名阪大内インター近く、橋本寺に残された六地蔵石憧。
旧国道25号線脇、木津川と田園地帯に囲まれた中にある檀家寺・・・、最近改築が成ったのか良く整備され真新しい。
六地蔵石憧は境内脇の墓地内に安置されている。
どうも何処から見ても落ち着かず、アンバランスな感は否めない・・・・後補の蓮台の上に六角龕部を載せ、頂部のとんがり頭の円錐笠を置いていて、子供の積み木の様にも見えたりもする。
龕部も見る限り中世仏の匂いは消え失せた江戸期以降のもの・・・石仏としての価値は見いだせませんが・・・このアンバランスさがどことなく良い。
撮影2012.5.4