ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

恐怖の13日の金曜日のクアトロ

2019年09月13日 | クアトロ・スタジオーネの話

ギー

立て付けの悪いクアトロの扉を開ける。

すると、鉄仮面のような無表情な男が、

イー

暗い声でささやく

「いらっしゃいませ」と云った様だ。

席に付くと、更に暗い声で、

「なににしましょうか」

「今日のおすすめは、血もしたたるような肉が」

とは、云っていなかったが、北上牛のステーキがおすすめだと云う。

 逆らえない恐怖心から、その肉を注文すると、血のように濃いワインも注文しろと云う。

そして、ステーキとワインが運ばれてくる。

ギャー

心の中で叫ぶ。

なんて美味しいんだ。

13日の金曜日はクアトロで過ごそう。

 

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