午前中は東大に赴き,「クルマ」プロジェクトの報告を行う。当該分野の専門家に15人ほど集まっていただき,コメントを伺った。この研究では,消費者のクルマへの知覚と装備の平均的関係を基準に,そこからの乖離が市場成果を損なうと主張している。それは間違っていないが,その「基準」自体の歪みにも留意すべきだという藤本先生の指摘。知覚に相応しい技術という視点以外に,技術に相応しい知覚という視点があるという新宅先生の指摘。それ以外にも,専門家たちから貴重なコメントをいくつもいただく。
この研究,表現や解釈にはいくつか問題があるものの,全体には,現実的妥当性があると専門家たちに認めていただいたように思う。これをベースに,より実践的なツールを開発してはどうかという示唆もいただいた。その一方で,これまで準備を重ねてきた企業インタビューは先行き困難だという。すべて相手あってのことなので難しい。ともかく,現時点での成果を論文としてまとめていくことが重要だ。どこに投稿するか。それ次第で,もっとしつこい分析や,既存研究レビューが必要になる。ふぅ・・・。
午後は,全く偶然に日が重なったが,自動車業界で長年マーケティング実務に携わってきた鵜沢さんに,Cマーケティングの授業でお話いただいた。自動車産業の歴史的変化を確認したあと,マーケティングリサーチや商品企画の話題へと進む。質疑応答では,早速若者のクルマ離れの質問が出た。それやこれやを含めていえば,日本の自動車産業はいまや世界に対して大きな責任を負っているのだなぁ,と感じた。これまでの高い品質やサービスの水準を維持することに加え,新しい何かを生み出す点においても。
それはともかく,自分自身,最近全くクルマを運転していない。東京にいると,確かにクルマはいらないのだ。しかし,そろそろクルマに乗って,どこかに行きたいという気持ちが高まってきた。エアコンとステレオ付のモバイルスーツを着て,日常に変化を与えたいという欲望だ。
この研究,表現や解釈にはいくつか問題があるものの,全体には,現実的妥当性があると専門家たちに認めていただいたように思う。これをベースに,より実践的なツールを開発してはどうかという示唆もいただいた。その一方で,これまで準備を重ねてきた企業インタビューは先行き困難だという。すべて相手あってのことなので難しい。ともかく,現時点での成果を論文としてまとめていくことが重要だ。どこに投稿するか。それ次第で,もっとしつこい分析や,既存研究レビューが必要になる。ふぅ・・・。
午後は,全く偶然に日が重なったが,自動車業界で長年マーケティング実務に携わってきた鵜沢さんに,Cマーケティングの授業でお話いただいた。自動車産業の歴史的変化を確認したあと,マーケティングリサーチや商品企画の話題へと進む。質疑応答では,早速若者のクルマ離れの質問が出た。それやこれやを含めていえば,日本の自動車産業はいまや世界に対して大きな責任を負っているのだなぁ,と感じた。これまでの高い品質やサービスの水準を維持することに加え,新しい何かを生み出す点においても。
それはともかく,自分自身,最近全くクルマを運転していない。東京にいると,確かにクルマはいらないのだ。しかし,そろそろクルマに乗って,どこかに行きたいという気持ちが高まってきた。エアコンとステレオ付のモバイルスーツを着て,日常に変化を与えたいという欲望だ。