僕の山城から丹波篠山へは亀岡経由、国道372号線で天引峠を越えて篠山市へと入って行く。
そんな篠山市に入って一番最初の集落で出逢った茅葺き民家。
国道から家並の建ち並ぶ旧街道筋に入ると「トタン懸け屋根」があちこちに見え、古い集落である事を窺わせる。
ちょうど運良くか?運悪くか?茅葺屋根の葺き替え中に出くわした。
茅葺き職人さんがのんびりタバコをくゆらせて居たのでそれと声を懸け撮影させて貰った。
話によると職人さんたちは旧丹南町からこちらにまで来ているとか・・・・、まだちょうど裏側の茅を刺し終えたばかり。
やっぱり雪の多い地らしく勾配のの急な入母屋造り葺き下ろしに成っている。
その上街道に妻側を向ける妻入りに成って居て、僕の目には新鮮に映った。
茅葺き屋根と覆懸け家ながら、懐かしい姿の民家が二軒並び建つ景観は何とも嬉しいプレゼントでも有る。
小耳に挟んだ話によるとこの民家も町の文化財指定になるとか??、もうすっかり美しく整えられただろう・・・。
撮影2013.10.21