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Mizuno on Marketing

あるマーケティング研究者の思考と行動

雑誌のやけ買い

2007-12-07 20:59:55 | Weblog
本日から新規の授業。離散的(あるいは確率的)選択モデルの基礎と応用を院生向けに講義する。他大学の非常勤では経験があるが,本務校では着任5年目にして初めての経験である。あまりに遅すぎたという気がしないでもないなあ…。初日の出席者は20人ほどか…みんな R か STATA を使えるという。

明日の JIMS での発表(およびコメント)を前にして資料の準備をしつつ,夕飯後は JACS の準備で夜を徹する覚悟。とはいったものの,明朝,車で東京へ向かうため,ほどほどにしておこう。それにしても時間がない。忘年会の誘いがないのは寂しいが,悩まずに済むので助かってもいる。

本屋で雑誌のやけ買い…

Motor Magazine 2008/1 「BMW 強さの秘密」「VWゴルフの新しい戦略」
Navi 2008/01 「いま買いか? 待ちか? それが問題だ!」
週刊東洋経済 2007/12/8 「i はだからスゴイ! iPodに隠された謎」
マネーポスト 2008/1 「お金の偽装を見抜け」

そして,内山幸樹『仮想世界に暮らす法』(講談社)も購入。ブルーバックスにしては薄めである(中身ではなく厚さが)。

統計ソフトを買う季節

2007-12-07 01:02:54 | Weblog
SPSS の新バージョンは,キャンペーン期間中にすでに申し込んだ。他に優れた統計ソフトがあったとしても,スウィッチングコストはかなり高い。その典型が JMP だろう。実は旧バージョンを「所有」しているものの,いまだ全く使用していない。こちらもバージョンアップのキャンペーン期間中であり,決断を迫られる。最近の OR/MS Today のレビューでも,GUI や使いやすさで高い評価を得ていた。

所有すれど使っていない統計ソフトは他にもある。まず,STATA だ・・・計量経済学系の幅広い手法に対応しており,経済学者の間では有名なようだ。同僚にも愛用者が何人かいる。選択モデル関連もカバーしているが,その点では,LINDEP のほうがより専門特化していそうだ。その上位ソフトとして,NLOGIT というものも出ている。選択モデルを教える身として買っておくべきか・・・。

潜在クラス分析の Latent Gold は選択モデルにも対応し,魅力を増しているが,毎年のライセンス更新を要求するようになった。ぼくの立場ではそれは困る。確かに SPSS もバージョンアップが頻繁にあって,毎年何やかやと支払っているから,同じことかもしれない・・・。節約したいなら,フリーウェアである R を使いこなせば済む話だが,それなら使い慣れた MATLAB で済ませる,という展開になってしまう。

今日,注文していた Logistic Regression Using The SAS System が届いた。再び SAS を使うためではなく,ロジスティック回帰について,貴重な情報が入った,なかなかいい参考書だからである。しかし,表紙を見た途端,これは以前に買ったことがあるのでは,という思いにとらわれた。書棚を探してみるが出てこない・・・明日から始まる,大学院のデータ解析の授業で必要なので,仮にどこかに埋もれていたとしても仕方がない。