今年最後の卒論打ち合わせのため大学へ。クチコミの伝播がよく知られたネットワーク類型のもとでどのようにふるまうかを調べる研究。比較的順調に研究が進んでおり,MASコンペにも出場することになった。審査員諸氏に評価されるかどうかはともかく,わが研究室にとっては今後重要な研究の礎石になるだろう。
過去2年の卒論研究に基づく Emergence of Leader-Follower Structure ... が WCSS の postproceedings に選ばれたというメールが届く。今年最後の朗報だが,Springer のテンプレートがややこしそう。にしても,エージェントベースの研究コミュニティが,きちんと国際学会を運営し,出版物も残していくのはすごい。
主流派の経済学は最近,実験経済学や行動経済学に寛容な面を見せるなど,以前より柔軟になりつつあるとはいえ,エージェントベースとのギャップはまだまだ深い。ぼくは工学系の人々ほど簡単に経済学を見切ることができないが,とにもかくにもコミュニティを築いていく推進力には頭が下がる。
来年日本で開かれる計量心理学の国際学会についても,組織委員会は献身的に取り組んでいる(マーケ代表の末席を汚しているぼくは,ほとんど何もしていないが・・・)。これがちゃんとした学会,研究者集団のふるまいなのだろう。そう考えると,マーケは・・・いや,来年,商業学会デビューを果たしてから結論を出すことにしよう。
過去2年の卒論研究に基づく Emergence of Leader-Follower Structure ... が WCSS の postproceedings に選ばれたというメールが届く。今年最後の朗報だが,Springer のテンプレートがややこしそう。にしても,エージェントベースの研究コミュニティが,きちんと国際学会を運営し,出版物も残していくのはすごい。
主流派の経済学は最近,実験経済学や行動経済学に寛容な面を見せるなど,以前より柔軟になりつつあるとはいえ,エージェントベースとのギャップはまだまだ深い。ぼくは工学系の人々ほど簡単に経済学を見切ることができないが,とにもかくにもコミュニティを築いていく推進力には頭が下がる。
来年日本で開かれる計量心理学の国際学会についても,組織委員会は献身的に取り組んでいる(マーケ代表の末席を汚しているぼくは,ほとんど何もしていないが・・・)。これがちゃんとした学会,研究者集団のふるまいなのだろう。そう考えると,マーケは・・・いや,来年,商業学会デビューを果たしてから結論を出すことにしよう。