で処理してしまう自分が。
そんなのきっと優しさではなかったんだ。
私の弱さに違いない。
でも、他人から恨まれてまで割り切ること、今後の私にできるのだろうか。

「私、人間関係を築くのが下手なもんで」
「あの出来事は、夢の中の出来事だったんだ。」
そのように逃げてしまえば簡単なこと。

でも、それをしてしまったら、
それをし続けてしまえば、
私はそれまでの人間だということを認めなければならない。

嫌だ。

恨まれないで、自分を、そして部下を守ること。
それが今期の課題になりそうだ。

嗚呼、人間関係って難しい。

色々考えていたら、煙草を一箱、空にした。
悩みも、ぜんぶ、煙みたいに消えれば良いのにね。
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