今年もクアトロが仕込んでいたカラスミがクリスマスに間に合った。
それはそれは、なかなかの出来映えである。
そのカラスミをたっぷりと摺り下ろしたペペロンチーニを試食する。
スパゲッティの全面をカラスミが覆い黄金色。
ニンニクの香りがまず鼻孔を襲う。
そして、カラスミならではのねっとりと絡みつくような旨みが広がる。
唐辛子の辛味も良いアクセントだ。
この美味しさにいつまでも浸っていたい。
そう思わせるようなスパゲッティがこのカラスミのスパゲッティ。
そして、食べ終わった後に、奥歯に挟まったカラスミの粒も愛おしい。
こんなに美味しいと報告しながら、今日も夜はご予約で満席のクアトロ。
なんと申し上げてよいやらモグモグ。
奥歯にものの挟まった言い方のクアトロの父である。
「自家製カラスミのペペロンチーニ」は、新春に発売予定であるモグモグ。
※本日のディナーは、ご予約で満席です。
※今年のおせちのご予約の受付は終了しました。