「へいべいさん」??の地蔵さんと呼ばれる、助命集落はずれの林道脇に有る地蔵磨崖石仏です。
<助名集落、西はずれの早春>
付近には石垣積みの屋敷跡だと思しき平地もあってその昔には集落がこの辺りにまで伸びて居たことが窺われる。
いかにも野辺の仏の風情が嬉しい・・・。
大きな木を頭上に戴いた岩に舟形後背を背負った像高50cmばかりの地蔵菩薩立像
この地蔵磨崖は屋敷内に追善供養のためでも造立したのだろうか??、秋月道光信士の戒名が見える。
延享三年(1744)の銘も見え、江戸時代中期 徳川吉宗の時代、いかにも省略され崩れ果てた像容は頂けないが、その分素朴だと言えなくもない。
右手岩面や左手別岩にも板碑状の彫り窪みがあり、真新しい供花も手向けらている。
子孫の方が近くにでもいて、大切にお守されているのだろう・・・。
撮影2011.4.7
まず、進入しなかった道です。
助命の村内は、区民の許可がないとお寺、神社には入る事が出来ません。
まぁ、気持ちはわかりますが・・・
本当にモラルのない輩が多いからいい迷惑ですよね。
まあ僕達もそう見られてもしょうがないけど・・・。
やっぱり胡散臭いでしょうね。