今年もクアトロが仕込んでいたカラスミがクリスマスに間に合った。
それはそれは、なかなかの出来映えである。
そのカラスミをたっぷりと摺り下ろしたペペロンチーニを試食する。
スパゲッティの全面をカラスミが覆い黄金色。
ニンニクの香りがまず鼻孔を襲う。
そして、カラスミならではのねっとりと絡みつくような旨みが広がる。
唐辛子の辛味も良いアクセントだ。
この美味しさにいつまでも浸っていたい。
そう思わせるようなスパゲッティがこのカラスミのスパゲッティ。
そして、食べ終わった後に、奥歯に挟まったカラスミの粒も愛おしい。
こんなに美味しいと報告しながら、今日も夜はご予約で満席のクアトロ。
なんと申し上げてよいやらモグモグ。
奥歯にものの挟まった言い方のクアトロの父である。
「自家製カラスミのペペロンチーニ」は、新春に発売予定であるモグモグ。
※本日のディナーは、ご予約で満席です。
※今年のおせちのご予約の受付は終了しました。
クリスマス・コースの花形は、メインディッシュよりもアンティパストだ。
アンティパストの華やかさで、クリリスマスの雰囲気は上がる。
今年のアンティパストは二品。
「聖夜の前菜／リース仕立て」は、カボチャのスープ、グリーンオリーブ、長ネギのマリネ、菜の花、プヨ姫、ブロッコリーとカリフラワーのカラブリヤ風、バイ貝の冷製アヒージョ、北アカリと生ハムのムース。
「カルパッチョ／クリスマス・バージョン」は、アボガド、ホタテ、マグロ、サーモン、平スズキ、甘エビ、コハダ、キャビア、ウニ、タコ、イクラ、キンカンのソース
アンティパストと共に、クアトロの父の選ぶワインでメリークリスマス！
※今日と明日のディナーは、ご予約で満席です。
※今年のおせちのご予約の受付は終了しました。
今日からクアトロのクリスマス・コースの肉料理には、甲斐路軍鶏が登場。
クリスマスに、ホロホロ鳥や七面鳥よりも、美味しい鶏を見つけました。
噛めば噛むほど旨みが広がる鶏。
さらに、クアトロのシェフは、烏骨鶏のカルボナーラ・ソースで仕上げました。
今年のクリスマスの自信作のひとつです。
※今日と明日のディナーは、ご予約で満席です。
※今年のおせちのご予約の受付は終了しました。
明日からのクアトロのクリスマス・コース用に、シェフが立派なクエを仕入れてきた。
先だっての九州場所の関取たちのご馳走はアラ鍋。
このアラとはクエのことだが、クエは言わずと知れた超高級魚。
主に関西の高級料亭で消費され、なかなか関東の庶民の口には入らないが、クアトロのクリスマス場所にクエが入荷。
しかも立派な大型のクエ。
深海魚らしい上目遣いに口元はぎゅっと結んでいる。
立会前の力士のような形相の魚だ。
鍋では、フグ以上に旨いと評されるが、そのクエをクリスマス用にクリームソース煮でアレンジ。
はっけよい、クアトロのクエを使ったクリスマス料理まったなし。
※当面の間、クアトロは夜の営業を９時半までとします。
（８時半最終入店とさせていただきます）
今日は、クアトロのクリスマス・コースのデザート用に、茨城県八郷町のこだわりのイチゴ“イバラキッス”を仕入れに出かけました。
クアトロがクリスマスに使うイチゴは、完熟のイチゴのために、直接仕入れに出向くのが最適。
今年は、ガソリンの高騰のため、イチゴの生産量が少なく、いつものイチゴ屋さんは、レストランにはクアトロにだけと云うことで売ってくれました。
クリスマス・コース限定になるかもしれない、イバラキッスのデザートです。
※クアトロは、火曜日の夜と水曜日全日は定休日となります。
