最近、部内の座席が微妙に変化した。
目の前には後輩殿方がやってきた。
こりゃまた、若い。
若いんである。
ピチピチでナウなヤングなんである。
会話の弾み方も早いし、仕事も早い彼。
二人で残業していて、気付いたら20時30分を回ることもしばしば。
「きっと彼は、お腹空いているんだろーなー?」という想像をして、私は、ついキャンデー等をあげてしまうんである。
「ありがとうございますッ」
素直に舐め出す彼。
なんて、眩しいんだろう。
そう言えば、うちの母親もそうだった。
「若い男の子は、いつもお腹が空いているものだ」という勝手な固定概念から、
家に遊びに来た弟の友達に、いつもラーメンやお好み焼きを振る舞っていた。
そんな母の姿を見ているうちに、私の中で妙な「与える愛」が育っていったものだと思われる。
明日も明後日も、…多分、向日葵が咲く頃まで、我々の残業は続くだろう。
彼にとって、キャンデーをくれる「お姉さん」的存在の私が、
飴をくれる「おばちゃん」に変化しないことを切に願う。
目の前には後輩殿方がやってきた。
こりゃまた、若い。
若いんである。
ピチピチでナウなヤングなんである。
会話の弾み方も早いし、仕事も早い彼。
二人で残業していて、気付いたら20時30分を回ることもしばしば。
「きっと彼は、お腹空いているんだろーなー?」という想像をして、私は、ついキャンデー等をあげてしまうんである。
「ありがとうございますッ」
素直に舐め出す彼。
なんて、眩しいんだろう。
そう言えば、うちの母親もそうだった。
「若い男の子は、いつもお腹が空いているものだ」という勝手な固定概念から、
家に遊びに来た弟の友達に、いつもラーメンやお好み焼きを振る舞っていた。
そんな母の姿を見ているうちに、私の中で妙な「与える愛」が育っていったものだと思われる。
明日も明後日も、…多分、向日葵が咲く頃まで、我々の残業は続くだろう。
彼にとって、キャンデーをくれる「お姉さん」的存在の私が、
飴をくれる「おばちゃん」に変化しないことを切に願う。