ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

勤勉で内向的な酒

2011年10月04日 | お酒の話

Photo あら、えっさーさと島根県安来市の日本酒「月山・ひやおろし」がクアトロに入荷。
島根県てどこにあるの、鳥取県と島根県はどっちが右でどっちが左などと、関東の人には印象の薄い県。
島根県特に安来市のある出雲地方の地域性は、勤勉だが内向的と云われているようだ。
クアトロに入荷した「月山・ひやおろし」を飲んでみる。
香りは穏やかで派手さは無い。
口に含むと爽やかな酸が心地よい。
この酸はひやおろしならではの切れの良い酸である。
飲み口はすっきりとした辛口で、米本来の旨味がじっくりと主張してくるお酒だ。
出過ぎず、足りなすぎず、合わせる肴を申し分なく引き立ててくれるタイプの酒だ。
始めは少し物足りなさを感じるが、飲み進むと実力を発揮する酒であろう。
出雲の地域性を反映したような酒である。
今日はクアトロのメニューにある江戸前のイワシや鱈の昆布〆にでも合わせてみたい酒である。

コメント
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