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晴耕雨ログ

晴れの国の片田舎で暮らす自然派おばさん
畑仕事に生甲斐感じながらゆるゆる歩む農婆の人生

野は癒し

2014-04-23 23:00:15 | Weblog
 亡き舅が残したツツジが燃えるように今年も咲いています。
ぶどう温室の側ですから、仕事に行けば毎日がお花見のようなものです。

 他愛もないことが感動であったり、喜びに感じる自分はなんて幸せ者なんでしょう。
        
 作業に向かう道は柔らかな緑に包まれ、仕事の苦労より癒し効果でしょうか。
紫ピンクがかわいいツツジもそろそろ終わり、藤の花が薄紫に見え始めています。
春の野は雑草ですら咲いているだけで明るくなります。
 
    
 ワラビやフキ、山野草もこの時季ならではの楽しみ。
柿の新芽も大きく開きつややかなこと。そして、山帰来ももうすぐ柏餅の季節に出番待ちです。
 アケビの花がこんなにも美しいものだと知ったのは、この地に嫁いで来てからでしたね。

    
 
 夕方には孫も同伴で春の野山を巡ります。
この孫娘に初めて教えた植物、ハハコグサはいまでも覚えています。
草原では思わず寝転がって「あーいい気持ち!」と赤毛のアンになりきり。
名残の八重桜を見つけ「あたしが写すー!」と婆のカメラを奪い撮った孫の力作は夕陽をあびた春の野です。
 そして「ばばも撮ってあげるよ…ピース・ピースよー!」とカシャリ!これはお見せできない秘蔵です。両手ピースで満面の笑みの婆でした。

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